週刊おやじローディー

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まちがいだらけの自転車えらび

2008-07-04 23:47:47 | ロードバイク

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本屋でエンゾ本最新刊「まちがいだらけの自転車えらび」を購入

これってかなりの問題作だぞexclamation ×2

リアルな自転車乗り達が常日頃思ってたけど言えないぜぇ~と思われるきわどい話満載

そのうち大手資本辺りから圧力がかかって絶版のおそれもあるんじゃないかなと思うぐらいなのだ(ちょっとオーバーかなあせあせ

本音で量販店のロードバイクの売り方やインターネットでの自転車購入等々に対する批判をバンバン書いてるし、日ごろ2チャンネルで自身がさんざんたたかれてることについてもしっかり逆襲しているパンチ

おもろ~ な本だぞ

他にもいろいろ氏の日頃感じてることが・・・

ちょいと引用

1.ありえない自転車乗り

先日。妻と銀ブラとしゃれこんでいるときに、恐ろしいものを目撃してしまった。目撃場所は、銀座5丁目「日産ギャラリー」前。目撃したものは、ありえない体型の人が、ありえない高級ロードバイクに乗って、ありえないところを、ありえない装備で、ありえない走り方で通過していく一部始終である。

具体的にいえば、ブヨブヨメタボ体型のおっちゃんが、総額160万円のカーボンバイクに乗ってあらわれ「日産ギャラリー」のショーウィンドウごしに発表されたばかりのGTR(コレも買っちゃいそうなふんいきだった)をひとしきりながめたあげくに、ビンディングペダルを嵌めた状態で、雑踏でごったがえしている銀座の歩道をふらふらと人波をかきわけながら去っていったという一連の流れである。

2.ノープランな人

その自転車でなにがしたいのですか?

なにを・・・って、ただ乗りたいだけなんだけど・・・それだけじゃダメなの?
ええ。ダメなんです。たとえロードバイクをほしいのだとしても、レースに出るのか、サイクリングを楽しむだけなのか、山岳に行く気があるのか、ないのか、たった3時間しか乗らないのか、8時間以上乗るのか、ダイエットや健康増進という低俗的な目的のために乗るのか、一人前の男の趣味として愉しんでみたいのか、それとも、おおげさじゃなく、命や魂をすくわれたいと懇願しているのか・・・それによって必要最低限のロードバイクがちがってくるのである・・・続く

3.幸福な自転車乗りになるための正しいロードバイクの買い方

カネも自転車も無駄にしないためには

一、ちゃんとしたメカニックが常駐している専門店と誠実な人間関係を構築すること。

二、むやみにあたらしいものや、軽いものや、安いものほしがらないこと。

三、広告や専門誌にかいてあることの行間を読み、そのまま鵜呑みにしないこと。

四、つねに頭と体の両方を動かして、あらゆる感覚をみがいておくこと。

五、必要な性能だけに対価をしはらい、その性能を発揮させる努力を怠らないこと。

六、自転車の機能よりも自分自身の機能を向上させることを優先させること。

七、誰の人生も一回きりだということをしかと肝に銘じておくこと。

これが肝要である。

等々である。

これからロードバイクを購入する人に(気~悪くするかもしれないけど)ぜひ読んでほしい本だ

著者も

もしかしたら、本書を読んでお気を悪くされたという度量のせまいかたも、多々、いらっしゃるとは存じますが、もとより謝る気は毛頭ございません。なぜなら、私は、本書が多くの自転車乗りにとっての福音の書となることを確信しているからです。あしからずご了承していただきたい。

とまで言い切っているのだ

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