作詞の師匠が亡くなりました。
彼に歌詞のアドバイスを貰っていた頃
私はもう乳がんになっていて、
生死のぎりぎりの刹那的な歌詞を
よく共感してくださり褒めてもくださいました。
そして今、
彼はそんな歌詞を褒めている場合でも
私はそんな歌詞を褒められている場合でもなかったと
思い知っています。
ここ数年は音信不通ではありましたけれど
彼が一人ぼっちの部屋で準備をして
行ってしまったことが悲しくてたまりません。
作曲家でもあった彼の指は
キーボードにしか、ギターにしか
使ってはいけなかったと思うのです。
作詞のつきあいはどうしても感情のつきあいとなり
すごした時間は短かったけれど
いろいろ思い出します。
彼は私のデビューに気づいたかな?
気づいたなら私の歌詞をどう添削したかな?
私のことなどすっかり忘れちゃったかな?
まして、私が彼を救えたわけもないですから。
そして私は生きなくてはいけないから。
いくらネットを検索したって
彼が助かったという記事は出てこないから。
泣きながら検索しても出てこないから。
おしまいにしなきゃね。
教えてもらったことまでは
渡さないよ。
教えてくれたことは私と生きていくんだからさ。
ばかぁぁぁぁぁぁぁ。
そう、許せない。
当分、許さない。
彼に歌詞のアドバイスを貰っていた頃
私はもう乳がんになっていて、
生死のぎりぎりの刹那的な歌詞を
よく共感してくださり褒めてもくださいました。
そして今、
彼はそんな歌詞を褒めている場合でも
私はそんな歌詞を褒められている場合でもなかったと
思い知っています。
ここ数年は音信不通ではありましたけれど
彼が一人ぼっちの部屋で準備をして
行ってしまったことが悲しくてたまりません。
作曲家でもあった彼の指は
キーボードにしか、ギターにしか
使ってはいけなかったと思うのです。
作詞のつきあいはどうしても感情のつきあいとなり
すごした時間は短かったけれど
いろいろ思い出します。
彼は私のデビューに気づいたかな?
気づいたなら私の歌詞をどう添削したかな?
私のことなどすっかり忘れちゃったかな?
まして、私が彼を救えたわけもないですから。
そして私は生きなくてはいけないから。
いくらネットを検索したって
彼が助かったという記事は出てこないから。
泣きながら検索しても出てこないから。
おしまいにしなきゃね。
教えてもらったことまでは
渡さないよ。
教えてくれたことは私と生きていくんだからさ。
ばかぁぁぁぁぁぁぁ。
そう、許せない。
当分、許さない。