![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/06/55e1c29cdb30c0a1527899d5e2b6446f.jpg)
皆さんこんにちは!
さっそくですが、今回も故事成語紹介行きましょう!
今回紹介するのは「推敲(すいこう)」。
意味は「詩や文章などの語句を何度も練り直し、良いものにすること」。
かつて、唐(とう)の国の詩人である賈島(かとう)は自分の作品中の
「鳥は宿る池中の樹、僧は敲(たた)く月下の門」
(鳥は池中の小島の木の上に宿っている、一人の僧がやって来て月に照らされた門をたたいている、という意味)
という語句の「敲く」の部分を「推す」にすべきか悩んでいました。
馬にのって考えにふけっていると、有名な詩人である韓愈(かんゆ)の行列にぶつかってしまいました。
賈島が訳を話すと、韓愈は怒るどころか、「敲く」にした方が良い、と助言し、
二人は馬を並べて詩について語り合ったそうです。
「推敲」の漢字二文字は、賈島が悩んでいた「敲く」、「推す」の二文字から来ているわけなんですね。
私は、始める前にはああでもないこうでもないと悩みますが、出来てしまったあとは、文や作品を見直すということはしません。
だからこのブログの記事も、読み返したら誤字脱字に気づき顔を赤くすることでしょう(笑)
それでは今回はここまで!ではでは!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます