今度はこんな事やってたり。塗装前のペーパーがけまで終了。
CHR-70V3が気に入ったので、もっと容積の大きな箱でならしてみたいという事で。
取り敢えずユニット自体は流用で行こうと思うが、場合によっては買い足すかも。
構造的には今まで同様リアダクトのバスレフ、但し今回はスリット型、組み立て誤差で狂いが出てもfdが48Hzくらいになる様に考えてやってみたつもりだが…。
容積は11リットル弱、前の箱の倍よりはちょっと小さいけど、スタンド込みで考えると前の箱と大差ない大きさって事になるかと。
ま、この辺は例によって置き場所との兼ね合いですが。
前回の反省で今回は板厚を21mmとし、更に組み立てはダボ組にボンド併用、全体の強度を高められるようにと言う考えだったのだが、肝心の板材の質が今回は余り宜しくなくて、ねじ穴追加工したらユニット開口側がぐずぐずに崩れたり、木口の欠けや穴あきも多くてなんだかなぁ…な感じ。
パーチクルボードかと言うくらいぼろぼろの所もあったりでねぇ…。
木口がぐずぐずに崩れるのはダボ穴加工の時にもかなり難儀して、材の弱い方へドリルの刃が流れてしまってまっすぐ穴が開かない所がいくつか。
一番酷い所は表面は良いんだけど中で何故か穴が斜めに走っていて、ダボ押し込むと途中から傾き始めるという…簡易ながらドリルガイドも使っての作業で、何でこんな事になったやら。
相手側との位置合わせはマーキングポンチを使ったので基本ズレは無いのだが、この1カ所だけは接合が上手くいかなくてしょうが無く、棒ヤスリで木口側の穴を削って無理矢理ダボがまっすぐ立つ様に修正、何とか上手く組めた。
更に今回はユニット裏の面取りと外観の角をR処理するために初めてトリマーを使ったのだが、刃物の締め付けが甘くて脱落、予定よりも深く削っちゃったり、目地払いのビットのコロがバスレフダクトに落ちて周辺に溝作っちゃったりで、ねじ穴部分含め複数箇所エポキシパテで補修する羽目に。
しかもそのエポキシパテ、最初に買ったのは2材が別容器で「容積的に同量。」とって練り合わせるタイプだったのだが、これが全く固まってくれなくて、一度全部こそぎ落とし再度慎重に量を決めてやり直しても、やっぱり固まらず。
仕方が無いので別のタイプを買い足して(2材が同心円状になっている、適量切って練るタイプ)、再度やり直し、今度は規定通り固まってくれてやれやれ…とか、なんか最初からぐだぐだ。
但し、ねじ穴は爪付きナットのための下穴で、実際の取り付けには強度的に問題無いことは確認済み(目一杯ねじ締めてもびくともしなかった。)、面取りの所と外観部分は負荷がかかったりしないから、使用には支障ないのが幸い。
まぁ、補修無しで済めばそれに越したことは無かったんだけどねぇ…。
上手くいった方としては、トリマーによるR処理は思った以上に綺麗に出来たかと。
それから、トリマーで目地払いビットというのを使ったのだが、前回難儀した接合部の段差がほぼ綺麗に落とせるので、その後のペーパーがけが凄く楽に済んだこと。
あと、ダボ組はマーキングポンチを使うとなんの技術もこつも無くほぼ狙い通りの組み立て精度が出せるというのが解って、物は大きくなったにも係わらず前回よりも組み立て精度は高く出来たと思う。
この後塗装に入るわけだが、塗装で台無しという事にはならない様にしないとねぇ…。
こんな事ばっかりやっているので、最近は自転車の方は余り走らせていない。
まぁ、先週まではなんだか天気が酷く不安定で、走りに出ても降られて戻ったり(直後晴れたりしたが)、濃霧で寒くて風邪引いたりと散々で、モチベーションも下降一直線だったわけだが、ただ決して飽きたとか言うわけでは無いので、天気とにらめっこしながらもう少し距離伸ばしたいなぁ…と思っている所。
塗装の工程は乾燥時間を十分取った方が仕上がりが良いと解っているので、これからは時間も余裕だし、今週は一杯走れるかなと思っていたらまたなんか明日から天気が不安定だとかなんだとか…。
北海道には梅雨はないと言うけれど、この辺は「蝦夷梅雨。」なんて言われる夏の長雨があるんでなぁ…。
まぁ、なんにせよ遊びの範疇のことなんで、気楽にやりますけどね。