機内食の不味さに年々耐えられなくなってきてほとんど食べられなくなってきた。
夕刻到着、関空からリムジンバスそしていつもの饂飩屋へが定番コースになってきた。笑
帰宅して、風呂!やっぱお風呂はいいね~癒される。
あまり眠れなかったが6:30起床。お茶飲んで8:30出発。
途中に立ち寄ったサービスエリアみたいな所のトイレで入って来たおばさまが私を見て何か言って女子トイレか確認してた。苦笑
T2でガソリン満タンにしかてらT1へ12時頃到着。
15:45のフライトだけど早く着いたな。何かあってはこまるので困るからこの方が良いけどね。実際途中の道も工事中で迂回させられたし。
機内では映画観るか寝るかばかり。機内食が全然美味しくなくてほとんど残す。
雲はなく窓から見下ろすパキスタンの地形は見飽きなかった。
早く出るつもりが気付くと11時。気温20℃
■El Delfín
"El Delfín 7c+"
下部3ピン掛けつつアップするが、苦手なホールドはモロ太陽と重なって見えないので端折る。
最大の核心は、先掛けしてやってみるも…端折って初めて終了点へ。
2便目
コルネ~クリップ~次のクリップホールド良い所まで届かずフォール。最高到達点。
Rander&Oiana&Loloが上がって来た。
Ynさん、待ち時間がもどかしいのか■Delfin Por Detrasでトライ。今日は■Bikiniの宿題するんじゃなかったの?!
"Guaises 7b+"
勿論OS狙いで取り付いたが、ボルダリー核心に苦戦。結局オフバランスで押し切るしか良いムーブ見つからなかったみたい。
ショートルートほどそういう核心が出てくるので今後の課題ですな。
1便目後、ルートを見上げながらイメトレ中。
結果的にはきっちりRP!
太陽が随分傾いて3ピン目のホールドを邪魔しなくなったが、登っている時にモロ太陽が当たる。
も少し待ってもいいで。と言ってくれたのでお言葉に甘えて取り付きが影になるのを待ってから出陣。
3便目
岩は熱いがもう待ってられない。
コルネから1手1手吠えて進むがクリップホールドしっかり掴めず必死にシャクって持ち直しクリップ。
右手のクラック甘く入ってしまい耐えきれずフォール…高度下がってしまった。
パート、パートで進むも3つ目のガスからの足位置決めきれずフォール。諦め下りる。
自分で架け換えしたかったけどRanderも待ってるのでYnさんにフォローで登って換えてもらう。
ビックリ!Mat&ElaがBabyと共にやって来た!
昨年はEl puenteまでわざわざ会いに来てくれた二人に最終日に会えるなんてメッチャ嬉しい!
さてさて■BikiniのYnさんの宿題は…
"Péril Rouge, 7b+"
やっぱりシビアなホールドに苦戦。
ラスト2便共は同じ所で肘をぶつけ笑えないほど悶絶。
易しくないけど絶品ルートはまた宿題となりましたとさ。
最後の晩餐はMonseの計らいで、なんと今日から滞在のSzk.SumさんYseさんご夫妻とご一緒させてもらいました。
私は山の事は疎いので存じ上げなかったのですが『1976年ジャヌー北壁(7,710m)初登攀、1980年カンチェンジュンガ北壁(8,598m)を新ルートから無酸素で初登攀、1983年日本人として初のエベレスト無酸素登頂の実績を持つ。(HPより抜粋)』凄いお方なのでした。うひゃーこれで男女共日本人初8000m峰無酸素登頂者とお知り合いになれましたよ。
話しは弾んで楽しい晩餐でした。Yseさんも吠えて登るらしく通じるものがありましたよ(笑)せめてもう一日あれば岩場案内することが出来たのに残念。
Monse楽しい時間と美味しい食事をありがとう!
洗濯やら片付けやら。
夕方■Gran Bovedaへ行ってみる。
Tomさん"Vielles Glories, 7c+"RP!
ほんまに陽気なFunny Guy。
See you again!
