今日、ご支援下さっている方から、ご寄附に関するお電話がありました。
ありがとうございます。
バザーを開催し、その収益をさなぎ達に寄付して下さるというお電話だったのですが、
今まで、その収益金は、海外の団体に寄付していたそうなんです。
でも、今は日本国内を建て直さないと!というお気持ちで、今回、さなぎ達に寄付して頂けるとのことでした。
とてもありがたいことです。
日本国内には、世界各国の支援団体も数多く存在します。
むしろ貧困問題に関しては、国内よりも国外に支援する活動の方が大きいかもしれません。
もちろん、どちらがどう、ということではないのですが、今は日本を…という思いは、震災以後、誰もが感じていることだと思います。
それ以前にも、自分の住んでいる国や町を、より良くしたいという思いは、少なからず誰しもが持っていると思います。
横浜市内に住んでいても、寿町のことを知らない人もいます。
観光地・みなとみらいや中華街のすぐ側なのに、知られていない。
ホームレスの存在を見かけることはあっても、生活困窮者の多く住んでいる町は見たことがないし、存在も知らない。
わたし自身、横浜市民なのですが、歴史あるこの町を知らなかったということは、なんだかショックさえ感じました。
寿町を訪れて、感じることは人それぞれだと思います。
何も特別なことはないんです。
でも、寿には、ここでしか生活できない人がたくさんいます。
震災が発生した後、日本中で、みんな、自分には何ができるかを考えていました。
ひとりひとりの力は小さくても、集まれば大きな力になる。
よく耳にするフレーズですが、それは事実です。
震災の復興支援もまだまだこれからですが、
自分の住んでいる町にも、少し目を向けて、考えてみませんか。
興味を持つだけでも、知っているっていうだけでも、いいと思うんです。
横浜市内にお住まいでしたら、それが寿だとうれしいです。
BE WITH YOUさなぎ達