(仮) …でも多分ずっと

でもまあなんだ、残しておきたいと思う出来事もあるからね。

確実に…消費電力は増えるだろう(笑)

2015-10-02 22:02:00 | PC

 …しっかし、今年の秋は天気おかしすぎだろ…

 爆弾低気圧ですって。

 日中は基本晴れてて時々パラパラ降る程度、ただね、むちゃくちゃ風強い上に気温が上がらない…寒い。

 そうそう、近所の人も数日前から暖房入れたって言ってましたが、10月に入ったとたん特に朝夕の気温が一気に下がりました。

 おかげでなんか調子が上がりません…風邪の方も抜けないし、困ったもんだ。

 それでも寝込むほどにはならなくなったのは、それなりに自転車で体鍛えてきた成果でしょうね。

 今日も一応ローラーやったけど、鼻と喉痛くなってきてそこで終了。

 ほんとしつこいってか…風邪ね。

 あらゆる種類の風邪に効く特効薬なんか出来たらノーベル賞確実だなんて話、昔冗談で聞いたことがありますが、でもまじめにありそうな話だなぁ…とも思いますね、今更でさえ。

 

 ま、それはそれとして。

 義父のパソコン新調のために新しいノートパソコン弄ったりしてたもんで、久々にメインPCもテコ入れしようかなと言う気になったんですが。

 でも何か以前のように日進月歩でどんどん様変わりするという時代でも無くなったなぁ、と言うことを如実に実感することに。

 今のメインPCは言ってみれば「ながら作業特化型。」という感じで、そういう意味では現状でもほぼベストじゃ無いかと言う気がするわけです。

 そういう用途的にはFX-8350核に組んだのは大正解だったんだけど、そこからの発展性と言うか、アップデート先が未だ存在しないと…

 例えば現行で一番性能が高いとされるデスクトップ向けCPUを核に、うんとお金かけた構成で組んだとしてだ、でも普段使いの点で言うと現有PCを大きく凌駕するような快適PCが作れるかというとなぁ…そういうハイスペックは目的があって組むんじゃ無ければただ高いだけになっちゃうのよね。

 そう、昔はお金かけたらかけただけ普段使いでも十分体感できる差があったけど、今はそういうことはまず無いもんね…。

 ついでに言うと今のメインPC、核になるパーツは超円高の時に格安で入手したものばかりで組んでいるんで、同じスペックで組んでも同じ値段で組めないという…マザボとメモリーとCPU、全部現行モデルでなおかつ当時よりも高いと…特にメモリーは調べたら更に特価で入手したらしく当時32GBで10000円切ってる…ちゃんとしたメーカー品なのに。

 と言うことで基幹パーツの入れ替えはばかばかしいとしか…。

 

 と、言うところでメインPCの進化は止まったままだったわけですが、でも「弄る」事そのものが目的でもある自作PC故、何かしたいなという気持ちはあるわけで。

 それも最近は萎えてたんだけど、人様のPC弄っていてちょっとやる気が出たというわけですね、長い前置きだね(苦笑)。

 

 と言うことで、ビデオカード買ってみました。

Sapphireの「R9 380 2G GDDR5 PCI-E H/D/2MDP ITX COMPACT 」というカードです。

 AMDのグラフィックコアGCNの最新世代”Tonga”(GCN1.2)採用のカードですが、製品名にもあるようにITX規格のマザーボードと組み合わせても収まりが良いコンパクト基板を採用したモデル、と言うことになります。

 と言ってもかれこれ一年前に発売されたR9_285と基本的に同じコア、消費電力上げずに若干コアクロック高くなっているので製造ステップの改良位はあるかな?