■El Delfín
"El Delfín 7c+"
ガーン!ずっと残置されていた誰かのヌンチャク回収されてた。テンテンで掛けながらアップ。
核心の2つ目のギャスがどうしても指先にしか掛からず敗退。負荷高い。
今日は陽が当たっているのに風があって登っていると、いや、ぶら下がっていると寒かった。
下に降りると風はないが、影だと寒く日向で寝転ぶ。ついにこんな日が来たか。
2便目
新クリップムーブ出来た!が、左手ヨレ気味にゲート閉まらず焦る。この先で落ちる可能性大なのでテンション。
しかし、進んだぞ!
核心ムズイ。先掛けでムーブ探るも流れが分からん。
背びれにもたれるまでは進んでみたが…足がツンツンで動けず。
Johnもトライ。流石に終了点へ抜けてた。
3便目
次のクリップまで行くぞ!と気合を入れたのだが、コルネ2手目が止まらずフォール。ここで落ちるか…
マッチのクリップは体制作れずフォール…こりゃヨレてるな。敗退。
フォローで3ピン回収。本当は5ピン目迄回収しておきたかったんだけど、予定よりYnさんの時間を食ってしまった。
■La Surgencia
Ynさん時間。陰っていてい、ダウン着ないと寒いくらい。
"El espolón de la rana, 7c+"
下部のヌン掛けしながらアップ便。しかしあわよくば、とトライしたが…
レストで散歩中のランデル&オイアナ&Loloがわざわざ上がって応援に来てくれた。
2便目
核心、3度剥がされそうになり粘って耐えたかに見えたがフォール。
Poto@ランデル
長めのレストを挟んで、3便目、
核心、一度でバスっと止めて、でも安心できない、ドキドキしながらビレイ。
そして終了点!RP!やったー!!"カエルの拍車"ゲットで三年目の宿題終了!
今日もJohn達とMuscunのBarで乾杯。
彼らはこのまま空港へ。またね!
朝、14トレしてたら膝に違和感有り直ぐ中止。
今まで調子出てきたらコケてたので、今日を逃すとあと一日しかない!と思っていたのは勘違いで、二日登れる。但し最終日は結局中一日だけどね。
"El Delfín"に大した憧れを持たずにトライし始めたけれど、私なりの核心ムーブ見つけたいな。今回、RPできるとも、しようとも思わずリハビリだと思って触りだした。いつもみたいに締め切りに追われることもなくなんの焦りもなく7c+にトライするなんて滅多にある事じゃない。出来ない事を出来るように考え、動く事を純粋に楽しもう。ヌルイとは思うけれど。
来年は、切羽詰まって気持ち追い立てられてストレスフルなクライミングが出来る様に(笑)ちゃんと指を治そう(完治はありえないんだけど)。トレーニングもしていかんとね。
John親子の見学に岩場へ行くと■La Surgencia手前で会えた。
Archieは高校生。やっぱりシャイだった。Aaronの生徒たちも男子はとくにシャイだったな。
"Coco loco 7a+"
John 一撃!
"El espolón de la rana, 7c+"
核心、わっるいホールドで抜けた⁈バーンって行かへんのや。
Johnは私が初めてスペインに来た時からの良きライバル。だいたいいつも同じルートをトライしている。
薄々感じてはいたが、Johnの方が底力ある!彼は2,3便で登れるくらいの方が好きなんだって。対して私はやり込んだ先に登れるルートの方がより好き。私も底力上げていかなあかんのだけれど、つい自分にとって簡単じゃないルートに手を出して嵌っちゃうんだよね~
Venga bichos!!!
夜は、Tomさんがやって来てお勧めの岩場情報を教えてくれた。
また行ってみたい世界の岩場が増えちゃったよ。でもまだまだRodellarにも通いたいし、時間も体もお金も足りない!
昼頃出発。
■Bikini
"Péril Rouge, 7b+"
Ynさん昨年の宿題を片付けるべくヌン掛けとムーブおさらい。
■La Surgencia
"El espolón de la rana, 7c+"
こちらも前からの宿題ヌン掛けとムーブおさらい。
どっちも核心はカチカチ。体は元気だが指が終わってると夕方退散。
Johnが今度は息子を連れてやって来たが今日は会えず。
メールでトラブルって書いてあったがナニ?!
