【オーナー 閲覧注意】レクサス LS500h 正直レビュー
・レクサスのLSといえば、トヨタのセルシオにさかのぼる機種。憧れ中の憧れ、
ドイツの某メーカーも「これを作りたかった」と言ったとか(言わなかったとか)。「小セルシオ」と言われたプログレに5年ほど乗ってましたが(もちろん、中古で購入)、やっぱり静かだったんでしょうね、よくあちこち出かけたように思います。燃費は悪かったけれど。
・ロードノイズが気になる、とか。うーん、1500万円のクルマではありえんでしょう。昔のクルマの方が、静かかもしれない。
亡父の日産グロリア・ブロアムとかは、静かでしたねぇ。よほど慣れないと、車速がつかめなかった。300万円台のクルマでしたけれど。もちろん、現在と当時とでは、価格価値が随分ちがうので、要注意です。
・が、1500万円となれば、なんでもアリ、すべてが高級であってあたりまえ、の世界でしょう。運転席まわり、ダッシュボードあたり、ごちゃごちゃとまとまり感がない。
・こんなクルマを出してしまえるのも、トヨタが、「レクサスはブランドとして成功した」とか思ってる証拠かもしれません。内実はほどほど、そこそこでいい。「レクサスに乗ってる」という満足感だけ、与えられればいいとか考えているのでしょう。それじゃあ、いつまでたっても欧州車にかないっこない。どうも、こう、企業文化の薄っぺらさばかりが目立つ気がします。いつか買っても、何を買っても満足のいくクルマ・・・ そういうのを作ってこそ、信頼が勝ち取れるんじゃないかなあ。
・おそらく、トヨタは、トヨタのままでセルシオを作ってた方が良かったかもしれませんね。もちろん、商売としてはとても順調のようですが、「物を作る」というのは、またちょっと別なんだろうと思います。