今回 スマートクーペに乗る機会が有りました。
時々街中に見かける、コロっとしたすぐに倒れてしまいそうな車です。いざ室内に乗り込むと、意外と外観の割には狭くないです。まあ2シーターの為ドアも大きくしてあり、乗り降りはとても楽でした。イグニッションはサイドブレーキのところにあり、初めて乗る方は戸惑うかも知れません。そうそうサーブ900も同じ場所にありました。
エンジンを始動し発進するわけですが、この車取り扱い説明書がないと分かりません。要するにセミオートマなのですが、オートマのシフトレバーに「N」と「R」の印字は有りますが、どうすれば「D」に入れるか?取り説によると「N」から左にシフトレバーを動かすと、スピードメーターに中央に「1」と表示されます。コレを確認し、アクセルを恐る恐る踏みました。あたりまえですが、ゆっくり走り出しました。そこからシフトアップするわけですが、勿論足元にはペダルが2つ、クラッチはありません。セミオートマは普段乗りなれないと不安の何物でもないです。教習所をマニュアルで卒業した僕は、クラッチを踏まずシフトアップする行為は、頭と体が反応しません。シフトアップのタイミングは車の支持で「1」の所に「↑」の表示が点滅します。そこでフロアシフトを軽く押し込むのですが、この時に少しアクセルを緩めるよう取り説に書いてあったような?実際に体が反応したのが、何回有ったかな?
軽自動車より少ない排気量のこの車ですが、このセミオートマのおかげで、軽快に走ってくれます。減速はセミオートマで出来ますが、無理なシフトダウンは耐久性を失う可能性があるのでお薦めしません。スピードが落ちて来ると、「5」から「↓」の表示が出るので、そのタイミングでシフトレバーを手前に戻し「4」「↓」「3」「↓」「2」といった感じです。信号で止まる時は「5」でブレーキを踏み車が静止すると、自動で「1」になります。
実際乗っていて、車が小さいことを忘れてしまうほど、楽しい車です。路肩に寄せて車から出ると、「なんて小さい車だろう」と改めて驚きます。軽自動車扱いのスマートKもありますが、軽自動車よりボディ合成がいいのか、外音が遮断される為なのか、周りの大きい車が後ろにいても威圧感も感じません。
リアの荷物スペースもそれなりにあるので、買い物も大変便利です。ただ長距離運転は少し疲れるかも?もう一つ驚いたのが、このセミオートマ 6速オートマなんです。知らずに高速乗っていると「5」状態で「↑」の点滅?まだ上が有ったのかとビックリしました。
贅沢でオシャレなかわいいクマートKは、街乗り上級軽カーです。