 メモリーにHBMを採用した"Fiji”が最新鋭と言うことになりますが、コアの世代は同じなのでまぁ、現状「最新」と言っても間違いでは無いですかね。

 

 …ぶっちゃけこのカードの値段だと、格安ノートPCが買えちゃうわけですが…

 正直、義父に用意したPCとたいして値段変わらん…ま、その辺は趣味の範疇、値段だけで語るような代物では無いと言うことで。

 ちなみにこれを選んだのは「ちっちゃいから。」

 やっぱり小さいと言うことはこの先使い回すことなんかも考えると扱いやすいのよね、現状サブ機はミドルタワーだけど、この先メインをちっちゃいケースに押し込むようなことも無くは無い…基本行き当たりばったりですのでね、PC自作に関しては。

 後はまぁ、新しいものに触ってみたかったと言うことですね。

 新しいコアアーキテクチャ、GCN1.2と言っても実際にその機能の恩恵に預かるようなことは自分の用途では殆ど無い、ましてゲームもしないからそもそもビデオカード買い換える意味は全くない(笑)けど、でも良いじゃ無いですか、なんか面白そうでしょ?

 それに今不要でも、この先も不要かどうかは解りませんしね。

 まぁ、今交換で現実的に恩恵があるとしたらビデオ再生関係、ただ交換前のカードもGCN1.0世代のRadeonHD7770、ちょっと手を加える必要はあるけどFluidMotionとかも使えるので機能的に大差ないのも事実。

 Windows10になってDirectXの世代も上がり、でもGCNコア世代のRadeonならフル機能サポートされるからほんと、殆ど恩恵は無い(笑)。

 ま、それだけ進歩していないって事でもあるわけですが、逆に言うと陳腐化しにくい、この先も長く現役でいられるって事でもあります。

 無駄に有り余るパワーはこの先ゲームグラフィック以外の用途で有効活用できるような何かが出てくるかも知れないし、省電力機能も進化しているんで昔みたいにフルパワーかけない状態で電力無駄遣いと言う事も無いし、あって困るもんでも無いというのも一面の事実ではありますしね。

 多分アイドル時の消費電力はHD7770と大差ないかより優秀でもおかしくないかも。

 ま、ちょっとでも負荷かかると上回るでしょうけど…そうなると確実に消費電力は増える、と言う意味で表題ですが、実際にそうなることはあまりないかもね。

 

 ビデオカードに限らず、PC関係でこの先機能や性能が大きく刷新されるとしたら半導体製造プロセスが次の段階に進むときでしょうから、順調にいっても一年先か二年か…ま、そのときになってまだ色々弄る情熱とか残ってたらそのとき考えれば良いや(笑)。

 今に目を向けると、GCN1.2世代のビデオカードで一番下位の製品だからまぁ、なんとか手が届くし、少なくとも次世代の出てくる頃までは陳腐化する心配も無いから、逆に今買い換えても良いかな、と言う判断でした。

 …つーか、そのときになって選択肢が無いと困るので、今営業的に苦戦しているメーカーが無くならないように応援したいという気持ちも無くは無いかな、ま、少しはそういう気分もね。

 

 と言うことで、今までで最高額のビデオカード購入したわけですが(…多分、いや、Millenniumの方が高かったか?)実のところ、この間電源タップ入れ替えたのはこいつのためだったりするのでした。

 連動電源タップのPC側の消費電力500wという制限がね、ちょっと厳しいかなと言う気がしたので。

 ざっと計算した感じ変換効率のロス分加えても一次側で500wなんて行かないはずですが、なんか勘違いしてピークで500w超えるようなことがあるとね、まぁ、電源タップ側のマージンも0じゃ無いと思うのでそうそう壊れるとか言うことも無いでしょうが、精神衛生上よろしくないので。

 外した連動タップはそれはそれで他の用途に回せるので無駄にはならないし、外したRadeonHD7770もサブ機に回せばやっぱり無駄にはならないし。

 まぁ、そうやってPC増えてきたわけですが(笑)、流石にもう増やすのはなぁ、今更家族も増えないしなぁ(爆)…ってか、来春には確実に減るわな息子が就職で独立するからね。

 

