その1・ その2 |
前回のその1では,がんがら橋のところで清滝川を見失い,そこで終わろうとしていた。
しかし,たまたま通りかかった橋から川の名前を調べると「清滝川」と書かれていた。いったん,地下に消えた後,また姿を現す箇所が分かった。今回はその続きをさかのぼっていきたい。
(2008年11月5日撮影)
がんがら橋を城山方へ行き,パース通りを横切ると,ビルの間に緑地帯のようになっているところがある。「清滝モール」というようだ。写真の奥の突き当りが天文館公園になる。この通りの天文館公園よりに案内板が建てられている。通り沿いの花壇には季節ごとに花を植え替えているそうだ。名前からも予想できるように,この通りの下を清滝川が流れている。案内板が昭和58年なので,そのころには川は地下化されていたのだろう。
(2008年11月5日撮影)
清滝モールを抜けた後は,おそらく天文館公園の下を通り,方向を変えて,また,姿を現す。さっきは,歩行者,自転車のための道であったが,今度は駐車場となっている。この駐車場は天文館公園から電車通りまで川の上に作られている。実際,川が流れていることは分かっているが,それが,清滝川とはなかなか結び付かなかった。
(2008年11月5日撮影)
駐車場部分を抜け,電車通りの下をくぐるとしばらく川は見えるが,しばらくするとまた地下に消えてしまう。
先ほどの清滝モールの案内板には,「城山の麓に源を発する」と書かれている。城山の麓やこの周辺(中央高校付近)を探してみたが,川の形跡はつかめなかった。照国神社脇に川のようなものはあるが,これがつながっているとは少し考えづらかった。
もともとは甲突川の一部と言われている川だけに,どのように治水して甲突川から分離したのか気になる。
丁度、清滝川の上に噴水が配置されてると推察されるのだが、おそらくは暗渠内の水質保全目的と思われます。暗渠を出た辺りでメタン臭が発生するのを防ぐ意味で、噴水で空気を大量に含ませた浄水を清滝川に落とし込み、微生物を活性化させ有機物を効率良く分解、水量を増やして流速を稼ぐ事で下流域の浄化を図ってると思います。(市の環境保全課に問い合わせた訳ではないので推測の域を出ない)