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充電日記     

オフな話で一息を。

ハイイロガン

2010年02月13日 | 
・「鳥運」がついてきたのでしょうか。
・北帰の前にサカツラガン・ハクガンを見ようと湖北へ。ポイントを教えてもらおうと野鳥センターに行くと、「ハイイロガンも来てますよ!」と、『日本の鳥550 水辺の鳥』を示される。この本では見やすいものから◎○◇△×の順に示してある。ハイイロガンは△。ハクガン・サカツラガンや、以前鈴鹿で見たカリガネも△。そうそう見られる鳥ではないのだ。
・ポイントに向かえばすでに先客が。時折、霰が降るなか、皆さんがんばっていた。ワゴン車で来た中年女性御一行もいる。ひょっとしてブームなのだろうか。できれば、NHKの趣味悠々などで扱ってもらいたくないものだ。これもやはり意地悪でいうのではなく、人口が増えるとマナーが低下するものだから。
・いや、それにしてもこのコハクチョウの群れはすごかった。亜種のアメリカコハクチョウがいるのは分かるが、サカツラガン・ハクガン・マガン(画像左)そしてハイイロガンまで混在しているのだから。

・ハクガン(↑)。昨年末に見たときは、まだまだ灰色・褐色の部分が多かったけれど、随分、成鳥に近づいてきました。嘴も黒から肉色へ。やがてピンクになるでしょう。

・アメリカコハクチョウ(↑)。コハクチョウの亜種。目元の黄色部が、コハクチョウ(画像右)にくらべて著しく小さい。ほんの点だけのものもあるそうです。画像下の子もコハクチョウにくらべるとかなり小さい。アメリカコハクチョウとの交雑のようです。

2/17補
ハイイロガンが滋賀県に来たのは22年ぶり3度目、ハクガンは29年ぶり、サカツラガンは昨シーズンにつづき2度目だそう。それが、揃い踏みで一気に見られる…… そらおそろしい?

ナベヅル2

2010年02月09日 | 
岐阜県で初めてでしたか。以前には来ていたものが、最近来なくなった、というのではないようです。

・どうやら石川県に飛来したものが岐阜にも渡ってきたようです。

・2月10日夜。Mという人から電話(番号は新聞社から教えてもらったよう)。アマチュアの愛好家のよう。お話を聞くとマナーもきちんとしているようなので、ある程度場所をお教えする。ナベヅルも立ち寄っただけのようだし。夏鳥のように営巣するのだったら誰にも教えません(意地悪ではなく、ね)。

・2月11日夕方。生態系トラスト協会の関係者の方からメール。画像を、会員のMLで回覧したいが、許可願いたいと。お役に立つならうれしいとお返事。

・2月11日夕方。日本野鳥の会・岐阜県支部の関係者の方からメール。やはり岐阜県初記録とのお知らせ。会報に画像を使用したいので許可願いたいとも。好きでしていることがお役に立つならとお返事。

・2月13日夜。野鳥の会・岐阜県支部の方からメール。美濃地方で6羽を確認と。一週間、岐阜県内に滞在してくれてたんだなぁ。

衝突死

2010年02月08日 | 
・休憩中に散歩。今朝、カエデの林にイカルを見かけたので確認にいく。さすがにいなかったが、特別支援教育の建物の南側に死骸を発見。地面でカエデの実を食べるのだが、人が通るたび、舞い上がって梢に避難する。が、ときに、建物のガラスに衝突する。以前にも同じようなことがあって(そのときはシメ)応用生物科学部の獣医学科に知らせた。今回も同じ方にお知らせする。
・シメの死骸も、今回のイカルの死骸もカメラに収めたけれど、とても公開する気にはならない。

ナベヅル

2010年02月07日 | 
・今日も今日とて、アクアワールド水郷パークセンターへ。懲りないというか、結構、飽きるまで行ってしまいますね。県道を南下しつづけると、雨子が東進の指示を出すので、たまには従って別の県道をたどれば、(岐阜県)海津市平田町内でナベヅル発見。我が目を疑いつつパシャリ。成鳥4・幼鳥2の家族でしょうか。

・しかし、びっくりします。冬には色々な鳥がきてくれますが、ツルまで来るとは。鹿児島の出水なら、それこそ1000羽単位で渡ってくるので、いやになるほどです。あまりに出水に集中するので流行病が種を滅ぼすのではと恐れられているくらい。本能的に分散するようになったのかな?

