NPO法人さなぎ達ブログ

横浜市寿地区や近隣地域を中心に社会的生きづらさを抱えている人々を対象としながら活動を行っているNPO法人です。

「さなぎ達」とは

日本三大寄せ場の一つである、横浜市寿地区、寿周辺地区を中心に、路上生活者及び路上生活に至るおそれのある人々が、自ら自立に向かいやすい環境を整える「自立自援」を主な目的とし、メンタルを一番大切にしながら「医・衣・職・食・住」の各方面で活動しているNPO法人です。

本年もお世話になりました。

2011年12月30日 | 日記
さなぎ達の年末年始の運営時間は以下の通りです。
いらっしゃる予定のある方はご注意ください。


【さなぎの家】
年末年始、休まず運営致します。(朝9時~17時まで運営)

【さなぎの食堂】
1月1日(日):休み
1月2日(月):通常営業(10時~14時、15時半~18時まで営業)

【事務局】
12月31日(土)~1月3日(火):休み
1月4日~:通常運営(9時~18時まで)

休業期間の問合せは、メールにてご連絡ください。1月4日より順に返信させていただきます。
sanagitachi@nifty.com

2011年、たくさんの方のご支援を頂きましてありがとうございました。
2012年、引き続き宜しくお願い致します。

皆様、よいお年をお過ごし下さい

BE WITH YOU
さなぎ達

通信発送

2011年12月28日 | 日記
2011年、年末が慌ただしく過ぎていきます…
年内ギリギリの発送になってしまいましたが、「さなぎ達通信」最新号を昨日発送しました。
今回は、「さなぎの食堂」を特集しています。
「さなぎの食堂」は、年末年始、元日を除き営業しています。
今年の締めに、来年の始まりに是非お越し下さい

また、正会員の皆様には2012年度総会のご案内を同封しています。
出欠のハガキを返信頂きますようお願い致します。

それにしても、寒い毎日です。
キーボードを打つ手が冷たくて、鈍い動きをしています

世間では、今日が仕事納めの所が多いようで、皆様1年間本当にお疲れ様でした。
「さなぎの家」は、年末年始も休みなくOPENしています。
今年も多くの方にご利用頂き、一人でも多くの方の居場所になってくれていれば、と思います。

年内の仕事はまだ残っているので、締めの言葉はまた改めて書きますが、
1年を振り返ることって大事だなと感じます。

皆様にとって、今年はどんな1年でしたか?
通信の冒頭の山中理事長の文章は、
平成23年は「さなぎ達」にとっても、大変な年でした。
震災のため、世間の目は東北へ、東北へ。
物品も、お米も、ご寄付も、みんな東北へ。

と始まっています。
寄付を受けている立場からして、助け合いの気持ちに改めて気付かされました。

来年は、たくさんの方にご多幸ある1年になりますように。
明日もがんばりましょう

BE WITH YOUさなぎ達

弱者への寄り添い

2011年12月13日 | 日記
山中先生(さなぎ達の理事長兼ポーラのクリニックの院長)から、みなさまへ。




さなぎの理事会中、創立からずっと参加してくれているある理事からの質問、
ところで「さなぎ達」っていったい何なの?
おいおい! といいたくなる質問。
誰が答えるんだろ?・・・
としばしの沈黙が・・。
だれも答えないから理事長が答えざるをえなかった。

その答えを紹介する前に、理事会について。
昔っから理事会はまじめにまじめに月例で開催しています。
糸川理事は自腹で新幹線に乗り、名古屋から参加してくれます。
しかしながら、その大半はお金の話ばかり。
食堂の予算、さなぎの家のアメニティ改善目的予算、職員給与払えるか予算。
どこのNPOでも似たようなものらしいが、こうお金の話ばかりになると、理事会も夢を語る時間などないし、つまんない。
冒頭の質問が出てくるわけである。
ま、理事長のリーダーシップの決定的欠如が原因だわな。と、
すこし反省して、そのときに話したことを反芻して、肉付けしてこれを書いてます。

そもそも論。
さなぎのそもそもは、「ホームレスおよびホームレスに至る可能性のある、寿地区周辺の人々の自立自援を支援」が理念。
でも、これだけじゃわかんないよな~。
ゆえに!
この一言だけで、助成金やご寄付をいただこう、なんて 甘すぎます。
「さなぎって何なの?」
うまく伝わるか?
不安ですが、理事長としてみなさまに説明責任を果たす努力をしてみます。

さなぎの目的は
「弱者への寄り添い」。
理事会はその方法を考える会。つまり「弱者への寄り添いかた研究会」がさなぎの本体。
時代が変わっても、震災がなくても、その名に反して寿は応援者のいない人々、家族のいない人々が集まるところ。
ホームレスでも、 高齢独居でも、 ムショ上がりでも、障害者でも、応援団がいない人が集まるようになってます。
衣医食職住は人間が人間らしくいきていくための一つの方便にすぎません。
一番さなぎが大切にするのは「その人がその人らしく生きて、その人らしく亡くなっていく」こと。 
そのひとがもし、弱者の立場にあるならば、そのサポートをする人が必要になる。
ひとが生きるには一番きついことは、居場所がない、生きがいがない、応援者がいないこと。
NPOさなぎ達という法的な人格を持つ団体は、寿という10年先の日本の縮図、問題点が結晶化された町で「ひとりひとりのその人らしさ」の最低限を守れる環境を創り、維持し、皆さんへお伝えし、今後の日本の問題の解決方法として実例を積み重ねていくことが使命と思っています。

木曜パトロール、さなぎの家、食堂、就労支援プロジェクト、見守り・みとりプロジェクト。
それぞれの活動の葉っぱのかたちは異なりますが、根は「弱者への寄り添い」にあります。

今年の漢字は「絆」
言うは易く行うは難し。
震災から9ヶ月経ち、義援金もボランティアも急下降。
復興支援の下、人々が「普通」に戻る時、「絆」がまた「無縁」に復帰するのでしょう。
さなぎは貧乏NPOでも立ち位置を変えない。
なにがあっても、日本国民の弱者代表者が集まる寿で、適度なおせっかいの寄り添いを続けて行くためのNPO法人です。

どうかご理解ご賛同賜りますようにお願い申し上げます。
来年こそ、理事会でお金不足の話をやめて、夢実現を議題にできますよう・・・。






BE WITH YOUさなぎ達

12月!

2011年12月01日 | 日記
いよいよ師走に突入です。
12月に入った途端、冬本番の寒さ・・・
皆さま、健康に新年を迎えましょう!

昨日、うれしいお電話がありました。
娘さんから、わたし達の活動を聞き、食品の寄贈をして下さると言うお電話です。
美味しい新米を30㌔。
さらに、その方は長野県にお住いということで、長野と言えば・・・りんご!
「みなさんで美味しく召し上がって下さい」と、100個も送って頂けるようなんです。
本当にありがたい!ありがとうございます。

会員の方々をはじめ、ご支援下さる皆さまには、横の繋がりが多く見られます。
「ちょっと知人から聞いたんだけど、衣類の寄付を…」
という電話はめずらしくありません。
これって本当にうれしいことだと感じています。
支援の輪を広げて下さる皆さま、本当にありがとうございます。
これからも支援したい!と思えるような活動に取り組んでいきたいと思います。

*お知らせ*
今日は木曜日~!
ということで、「木曜パトロール」実施します。
参加される方は、かなりの冷え込みが予想されますので、十分に着込んで暖かい恰好でお越しください

BE WITH YOUさなぎ達