北海道の四季登山と読了記

週末の休みを利用して登山しています。ときどき本も読みます。

(068-0807) さざなみのよる

2023年08月17日 | 四季の山登り(2023.1.1~2023.12.31)

「さざなみのよる」(木皿泉著 2018.4.30 初版 221ページ)
著者の小説「昨夜(ゆうべ)のカレー、明日(あした)のパン」に続き2冊目を読了した。
著者は夫婦の脚本家。43歳の小国(おぐに)ナスミの死は家族や友人、関係が薄かった人まで広がる小説。以前NHKで放送されたドラマ「富士ファミリー」の派生作品である。
人の死が終わりではなく、水面のさざなみのように波紋として広がっていく。主人公の死によって新しい命につながっていく。

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