あっさりこ。(おにぎり専科)

元気を出せばなんでもできる!
おにぎり大好きちょっと欲張りなサリリンの楽しい毎日☆

エレガントとは。

2005年05月30日 | Eat
一日、雨。

青山一丁目に着いた頃からかなり強く降っていたのだけれど、
ふとしたきっかけで「AZ」にお邪魔することになってしまいました。

ここはお友達のsoniaさまから噂だけ聞いていたイタリアワインバー。
小さな、隠れ家的なサロンです。

今日は既に芋焼酎の黒天狗、マルティニク産のラム酒etcを頂いていて、
ワインを頂くには最高のコンディション。

私の場合、アルコールが入っているほうが舌が冴えてくれるから。


最初に頂いたのはCHIANTI CLASSICO 95。

ふんわりとした上品な薫りにやわらかい味。

口に含んだ瞬間は重いような気もしたけれど、
とがったところが微塵もない味に驚いてしまいました。

それでいて、決して軽くなく、バランスの取れた深い味わい。

無言で大切に大切に味わっていると、マスターのHさんが教えてくれた。


「エレガント、でしょう?」


エレガント…。

そうか、こういう時につかうのね。


このワインが「エレガント」だとすると、

エレガントっていうのは、どこかが突出してるわけではなく

すべてが少しづつ平均以上で、そして、甘いところがないってことなのかも。

すきがありそうで、なかなか、ない。


そんなことを考えながら次のワインを頂く。


今度は渋みのある、どっしりしたワインで、ついつい、ブルーチーズに手が伸びていた。


と…


「こんなのもいいでしょ~。結構安いのひょ~。」


いつのまにか、マスターのHさんのろれつがまわっていない。

でも、次々と面白い話をしてくださり、ワインをすすめてくれる。


おもしろーい!!


最後までとっても感じの良いサービスをしていただき、

楽しくお話をしていただきました。


やはりプロ、というべきなのでしょう。


次回はしらん顔して、何事もなくお邪魔して、彼の反応を見てみようと思います。

忘れてるだろうな~