ささの子通信

温泉、人形遣い、ソフトバレー、育ジイ、B級グルメ?

猿橋小学校公演

2011-01-21 | 人形遣い
会社、、、半休取って参加。

大きな学校だぁ
児童数は300。

体育館で幕を釣り準備完了。
体育館の隅でコンビニのおむすびで昼食。


まずは琴クラブの子供たちの演奏。

人形の動きについて見てもらいその後、仕組みについて解説。
かぶは受ける。
角が出ると子供たちの歓声が上がる。


三番叟、いままでの公演で一番笑い声が多かった。
ちょっとのことで可笑しい歳なんだろうな~

続いて傾城阿波鳴門。
義太夫の聞き取りは難しいだろうに真剣に見てくれた。

子供たちの中から将来、遣ってみたいと思ってくれる子が現れるのを期待。
種は蒔いた。
これからも機会があれば種を蒔き続けないとね

公演後に学校内を案内していただいた。
すご~いっ
空間が多い。
ひとつの部屋にふたクラス入ってる。
木を使っていて暖かみのある造り。



今年の公演は有料。
地元のCATVの放映は有料公演と言うことで“なしっ”と決まったそうだ。
新聞記事としてもNGと…

CATV勤務で5年来撮り続けてくれている人が個人的に映像は撮ってくれることになった。
デジ研からも無償で協力をしていただけそう。

有料公演は儲けよう、、、そうじゃない。
日当がでるわけでもないボランティアな活動。
公演の為にはお金がかかる。
会場費、暖房費、太夫さん、三味線さん、音響さん、大道具費に演出費。
今回は五代目の襲名披露ともなる公演。

伝統芸能の有料公演の難しさを日々実感。
大抵はこうして消えていくんだろうな~と思った。
遣い手の発掘も含め未来へ繋げていくことは簡単ではない。
来期の助成申請が通らなければ来年は自主公演は無理だろうな~
このままでは二年後の国民文化祭参加までも危うい…