Sankoの遊び場

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故事成語「推敲」

2016-02-27 10:28:10 | 故事成語

皆さんこんにちは!

さっそくですが、今回も故事成語紹介行きましょう!

今回紹介するのは「推敲(すいこう)」

意味は「詩や文章などの語句を何度も練り直し、良いものにすること」。

 

かつて、唐(とう)の国の詩人である賈島(かとう)は自分の作品中の

「鳥は宿る池中の樹、僧は敲(たた)く月下の門」

(鳥は池中の小島の木の上に宿っている、一人の僧がやって来て月に照らされた門をたたいている、という意味)

という語句の「敲く」の部分を「推す」にすべきか悩んでいました。

馬にのって考えにふけっていると、有名な詩人である韓愈(かんゆ)の行列にぶつかってしまいました。

賈島が訳を話すと、韓愈は怒るどころか、「敲く」にした方が良い、と助言し、

二人は馬を並べて詩について語り合ったそうです。

 

「推敲」の漢字二文字は、賈島が悩んでいた「敲く」、「推す」の二文字から来ているわけなんですね。

私は、始める前にはああでもないこうでもないと悩みますが、出来てしまったあとは、文や作品を見直すということはしません。

だからこのブログの記事も、読み返したら誤字脱字に気づき顔を赤くすることでしょう(笑)

 

それでは今回はここまで!ではでは!

 

 


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