サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

この違和感は何だろう

2007年04月29日 12時47分13秒 | 時事ネタ
昨日の日刊スポーツに気になる記事が。(下のリンク先はYahooニュース)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070427-00000012-kyt-l26

要は、京都市の保育所に勤務する女性嘱託調理師(64)が、給食で余った食材を持ち帰ろうとしたため、諭旨免職にしたとのこと。
市保育課では「許されない行為。市民に申し訳ない」とコメントしているという。

確かに。
…確かに市の言うてることは間違っていない。
市民の血税を使って購入した食材を、嘱託職員が持ち帰ろうとしたことはおそらく横領にあたることや。

でも…。
この64歳の嘱託職員さんの年代から考えると、まだ食べられるものを簡単に捨ててしまう行為は考えられへんかったんやろな。
だから「どうせ捨てるなら…」と、持って帰ってしもたんやろな。

余った食材は捨てることになっている。それがルール。
血税で買ったものを捨てる…。
有効活用すべく持って帰るのはルール違反。だから即クビ。厳しく対応。
で、余った食材は捨てる。

京都市が決めた規律。
分かる、よく分かるよ。それは…。
でもまだ食べられるモンやで。

市民に申し訳ない?
果たしてこのニュースを見た市民の何人が「あれだけ不祥事があったけども、京都市は生まれ変わったね!」と思っただろうか?
食材を必要以上に水増しして購入し、それを自分の為に持ち帰っていたのなら言後同断。
実際京都市では別の保育所の調理師が水増しやってたみたいやし。
でも、今回は余ったモンやで!?

もう一度言う。
血税で購入したものを私的に持って帰るのはルール違反。だから処罰。
京都市の判断は決して間違っていない。
でも…。
京都市保育課職員には「もったいない」という思考が欠如してるんじゃないのか!?
食材が余った場合の有効活用の方法なんて考えることすらないのか!?

食材を持ち帰るのは京都市のルール違反。
だからと言ってまだ食べられるモノを捨ててしまうのは地球市民としてのルール違反。

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コメント (2)
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