おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

夢の島 熱帯植物館を歩く

2008年02月08日 | 情報

 
 どうです、熱帯って感じするでしょう?でも外の気温は10度ないですよ・・・。

 ここは東京都江東区にある夢の島公園内熱帯植物館です。建物の大きさはそれ程大きくはありませんが、チョッとした散歩にはいい施設です。
 有料駐車場から歩くこと約600m、寒々とした運動トラックの横を通り、ガラス張りの熱帯ドームを目指して歩きました。入館料大人250円(ちなみに中学生まで100円)を払い、熱帯植物館に入って行きました。左手に小さいお土産コーナーがあり、右方向が順路になっていました。そして熱帯ドームの扉を開けると、上の画像の滝が現れます。ザァーザァーと音をたてて流れ落ちているので、チョッとしたジャングル気分になります?そして小道を進み、珍しい植物がありますが、僕はあまり詳しくないので、何がなんだか分りませんでした。
 その中で、今回初めて見て感激した植物があります。もうすぐバレンタインデーですが、これの原料のカカオの実です。皆さん見たことがありますか?チョコレートのパッケージに、時々絵や写真などで形が出ています。でも実際に目にすると、「これがカカオの実・・」と意外な大きさに驚きます。その実の中の部分が、カカオの原料になるとの事。それ以上に驚くのが、カカオの実の付き方です。普通の感覚だと、葉の間とか花びらの部分に実がつくと思いますが、この実は木の幹の所に付いているのです。見たまま表現すると、真ん中の太い木の所に、カカオの熟した実が、面白い様にぶら下がっていたのです。僕は初めて見ました。
 その先には、これも初めて目にしましたが、バナナの花です。皆さん知っていましたか?滅多に見る事が出来ないそうです。でも一見花には見えません?赤いドリルが垂れ下がっている様です。でもよく見ると、一枚皮がめくれ、そこに白い房の様な物が出ていました。その根元には可愛いい小さいバナナの実がなっていました。

 ここのドームを出て左の温室には、食虫植物が展示してありました。子供の頃、図鑑で見た事がありましたが、現実に見るとただの植物です。でも壺の形をした植物の中を見ると、小さい虫が中に入って死んでいました。これを見ると、生物の世界では、様々な方法で生きていると感じさせられます。なかには虫が触れると、閉じてしまう食虫植物も有りました。説明を読むと、この植物の凄いのは、虫が一度触れただけでは閉じず、二度触れた時に一瞬で葉を閉じてしまうそうです。ここだけ理解すると、この食虫植物の触覚センサーは、単純にすばらしいと思ってしまいますが、ここまで進化した背景には、幾年もの年月を費やした事と思います。

 バレンタインデーまでのイベントで「カカオから生まれたチョコレート展」をやっています。カカオからどのようにチョコレートができ、日本ではどのように庶民の食べ物になったか、小さいコーナーですが よくわかりました。そういえば森永ハイクラウンのチョコレート知っていますか?僕はあの箱が懐かしく思えました。
 夢の島公園には、バーべキューが出来る所もあります。家族で天気の良い温かい日に来るのもいいかも知れません。

 

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