Happy Fun Move

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自分の覚え書き。毒も吐きます。

三草~滝王~棚田

2021年05月28日 | 

親愛なるSnやんと山デートです。笑
何故かナビに誘導され一庫ダム方面へ。すると、鹿に出会えた!



慈眼寺(じげんじ) 駐車場を利用しても良いか住職さんにお伺いして停めさせていただいた。
 
約1400年前に三草山清山寺を取り囲む四十九院の一坊としてこの地に自雲庵という宿坊があり。その宿坊が現在の慈眼寺。織田の戦火により三草山清山寺は焼失してしまったが神山村の村民により、ご本尊(千手観音)は当寺の境内に観音堂として祀られていて、この観音様は『娘とオオカミ』という、まんが日本昔ばなしに出てくる願掛観音様のことだとか。その観音様は観音堂に安置されている。そしてその観音堂の横には宝篋印塔(ほうきょういんとう)があり、この塔も三草山清山寺から移築された、文和三年(1354年)のもの。

この寺には『榧の木画廊』と呼ばれる回廊の両脇に、約30点もの絵画を展示していて入場料無料で観る事が出来る。今回は出発が遅めだったのでそそくさと山へ向かった。
三草山へ、慈眼寺に入り左折し右手にこの宝篋印塔を見ながら進む。(慈眼寺に入らなくても側道からも行けるよ)
現存していないが『摂津国風土記』に、美奴売山(みぬめやま)と記されているのが現在の三草山らしく、神戸市の灘区にある、敏馬(みぬめ)神社も関りがあるそうです。


ベリーをひと摘まみ。美味しかった。右のは美味しくないよ。



写真を撮る時は気付いてなかったけど、葉の上にカエルさん♪

池の所から右折で南へ進んでゼルフィスの森の登山口に向かうはずがそのまま東へ道なりに進んでしまった。途中で気付き、地図を確認すると北への道があり戻れそうで、沢っぽい道を登る。水は直ぐ枯れた。
 
登山口に無事合流。奥から手前へ来たよ。そして指さす方へ進みます。


 
ゼルフィスとは、樹上性のシジミチョウの一群。大阪みどりのトラスト協会が中腹の地上権を取得し保全活動に力を入れているそう。
高度経済成長期以降、雑木林は経済的価値を失ってしまい人の手が入らなくなった雑木林は荒れその結果として、ゼルフィスの生育に適した環境は失われていったそうで、人の手が入る事で保たれる環境もあるんだな。ただしゴルフ場造成などの土地開発の話もあったらしいので、そうなっていれば今のようなゼルフィスにとって良い環境は失われていただろう。

一匹の蝶が私の足に止まり、なぜか歩いていても暫く離れる事が無かった。何か良いカオリがするのかな?


なだらかに進んで、頂上直下の階段を登り、
三草山 564m
 
丘のような頂上。広々として、のんびりするにも良い感じ。ここに清山寺があったのね。


 
樹々が生い茂り山々が少し見づらかったが、妙見山、五月山、六甲山やら遠くに有馬富士。先日登った大峰も見えるはずだが黄砂で霞んでよく分からなかった。

景色を楽しんだ後は、ランチタイム。と言っても二人共、家で握ってきたオニギリ。
さてさて、三草山だけではサクッと終わってしまうので、隣の山へも行ってみよう!
東へ下り才ノ神峠は7差路の峠道で、能勢町最古の道標が有り『有馬』『銀山』『いけ田』などと標されていて、名湯(有馬)、鉱山(多田?)、酒造り(灘)へと通う人々の要衝の峠道だったんだって。
 


このまま歩きやすい道をドンドン進んで、、、あれ?段々下ってる?!こりゃおかしいと地図確認すると道は山頂へと続いていなかった。戻ってみたが、地図のコースにある北に上がる箇所がよく分からず、結局ゲートがある辺りまで20分戻って、往復40分ロス。
倒木も見え、こっちちゃうよねぇと言っていた分岐に入る事に。網沿いに少し登ると、笹薮が…大丈夫か?と思ったが、一転開けて気持ちの良い道に。

そして林になり、トラバース。テープがあったのでそれにつられ進み過ぎた?戻ってみるが北へ登る明確な踏み跡がよく分からず、GPSを確認しつつワイヤーロープがある辺りから右手へ登って行く。上にもテープがあったのでこれも探しながら。藪も無く歩きやすいので上へと目指し登って行く。

実際は、もう少し手前で地図の稜線伝いに上がった方が良かったのかも。






山頂に近づくにつれ岩がゴロゴロ。ワクワクしてしまう二人。
良さげな岩はどれもランディングが悪いな。などと暫しウロウロして、肝心の山頂を踏み忘れて探検してしまっていた。
 
はい、やっと滝王山 570m

少し休憩して下山に掛かります。
一段下りた所には祠が。そして、竜王山になってる!サンズイ何処に行った?

おーい!サンズイ!どこ行った?!
173号線を挟んだ反対側に竜王山(461.8m)があるのでややこしいな。
追記:日本山名事典には、竜王山と表記されているらしいよ。サンズイは後から付いたのか?



サルノコシカケ?錆びた刃物が刺さってるみたい。


マリモみたい!



緩やかな尾根をドンドン下って行く。


左は明るいが、右は薄暗い樹林帯。


三角点507.3m




左が下りてきた道、右の道は、20分進んでしまった道をそのまま進み途中、東へ上がればこの道へ。でもそれじゃあ山頂は通らない。

で、出たのが、宮峠というらしい。ここは、五、六差路になってるので注意。



この看板の左が正解。なのに一旦右に行っちゃったよ。笑
何回間違うねん⁈でもそれもまた楽し。



八坂神社



下ると直ぐ森から出た。
休耕地の畔に座っておやつタイム。

小さな草花を嬉々として撮影する私を撮影された。
そんなんで喜ぶとは安上りやなぁって。笑





 
同じ苔でも水分の具合で姿が変わる。

長谷に下りて来たよ。
この長谷の棚田(ながたにのたなだ)は、農林水産省によって「日本の棚田百選」に認定された。三草山から流れ出す急峻な渓流を石積みで囲いその上に耕地を置いて棚田とする、他に例のないガマ式水路を300ヶ所も持つ棚田。文禄年間以前(1593年)の物らしい?

正面は三草山かな?







ユキノシタ ユキノシタ科ユキノシタ属

楽しかった~♪一寸バリエーションっぽかったり、なだらかに歩きやすい散歩道や、棚田を眺めたり、山アプリの登山道は間違ってた?信じすぎるのも考えものだね。地図をよく読んだ方がいいね。この辺りは他にも魅力的な山があるので、いつかまた。

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