・台風がくるとワクワクする人がいるそうですが、私の場合は、珍鳥が流されてくるからワクワク。直前の台風で、クロハラアジサシが大量に中部地方にやってきたとか。それが、あちこちに分散してもいるよう。100羽単位で眺められるところもあれば、30羽程度のところもあるのだかそうですが、うううん、せめて1羽でもみたい。
・私の得た情報だと、犬山城にもほど近い扶桑緑地公園と西濃のどこぞの池。具体的に特定できる緑地に行ってみました。が、遠くにそれとおぼしいものを2・3羽見ただけでした。双眼鏡でもディティールは分からない。ううう、これでは見たうちに入らないなぁ……

・傷心を抱えて岸近くの洲を見ていると、キーキー声がする。2~3羽ほどカワセミがいる模様。ブッシュから姿を見せてくれないので、あたりを行き交うツバメを撮ってみたりするけれど、米粒のようにしか撮れない(撮ったのを確認したら、どうやらイワツバメらしい。ツバメにくらべて丸い感じ)。
・来た道を引き返す。と、近くの疎林を横切る影がある。割りに近い枝に留まった。背を向けている。羽の枠取りを見るとカワラヒワかとも思うが、色味が薄い。クチバシも細い。ほっそりした体型はヒタキ類。サメビタキとかコサメビタキとかの仲間。

・望遠デジカメで撮ったり、一眼レフで撮ったり大忙し。設定、きちんとしないで撮っちゃいますね。大慌てだったから。一眼レフのレンズは、手振れ補正が故障のため、画面が5秒前後ブルブル震える。それが収まってからじゃないと撮れないので余計大慌て。やっぱり修理に出しますか。
・しかし、不思議に思うのは、コンパクトデジカメだとあらかじめ入力したさまざまな設定が、一発で呼び出せるのに、一眼レフではまずそれができないこと。もちろん、色味のコントロールなどはいくつも登録できるけれど、設定項目はそれだけじゃない。風景のときと、鳥のときと、メモ的な撮影のときなど、最低3点くらいは一気に切り換えたい。3っつのカメラを持っているかのように扱いたいわけです。しかも瞬時に切り換えられるように。今回は、色味か薄い設定で写してしまいました。