 そういう時期なので…いい加減古いパーツなんかは整理廃棄して、すっきりしようと思い立ったところでもあるので今回の買い物に繋がったという事情もあります。

 最近陳腐化の速度は落ちたと言え、何台かはもうばらして不燃ゴミで廃棄で良いような骨董品だからね、動くけど使い道ないし。

 CPUパワー的にはまだ現役でいけるのだけ残して、それ以外は廃棄の方針。

 息子の就職、独立に合わせて不要な家財もも整理、子供用の2段ベッドとか…そういう動きに合わせて私の死蔵しているガラクタ類も、と。

 ただ、そのまま廃棄するのは終活で身辺整理みたいでなんか嫌、どうせやるなら上目指そう!ってな気分でこうなったのでした。

 ま、上と言っても具体的なイメージはなんも無いんですけど(笑)。

 

 さて、実際に交換作業は特に問題も無く…と言うかカード短くなったので補助電源コードが届かなかった…ぎちぎちにタイトに固定していたからですけどね、ちょっと引き回し弄りました。

 補助電源は8p×1ですが元々ケーブルは6+2pなので問題なし。

 モニター側は元々MiniDisplayPort×2で接続していたんでそのままつなぎ替えで終了、このカード他のR9_380カードと出力端子の構成が違ってMiniDisplayPort2系統あるんで、それも選択の理由でした(最大4画面は変わらず)。

 交換前に一応元のドライバーはアンインストール、交換後に落としておいた最新ベータドライバいれてなんの問題なく動いて…と行かなかった(笑)、なんかCatalyst15.9Betaはメモリリークの不具合があったらしく、動画サンプルとっかえひっかえしながら見ていたら固まった。

 あれぇ…ってんでそこから調べたら早くも改訂版の15.9.1が出ていたんで入れ替えて、それ以降は問題なく動いています、一安心(笑)。

 CCCには仮想超解像度なんて設定も出てきましたが、弄っていても今一使いどころが解らん…そう言えばCCC、いつの間にかスケーリングの設定が普通に弄れるようになっていたり、色深度がモニターによって10Bit選べるようになっていたり、徐々に進化していますね。

 3Dアプリケーションの設定なんかは眺めるだけだけど、弄りやすくはなっている気はします。 

 あ、ちなみにファンコントロールに回転数表示もするようになったのね。

 HD7770の頃はファンコントロール弄るためにケースの蓋開けて回転しているのを確認しながらとかやったなぁ、そういえば。

 HD7770の頃からCCCでは無くSpeedFanでファンコントロールさせていたんですが、その設定弄らずそのままちゃんとコントロールできているようです。

 SpeedFanでファンコントロールは温度と回転数の関係をかなり細かく弄れるので好んで使っていますが、ボードの自動調整で何ら問題ないと思うし、弄っていて面白い以上の意味は無いですね、うん。

 一応初期不良の確認だけはしとかないとと、フルパワーかけるようなこともしないといけないわけですが、取り敢えずはベンチマーク落としてきて動かしてみる位しか無いかなってんで、一応いくつか動作チェックしてみました。

 今のところ何も問題は無いようですが、DX12対応のベンチマークとかまだ無いのかな?そういうのがあれば暫くループで動かすとかしてみると良いんでしょうけどね。

 ま、その辺は調べながら追々と言うことで。

 

 と言うことで、載せ替えたけど特にこれと言って特筆すべき事は無いなと思ったわけですが、ただなんだろう、普通に使っていてもなんかレスポンスが良くなった気がするのは気のせいだろうか…?

 実際ゲームでがしがし使う向きにはどうなのか解りませんが、デュアルディスプレイ環境で普通に使っていて不安定な感じは全くなく、とても快適なのは間違いないです。

 一昔前みたいに普通に動かすだけでも色々苦労、と言うことは全くないのは良いですね。

 個人的には大変満足しています。

 C/Pだけ考えるなら標準サイズの基盤のカードの方がかなり安いのでそっちを選ぶべき、コンパクトでそこそこパワフルなPC組みたいという用途には大変良い選択肢じゃ無いかと思います。

 

 …ま、宝の持ち腐れ的なあれですが…