さらふわ日記

さらちゃん
素敵な女の子になってね!

あれから一週間です

2011-03-18 18:40:46 | Weblog
大震災からちょうど一週間です
なんだかとてつもなく長く感じる一週間でした
いまだ余震に原発、停電と不安がつきない毎日
でも東北の被災地の方を思えば多少の不便や不安は我慢しなくてなりません

津波の怖さは想像を超えていました
家も船も町も車もあらゆるものを飲み込んでいく脅威
自然の猛威を前にして人はなすすべなしなのだと改めて感じさせられました
被害にあわれた方々、家をなくされた方々、そして大事な人をなくした方々
その辛さは大変なものでしょう
一刻も早い救出・救済、そして復興を祈るばかりです

先週の地震以降買い物は困難を極め、多少出遅れたのもあってかお米・水・トイレットペーパー在庫なし状態。もちろん懐中電灯や単三電池もありません。たまにあっても牛乳などめぼしいものは「お一人様一点かぎり」「ご家族で一点かぎり」の制限つきです。この状態がさらに人を駆り立てるのでしょうか、東京の品薄は異常な気がします。
多少の貯えと、あとはもう「無いなら無いでどうにかなるか」と思ってみるものの、お米とトイレットペーパーはやっぱり必需品よね?とちらちら店頭を覗く日々です。

この春休み前のラスト一週間はすべて午前保育でした。
その間はお楽しみ会やおやつパーテイ・新園児一日入園などのイベントも通常どうり行われました。
地震の影響でMAMAのお仕事がお休みとなり、予定では観ることが出来ないはずだったSARAのお楽しみ会に参加できました。このイベントだけは毎年火曜日らしく残念に思いつつも諦めていたので、MAMAはとても嬉しかったです。

劇の題材は『はらぺこあおむし』
2,3週間練習をつんだのでしょうか、遊びから始まり上手に先生方が出し物として導いてくださったのが日々のSARAの会話から分かりました。いろんな役を経験した後に、希望の役で手をあげて、重複した場合はくじを引いたようです。SARAは念願?だか第二希望だかで『さくらんぼパイ』の役。

「げつようび げつようび いちごをひとつ たべました それでも やっぱり おなかはぺっこぺこ~ かようび かようび なしをふたつ たべました それでも やっぱり おなかはぺっこぺこ~ ・♪・♪・♪・♪・♪・♪・ ぺろぺろきゃんでぃ さくらんぼパイ ウインナー カップケーキ それから スイカですって ♪ 」
皆整然と自分の役割をきちんとこなし、年少さんと比べてみると改めてこの年中さんの著しい成長に驚きました。

SARAは「朝ドキドキしてたんだけど、やるときは全然平気だった」とその場を楽しむことができたようでした。「MAMA上手だった?」「もちろんとっても上手だったよ」また時間が経つと「MAMA、上手だった?」「そりゃー可愛くって上手だったさぁ」何度も嬉しそうに確認されました。

地震のときはお友達と公園で一緒だったせいか怖い印象はあまりなかったSARAです。当初は「地震よりも狼のほうが怖い」なんて発言もしていましたが、この一週間津波や地震のTVを付け続けているので流石に怖いものだ、大変な思いをした人が沢山いるんだ、ということを感じたようでした。玄関のお掃除をしてもらった20円を「寄付をする」と別の入れ物に移していました。幼稚園でクリスマスにする寄付で「困った人を助けるのに使ってもらう」という意識があるようです。

我々も何かしなくてはなりません。
幼稚園ママが動いてくれて被災地の子供たちを救う会経由で子供服を送れることになりました。
気持ちがあっても形にするのが難しいことが沢山あります。連日テレビで流れるAGのCM。『こころは誰にも見えないけれど心遣いは見える 思いは見えないけど思いやりは誰にでも見える』本当にキモチをカタチにする、表現する一歩を踏み出すのは大事なことでまずは寄付金からですね。

SARAが気に入ってるのはこちらのバージョン
最初に見たときから釘付けで今では暗唱して繰りかえしています
『遊ぼうっていうと 遊ぼうっていう
 馬鹿っていうと 馬鹿っていう
 もう遊ばないっていうと 遊ばないっていう
 そうして あとで さびしくなって
 ごめんねっていうと ごめんねっていう
 こだまでしょうか いいえ だれでも』
金子みすずさんの詩
SARAの心にも響いています