団地夫婦の日々

常盤平団地夫婦の54年、団地内で気付いた事を時々に、妻の料理、私の買い物等

常盤平団地の54年 日本ラグビーと東京オリンピック

2019-10-21 21:10:42 | 夫婦

TVでラグビーを見る為に日本シリーズはビデオに・・

私は今回は南アフリカに敗れると予測していたが、奥様は只管日本チームの頑張りに期待しているようで・・

なまじラグビーを知っている心算だと、実力を優先して優劣を判断して仕舞うから・・

奥様が純粋に日本を贔屓に応援する気持ちに私も肩入れして日本の勝ちを意識してしまう・・

これはこれで「ひょっとして、若しかした勝つ?・・」等と複雑な気持ちも有ってワクワクしていました。

二人で最後まで応援して、試合後の選手、家族、関係者、数多く残ったフアンとの涙と笑顔の交流シーンまで・・

画面の右隅に終りの文字が移る迄見続けて・・

台風が続けて日本本土に上陸する中でのラグビーW杯が、それでもこれ程盛り上ってくれるとは、1ラグビーフアンとしてこんな嬉しい事は有りません。

日本チームは敗退しましたが、世界の強豪4チームが出そろっての準決勝、決勝と日本中が世界最高度のラグビーを楽しめる素晴らしい機会だと思っています。

優勝候補のニュージーランドが企業のスポンサーでは無く、独自に色々な分野で商業活動をしてチームを応援していく姿を知ってラグビーが人気スポーツとして発展していく一つのモデルを示しているようにも思えます。

勿論、今回の日本チームの活躍によって大会は盛り上がっていますが、未だ上の強豪国がいるラグビー・・

更に強くなる為に選手を応援する資金もいるでしょうから企業関係者を含めて、如何にして応援し、如何にして強化していくのか・・

くれぐれもスポーツとしてのラグビーが世界の又日本の商業化の波に飲み込まれない様に願っています。

選手一人一人が純粋にラグビーに取り組めるようになって欲しいと思うのは私だけで無いと信じていますが・・

さて同じく世界中の人達が集う競技がオリンピックですが・・

残念ながら、こちらは今回の東京大会を転機にして考え直さないといけないようです。

何故なら、近年のオリンピックは商業化され過ぎて・・

IOC?JOC?一体どちらが主体なの?

結果、基本的にスポーツに相応しい環境、開催時期等は無視され開催国及び特定の国の経済メリットのみで決定運営されスポーツ本来の有り方が余りにも軽視され過ぎました。

マラソン、競歩が北海道にと・・何を今更・・開催国に決まった当初から多くの国民が、又関係者の内にも8月のオリンピックに異議を唱える人は多かったのに・・

只、開催国を勝ち取るだけに狂奔した結果が、人類が自ら変えてしまった今の自然環境に迄挑戦して・・

今回のオリンピックが各国選手による競技と同時に牙をむく自然との闘いになって仕舞い・・

遂に北海道へ・・東京都知事が「いっそ北方領土にしたら?」と皮肉を込めて・・北へ北へと五輪の旗は靡いて遂には?・・

克ってオリンピックが政治的に利用された事で、その精神が見失われる不幸な歴史が有りましたが・・

同じ様に自国の経済を最優先に置く風潮が世界的になってきている現状を見れば結果は自明の理です。

日本の総理が施政演説で地球の温暖化対策に一言も触れていないのは何故なのでしょうか・・

経済発展とか外交とか自分の得意分野では威勢が良くても、難しい温暖対策に対しては一向に顧みる事も無く、良いことずくめの案件バカリ・・

元鳩山首相が吹いたホラでも、今の首相が云い出せば、或は本気?と耳を傾ける国民はいる筈ですが・・

悲しいかな私には考えても考えても、何も出て来ない・・何も出来ない・・あ~無情なのです。

オリンピックが世界の商業化祭典なら夜昼早朝深夜営業も止むを得ませんが、今はコンビニだって見直される時代です。

然し、競技する選手にはお気の毒しか有りませんね。

若い人達は暑さを乗り越えて頑張るのが当然と考えておられるのかも・・

だとしたら私のような年寄りは引っ込んでいますが・・

台風並みに「暑さに対して自分の命を守る行動をとって下さい云々・・」が迫っているのです。

スポーツを楽しむのがオリンピックじゃ有りませんか?・・

年寄りの戯言と言われても良い「私は来年の8月の暑さが大嫌いです」

喉元過ぎても決して真夏の暑さは忘れません。

 日曜日はサイゼリヤで早めの夕食を・・

レジで馴染みの若いスタッフと「我々これからラグビー見るんで早く帰らないと・・」「私は野球で・・」

「それじゃビデオ取って?・・」「いえ取ってないです」

アルバイト学生の見本、真面目な良い青年だ青春万歳!頑張れ!

ゴチソウサマ