サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

集団的自衛権行使を考える

2014年05月18日 08時59分09秒 | 時事ネタ
集団的自衛権 米紙「重要な一歩」、韓国紙「戦争できる」(産経新聞) - goo ニュース

ここ最近の一番大きな話題と言えばもうコレしかないね。

「集団的自衛権行使容認の是非」

まあ案の定と言いますか、予想どおりと言いますか、特定アジアの国々と日本国内の左側通行の方々から猛反発。

「日本をまた戦争できる国にする気か!」

…とか言うてね。
でも、何でそういう飛躍した理論が出て来るワケ!?
どうして集団的自衛権行使容認が戦争になるワケ!?

憲法改正論が出ると「戦争」
集団的自衛権容認の話が出ると「戦争」

戦争戦争戦争戦争戦争戦争戦争戦争…。
とにかく二言目には戦争。
一見すると「平和主義者」に思える連中の方がむしろ戦争をしたがっているんじゃないんか!?とさえ思いたくなることがある。

誰も戦争なんてしたいと思っちゃいませんて。
現に第二次大戦以降日本は一度も他国と戦争してませんやん。
それは右翼だの左翼だの関係無く、みんな平和の有難さを知ってるからですやん。
でも、中にはこんなコト言う人がいるんですよ。

「違う!それは日本には世界に誇る平和憲法9条があったからだ!」

あのね…。
どんだけ憲法9条が最強やと思ってるんですか?
憲法9条があれば平和になるんなら、何で他国は真似しないんですか?
何で国連憲章で集団的自衛権を認めてるんですか?

憲法9条信者の方々に問いたい。
神社でお守り買ったことありますか?
そう、「交通安全」とか「学業成就」とかのお守りですよ。
誰でも1度は買ったことはありますよね。
それを買ってどうなりました?
そのお守りを持ってると二度と交通事故に合わない保証があるんですか?
そのお守りを持ってると勉強しなくても志望校に合格できましたか?

そんな保証なんて無いでしょうに。
結局交通事故に合わないように自分で気を付ける。
志望校に合格するにはしっかり勉強をする。
要するに「自分で備えること」が必要だってコトですよ。

憲法9条だって同じこと。
それがあるから絶対安全で平和なんてことはあり得ないんですよ。
結局、憲法9条なんて神社のお守りと同じなんですよ。
他国がミサイル発射ボタンを押せば確実にミサイルが飛んでくるんですよ。
着弾すれば確実に日本人が大勢死ぬんですよ。
憲法9条が無敵のバリアとなって、どんな攻撃も受け付けなくしてくれるなんて有り得ないんですよ。

憲法9条に書かれている理念は大事。
でも、それにプラスして備えもしとかなアカンと言うワケですよ。
集団的自衛権行使ができるようにしておくのも平和であり続ける備えの一つってだけですやん。

「集団的自衛権を行使しなくても、現に憲法9条が今まで日本を守ってくれたじゃないか!だから日本はこれまで平和で安全だったんだ!」

まだ言いますか…。
じゃあこの際ハッキリ言いましょう。

戦後の日本を守って来たのは在日アメリカ軍とアメリカの核の傘です。あとは自衛隊ね。

憲法9条みたいな神社のお守りレベルなんかと比較にならないほど遥かに強いアメリカ軍と核。
それが抑止力となっていただけの話ですやん。
何でそんな簡単な話が理解できないのか不思議でたまらん。

だからと言って、集団的自衛権の行使が認められて日本も戦争が出来るようになるのが望ましいなんてオレはこれっぽっちも思っちゃいないよ。
憲法9条の理念はこれからも堅持すべきだと思う。
でも、集団的自衛権の行使容認の目的は以下のような場合にも適用できるようにしようってのが本来の話でしょうに。

例えば自衛隊のPKO活動において。
もしその活動地域で戦闘が激しくなり現地邦人が国外退避の必要に迫られたとする。
そこでたまたま近くに居た他国の軍隊が現地邦人救助にあたってくれてた際に、その軍隊が他国から攻撃されたとする。
今の法律なら日本国民を他国の軍隊が守ってくれているのに、それを支援すらできないんですよ。
集団的自衛権行使ができるようになれば自衛隊もその軍隊と一緒に邦人救助に当たれるようになる。
安倍さんが言う集団的自衛権行使ってのはそういう話でしょ!?
まさか集団的自衛権行使反対の方々は、こういう場合は現地邦人は死んでも仕方無いとでも言うんですかい!?
邦人を守ってくれた他国の軍隊の人が血を流すのは平気だとでも言うんですかい!?


平和平和と言う人間に限って、実は一番危険な思想だったりするんですよ。
あー怖い怖い…。

「でも、現に国際社会からは日本の集団的自衛権行使容認を懸念する声が上がっている!」

は?
国際社会ってのは中国、韓国、北朝鮮のたった3カ国のことを指すんですかい?

竹島を武力で占領している韓国。
尖閣諸島を虎視眈眈と狙う中国。
核開発を進め東アジアの平和を乱す北朝鮮。
こいつらは日本が集団的自衛権行使を容認し、アメリカ軍と連携が密になることによって今までのように自分たちに都合良く事が運ばないようになるのが面白く無いだけ。
それを「日本が軍国主義に回帰」なんて言葉を使って反対してるだけ。

こういうヤツらの話は国際社会の声とは言いません。
ただの少数意見です。
だから無視でいいんですよ。
むしろ、この特定アジア3カ国の動きが危険だから日本は集団的自衛権行使容認論が出ていると言っても過言では無いでしょう。

集団的自衛権行使容認=戦争出来る国になる

こう言った左側通行のマスコミが言う「風が吹いたら桶屋が儲かる」式な飛躍した論調に惑わされず、これからも日本が、そして日本人が平和であり続けるためにどうすべきかをしっかり考えようと思う。


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コメント (4)
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