充電日記     

オフな話で一息を。

もう一つの「国語学」

2007年05月22日 | 語彙・地名
・『正文堂物語』1を拾い読み中。「国語学」が出てきました。
 『佐原市史』一〇三三頁で、「著書に『明治詩語粋』『金標註』『古今真宝』……」とあるのは『千葉県香取郡誌』を参考にしたようだが、担当者が国語学に幾分の未熟さがあって、羅列してある活字をどう区切るのかを過った結果のようである。(660~661頁)

・『明治詩語粋金』『標注古文(今?)真宝』は漢詩文の書籍だから学問分野の「国語学」とは必ずしも直結しない。したがってここは「国語力」の意味なのでしょう。ただ、明治期には「国語について学習する教科の名」(日国2)としても使ったようだから、それを踏まえた(感染した?)ものかもしれません。

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