癌患者学の筆者の柳原和子さんの名前をたった今、新聞の広告欄で発見。うれしい。ほんとうれしい。この方のことずっと気がかりだったんだけれど、知るのが怖かった。私が癌告知をうけるずっと前にテレビのドキュメンタリー番組で取材をうけていた。確か肺ガンを患い、完治まであと一息の5年目に再発。その時点で余命半年と医師に言われたとか。それでも柳原さんは自分が信じていることをひとつひとつ重ねて日々大切に暮らすのだと、玄米食なんかをこつこつやってらっしゃった映像が印象的だった。玄米食がどうということではなく、自分が信じたことをやってる毎日がいいんですよ、みたいなことおっしゃってて、私もその人生観にすごく共感した。そしてその結果はどうだったのかなぁと時折思い出しては確かめるのが怖かったのだ。あぁでもその結果がそう、今でも元気に雑誌の対談なんかやってらっしゃるんだ!!!!なんて素晴らしい。余命半年の予言をみごとに蹴散らしたのですね。そう、希望はいつだってある。全員が信じていいのだと思う。信じて日々暮らすことそのものが素晴らしいですよね。あぁほんとうれしい。うれしい。