徐仙日乗

日記、随筆

徐仙日乗 読書 ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ 虚淵玄

2019-03-19 20:40:37 | 日記
徐仙日乗 読書 ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ 虚淵玄 ガガガ文庫
読了 読書メーターと重複

スマートフォンの功徳として気に入ったアニメを探せる様になった、ということがある。お陰で、バジリスク、ガルパン、艦これ、マドマギなどを遅ればせながら楽しんできた。本作もお気に入りの一つ。正統的なピカレスク、アクション作品で(まあ、脱線もあるのだが)何よりキャラクターがカッコいい。皆んな煙草を吸っているし。小説も中々。主要キャラ皆んな頭が病んでいるのだが、その病み方の方向性が小生にとっては新鮮だった。脱線が過ぎてもこれなら許す。結果有り得ないレヴィの女王様が描かれることに。ニンジャの件も口アングリ!

徐仙日乗 読書 上杉謙信 吉川英治

2019-03-19 12:08:56 | 日記
徐仙日乗 読書 上杉謙信 吉川英治 青空文庫
読了 読書メーターと重複

昭和12年週刊朝日連載。主に川中島の戦い前後を描いている。例の謙信が単騎で床几に腰掛けた信玄に迫る件はアクション小説さながらで迫力がある。「塩野十字軍」を読んだばかりなので合戦の実態の様なものが気になってしょうがない。恐らく武田、上杉双方に沢山の資料、伝承はあるのだろうが、それだけではなく従軍記者の様な観戦記録もあるのだろうか?合戦の始め方なんて初めて読んだ。成る程と思う。「一番槍」の高名ってこの事だったのか。最初に突っ込む勇気と味方への鼓舞、現代では似た物が無いだけに考え込んでしまう。現代では歩兵の突撃すら稀な時代になっていることに気がつく。それにしても戦史って面白い。謙信の人間像とか塩を送った話とかも出て来るけれど、そこら辺は平凡。但し配下を心酔させるカリスマ性が必要だった事も事実。