先日、テレビを見ていると、東日本大震災の応援歌としてEXILEのあつしさんが「ふるさと」を熱唱していました。本当に心に染み入る「ふるさと」でした。
実は三年前にあつしさんから、「さなぎの食堂」あてにCDと下記のようなお手紙を頂きました。
当時は、すぐにも「食堂のブログ」にあつしさんの気持ちを載せたいとは思いましたが、彼の手紙を読む と、そっとしておくべきなのか…。載せても良いのか多いに迷ってやめた事情がありました。
今はみんなが聴ける「あつしさんの『♪ふるさと♪』」……彼の優しさのお裾分けです。すごく綺麗な字の直筆で便せ ん5枚に書いてありました。
さなぎの食堂様
初めまして。僕はEXILEのAtsushiと申します。
以前、深夜にドキュメンタリー番組を見て、ペンをとらせていただきました。
あの番組を見させていただいて、何かいても立ってもいられない
感情が湧いてきました。僕に何かできることはないかな、
そう考えた時、どんな人にも平等に自分の歌を聴いてほしい。
そんな想いが生まれ、CDを同封させていただいたので
ぜひ食堂で流していただけたら、きっと雰囲気も明るくなるし
少しだけでも元気になっていただけるんじゃないかと
思いました。
もちろん働いていらっしゃる、みな様も含めて、
HAPPYな気持ちになっていただけたらという願いを
込めまして、CDを送らせていただきます。
このCDにはある仕掛けがしてありまして、
(人が落ちつくような特別な電気を通しています。)
きっと、流しているだけでも、気持ちが安らぐと思います。
僕は本来、人に癒されてほしくて
歌を歌っています。料理長の方も、同じような
経験をされているのが、すごく印象的でした。
どうか、さなぎの食堂さんの中だけで、この曲を
ふるさとを失った方々に聴かせてあげて
いただけないでしょうか…。
きっと喜んでいただけると思います。
あともう一つだけ。あの足の悪いおじいちゃんに、
ぜひ“ふるさと”のCDを聴かせてあげて
いただけないでしょうか。
また何かありましたら、送り物くらいしか
できませんが、ずうずうしくも送らせていただきます☆
どんな人にも元気に幸せである権利を与え続けている
さなぎの食堂さんへ… From EXILE Atsushi