おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

Z先生、今年最後のコンサート♪

2009年11月30日 | Weblog
昨日は、Z先生、今年最後のリサイタル&お国(お家)にお帰りになる日でした

調布にある仙川アヴェニューホールという初めての場所へ、先月、先生のレッスンを受講された古河の生徒さん3名&東京にて集合組2名、私を含めて合計6名は、少々肌寒い冬空の下、でも、心はうきうき弾ませて向かいました

途中で大宮に寄り、りんかい線で新宿へ、そして新宿から京王線に乗ろうとして、危うく京王新線のホームへ…危なかったです新しくなった京王線かと思いました…
その上、宇都宮線は快速と普通の2種類しかないのに、京王線は、快速のほかに準急とか特別快速?とかいろんな種類の快速があって、もう何が何やら…で、ようやくやれやれ~とおのぼりさんのように座席に座ったら、今度は突然、「あれ~きれいだね~どこ行くの?」と言いながら、ヘンなおじさんが隣に座った。ん?酒臭い…しかも、失礼なことに、隣でず~っと、人の顔をまるで点検するように見ながら「う~ん。また、お化粧してるからいいんだね」とか…しかも、それが周りの乗客に聞こえるくらい大きな声で…で、ず~っと無視し続けたら、「つまんね~の」とか言いながら、次の車両に歩いていったので、ホッ。。。お洒落な電車だと思っていたのにてんで見当違い。

さてさて、そうして遅刻しそうになりつつも、ホームではFさんが待っていてくれたので、道に迷うこともなく、ホールへ到着。
すると、まだ開場30分前だというのに、もう何人か並んでいたでも、もちろん1番のりは、Kさん!さすが、気合の入れ方が違う…

ホールに入ると、そこはこじんまりとしていて、フラットな床にぎっしりと可動式の椅子が並べられていた。座ると隣の方とぶつかるくらい、きつくて…それでも、私たちは最前列を確保すると、ニンマリ…「これで、今日も先生の演奏を独り占め~」と。
ところが…なんと、この後、この最前列の前にもう1列、丸椅子が置かれてしまったのだえっ?!演奏会に丸椅子って、ありこれは、きっと背もたれがないから、学生券の方用の椅子なのかな、って一人で納得していたら、いや~違う!次から次に大人の方が……がっかりしたのは、Kさん。せっかく開場1時間前にいらしていたのに、またよりによって前の丸椅子に評論家風の白髪の方が座られ、もういちいち避けなくては見えないらしい

いよいよコンサートが始まった。前半は、ハイドンのファンタジア、お馴染みリストのペトラルカのソネット、ショパンのノクターン8番、そしてソナタ第2番だった。特に私は先生のソナタを生で聴くのは初めてだったので、とても楽しみにしていた。う~ん…個性的。個人的には第1楽章が一番好きでした…ほとばしる情熱の中にも、余裕のある歌心が感じられて、ただ弾きまくる演奏からは程遠く、本当に先生の研究に裏付けられた表現がたくさんあったような気がした。しかし……
Kさんの前のおじさま、こんな白熱した演奏の最中に、一番真ん中の一番前の席であるにもかかわらず、なんと…「眠っていた」のだそして、静かなところから急にffが響くと、それにまさに驚いたらしく、身体全体がビクッと。周りの方みんなが気が付いたのだから、相当のリアクションだったようだ。。。もしも、身体がのけぞった瞬間、丸椅子から落ちようでもしたら、先生の演奏にだって、差し支えたに違いない。

後半は、先生の最も得意とされるレパートリーのシャコンヌとラフマニノフのソナタ第2番。特にラフマニノフは、ものすごい迫力だった。このイタリアのピアノ、ファツィオリは、低音部をどんなに爆発的な音で鳴らしても、いつもやわらかく包み込まれるような(質のよいオーケストラを聴いているようで)音質で心地よい。高音部は、スタインウェイのような華やかさもあり、いろんな時代の曲を聴いてみたいなぁと思った。

その後、新宿の京王デパートをぶらつきつつみんなで夕食をしたり、楽しいひととときを過ごした。今年は、去年よりなんだかイルミネーションがきれいな感じ…街はもう、クリスマス一色だ…

さぁて=私も土曜のコンサートに向けて、頑張らないと…
しばらく、ブログの書き込みからは遠ざかりますが、毎日見ていますので、どしどし書き込んでくださいませ=

では、またね~~~~~~~

みんなのアンケート2~お好きな作曲家はだれ?~

2009年11月27日 | Weblog
アンケート第2弾です!
この結果は、今後のコンサートの曲目などにも参考にさせていただきますので、
是非、みなさまご投票下さいませ

http://misako.hyakunin-isshu.net/

     
このアドレスをクリックしてね


         

あぁ~悲劇…スタインウェイの弦が…

2009年11月24日 | Weblog
ついに…やってしまいました…
普段使っているピアノのみならず、スタインウェイの弦まで、切ってしまいました…
夜、久しぶりにゆっくりとピアノに向き合っていた時です。このところ、乾燥しているし、なんとなくピアノの調子も良いので、じゃあ、スタちゃんで練習しようかな~と始めたところ…
あぁ~←ここで、擬声語?擬音語を書きたいところなんだけど、う~ん…あてはまりそうな音がない…

とにかく、なぜか不思議なことに、「Zara先生プライベートレッスン」の項で「モンスター現る」などと書きましたが、その時に切れた音とまるで同じ音、高いソ(3点G)をやってしまったのだしかも、そこは小指で弾いたところだというのに…
もしかして、本物のモンスターが現れたのだろうか…
これ、3度目の正直で、文学館でもやってしまったら、どうしよう~

でも、悪いことばかりじゃなくて…
その~スタインウェイの弦が切れた瞬間の音って。ちょっと表現しがたいくらい、綺麗でした!
なんていうか、普通のグランドの弦を切ったときは、ギャリ~ン、グワ~ン、ガシャンが混ざったような、ガラスが割れるような音に近いかな…で、次の瞬間、あのカールおじさんが、突然ピアノのふたを開けて「コラ~!壊したのはだれだぁ~!」って追いかけて来そうな気がするんだけど、今回の場合は…
まるでかわいいチュチュを着た妖精が、クリスタルガラスのお皿を一気に1000枚落としてしまって「ごめんなさ~い!」って、泣きながら言ってるみたい…
まