おもしろ探しの部屋

今は昔。こんなものが「有った」こんなものに「会った」の、あったか~い資料室。

中古車インプレッション  -トヨタ アルテッツァ -

2007年11月05日 | 自動車



        アルテッツァ.jpg

 今回の車は、トヨタ アルテッツァをご紹介します。

 今ではトヨタ車ラインナップから姿を消したこの車。登場した時には高性能小型スポーツセダンともいえる存在でした。しかし走り重視のスポーツ車から、乗りやすさ重視のコンパクトカーに、ユーザーのニーズが変わって来ました。その為これだけ短期間で熟成された車が消えてしまったわけです。
 今回のアルテッツァ3S-GE(4気筒DOHC16バルブ)の210馬力で6速マニュアル車です。これだけいろんな車が有る中で、今やマニュアル車を乗る機会が少なくなりました。久しぶりのマニュアル車に少し嬉しくなりました。ボディはコンパクトですが、フロントフェンダーの張り出しのワイド感が、フロント周りに迫力感を与えています。 
 車に乗り込むと、9年前の車とは思えない、今でも通用する室内のデザインです。この車の特徴といえば、やはり斬新なメーターパネルですね。少し見難いところはありますが、これだけのデザインの車は今までなく、今後も登場する事は無いでしょう。家の置時計のようなデザインですが、実際にこ形の時計が存在します。(ヤフーオークションに出ているかも) そしてナビ装備車はダッシュボードが開きモニターが立ち上がります。シートの座り心地も固さも中々良くて、フィット感も良いですね。
 走りはどうか?4気筒エンジンの軽くふけ上がりが、ストレス無くいい感じです。それに加えビームスエンジン(VVT-i)は、機敏な走りとダイレクトなアクセルワークが味わえます。6速ミッションですが、市街地走行では6速に入れる事は少ないです。1速はスタートギヤ感覚で走ってみました。その人の好みですが、あまり高回転を回さない僕は、3速 4速が扱いやすいです。久しぶりの左足のクラッチミートは、疲れさせな程度の力加減で、これなら渋滞も問題なさそうです。
 アルテッツァジータというリヤハッチの5ドアも登場したのですが、中古車市場ではあまり見なくなりました。あと2ヶ月で年を越し10年落ちになりますが、まだまだいい値段していますね。



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