・ギャラリーは皆無。ひょっとすると、このナベヅルを見たのは私たちだけかもしれません。それとも、もう知られすぎ飽きられた存在? 小牧市にはタンチョウが来ているらしいので、そちらに皆さん行ってしまったか。

・惜しみつつセンターに向かう。イタチはいないものの、蓮池からミサゴが鯉を奪取するし、ケアシノスリ(たぶん)止まっているし。これでは行くたびに出逢いがあってしまう。もう少し通いましょう。


・背景は伊吹山。藁の色にひかれてホワイトバランスを誤ったようで、うまく色が出てくれません。

イタチが居た地

2010年01月30日 | 
・先週に続いてアクアワールド水郷パークセンターへ。今日は、バン・オオバン・カワセミ・ヒヨドリ・アオサギ・アオジを確認。哺乳類はヌートリアの代わりにイタチ。このポーズ(↑)のあと、池にダイビングし、見事に魚をくわえて上がってきました。あと1回ダイビングしてやはり魚を見事にとらえ、ねぐらに引き込みました。
こすり、すりすり

・虫でもついていたのか、ねぐらから日向に引き返すと芝生に身体をこすりつけまわります。そのしぐさの可愛いこと。5分くらいはそうしていたかな。生イタチは2度めですが、こんなにサービスのよい子もいるんですね。

ニュウナイスズメ

2010年01月24日 | 
・新フィールド開拓のため、海津市の耕地をさまよっていたらアクアワールド水郷パークセンターに行き着きました。そういえば、ここは一度は来なければと思いつつ、木曽三川公園の一環なので、子どもが多いんじゃないかと敬遠していたところ。鳥見にいい環境でも、子どもが騒いでいると鳥が来ないからねぇ。幸い、遊具がなく、大人向けの施設になってました。
・中心部は住宅展示場のように幾棟かの展示・活動施設が建っている。水郷といえばオランダということか、風車やら運河やら跳ね橋やらも装備。そして広い広い蓮池。シーズンになったら駐車場も混むことでしょう。早起きして蓮の花にとまるカワセミをねらうか? ヨシゴイなんかも期待できそう。
・ざっとみたところでも、あの広い蓮池にカモ類がいないのが不思議だけれど、バン・オオバン・カイツブリ・カワセミ・ヒヨドリ・ダイサギ・ウグイスそしてニュウナイスズメ(+ヌートリア。笑)を確認。特にニュウナイスズメは初めて。何やら嬉し。今後ともよろしく。
冬羽のオス

・普通のスズメは目下に大きめな黒斑があるが、ニュウナイスズメにはない。だから、この黒斑をニュウというのです…… というの鳥見屋さんたちの古典的なおふざけ。

・ウグイスに出会えるとは。例のさえずりはまだ聞けません。「チッチッ」と地鳴きばかり。低木(椿?)の密に繁ったところをチョコチョコしてました。出てきた一瞬を捉えて。でも、ウグイス類は皆さん似てるから別の鳥かもしれない。

手近に探鳥

2010年01月09日 | 
・気分的にちょっとバタバタしてるので近場で探鳥。今日はエナガがお相手でした。里山ならいつでも会える鳥ですが、いつ会ってもかわいいヤツ。チュクチュクと鳴いてはチョコマカ動き、なかなか撮らせてもらえないけれど。
・せっかく撮ったと思ったら露出アンダーのオンパレードで泣きました。なんでその場で確認せんかなぁ。掲出したものは、画像ソフトで無理矢理調整したもの。色味がまったくだめ。


鳥見納め

2009年12月30日 | 
・養老町方面へ。このあたりは広大な農地が広がるので、猛禽類がよく見られ、今期はすでにオオワシ・ハイイロチュウヒなど、珍しいものが確認されています(こちら)。で、あやかって。
・さすがに、そう簡単には見られませんが、それでもハヤブサ(上)・ノスリ・チョウゲンボウ・ミヤマガラス(下)などが見られました。ミヤマガラスは約100羽の集団。
白っぽい嘴が目印。凛々しい夫と「つつましい」妻、でしょうか。クリックで部分拡大


雨に降られず、白鳥に振られ

2009年12月29日 | 
・湖北町へ。ハクガンにくわえ、サカツラガンも昨年につづいてやってきたという。ハクチョウの群れのなかに居るのは分かっている。だから、まずは群れをさがすのだが、これが見つからない。300羽も来ていて、いくつかの群れに分かれているのなら、あてずっぽうに走ってもどれかにぶつかるはずなんだが、一羽も見かけない。どうしたことか。
・ユリカモメ・カワアイサ・ミコアイサで気を紛らす。ミコは巫女? 別名、パンダガモ。
カワアイサ
ミコアイサ


ハクガン

2009年12月13日 | 
・行ってきました、湖北町。野鳥センターでハクチョウの居所を聞いてかけつけると、すでに広からぬ農道に5~6台のクルマが駐車中。雨子の置き場所がない…… 近くの集落の集会場前に駐車。近所の方がちょうど出てきたので挨拶。
・いかんせん、風が強い。さえぎるものが何もないからね。手振れ補正レンズのありがたみを痛感しました。光線の行方を、ハクチョウたちは計算しているのでしょうか。逆光ばかり。
・件のハクガンは、新潟に来ているのが、コハクチョウの群れに紛れてきたそう。幼鳥なので、まだ白味が足りない。ツートーンカラーの頭~首部はサカツラガンみたいですが、大きさは2まわり近く小さいか。背後のコハクチョウの半分近い。首が短いこともあってコロンとした体型が印象的。愛らしい。
羽ばたきも見られました。ちょっとピンボケだけど

・雨子も機嫌よく、燃費表示は12.6キロ。混むのを避けて早々と帰ってきたからかな。土日は高速に皆さん向かうんでしょうか、地方道は大抵空いている。