なんてこった!■El Delfínのミスプリルートに取り付いてえらいこっちゃだったらしい。
"El Beduino"は、6b+ではなく7b+なのだ。
因みに、"paula"は、7b+ではなく6b+なのだ。
■El Delfín
"El Delfín 7c+"
アップ便はテンテンで棚まで。コルネは一発では掴み切れず下りる。
2便目、
苦手のコルネは甘いが何とか掴んで 次に手を出したが足の移動を忘れてて動けず撃沈。でも1手進んだ!
次のクリップは手繰っている間に手が開いてきて怖い。
クラッククリップ出来ずテンション。
ここからのガスガスムーブは一度だけ出来たけど…
Ynさん2便目、核心パートの動きが悪いなと思ったらやっぱり降って来た。アップ不足?
3便目、スイスイ登って核心は声出して、前回落ちた左手もしっかり気を抜かず押さえてRP!オメデト!
3便目、
やっぱりコルネは甘かったが、今度は足も動いて進めた!苦手なクリップホールドも掴んで体を利かせクリップのはずがやっぱり手が開いてくる~さすがに手繰り落ちしそうだったのでフォール。ここ何とかせなアカン。
探って探って良い体制見つけた!誰もしてないけど大発見♪
核心はこなせず。
本日の最高到達点。
今日の私達の写真はアメリカだったかな?の山岳ガイドさんが撮ってくれた。Thank you!
ガイドさん。
下山して■El Delfínを見上げたらLolo兄ちゃんがトライしてたが、あと一手でフォール。惜しい!
登っているとあまり感じないが結構傾斜あるんだね。
■Gran Bovedaの右■La Nuit de Tempsへ移動。
"De Puta Madre, 7a+"
38mもあるし易しい目なのかと思いきや、何度か声出てたし、大核心も声出しながらもフォール。なるい両手からの横リーチに大苦戦のYnさん。結局こなせず抜けて回収。約1時間のトライ。
隣を登っていたお兄ちゃんもトライしたらしく、悪いだろ!ってRP出来なかったらしい。Ynさんより大きいのに。
結局、保持力の問題か?垂壁舐めたらあかんでってか?
正に"De Puta Madre"や!ってYnさん。直訳するとあまりいい意味じゃないので使わないでね。ローカルの人は罵詈雑言の一種で使っている人いるけど。
私はトライせず。薄暗い中下山。
登っている途中から右膝違和感。El Delfínからの下山時、左膝にも少し痛み。
あぁまだ雨音。止んで少し青空と思ったのもつかの間、霧。
降ったり止んだり…
雨が止んだので夕方散歩。
Cheto方面へ行ってみた。
雨上がりで水を含んだ苔が美しかった。
Chetoからは岩場方面に進んでみる。
森の小路。なんだか楽しい。
真正面に岩場が見えるところに出た。
ルートによっては染み出しが…濡れた足場に立つSilviの姿が見えた。
■Gran Boveda
マスクしてるみたい。笑
天気予報通り真夜中から雨。
私達と同じ日に帰国予定だったGazがKeitの仕事の都合で急遽帰国することになりLleida迄送る。
ここから空港まで直行バスが出ているとは知らなかった。電車で行くより乗り換えが無いから便利らしい。
本屋とWalaに寄ってRodellarへ帰る。
Lleidaは降っていなかったのにこちらも降りだし豪雨に下りるはずの77番出口を通り過ぎてしまった。
夜は、ToM&Silvi,Calo,Erin,John,Cameronを招いてお好み焼きを振る舞う。
色んな岩場の話や、ルートの話、他にも色々。英語分からん私は話の3分の1も分らなかったよ。でも楽しかった♪
55歳~大学生まで。年代違えどクライマー。
Tomさんは、世界の色んな岩場を教えてくれた。Caloの仕事はサーカス!カリムノス在住、岩場は観光地化されてマナーも悪い人も増えてチョットねって嘆いてた。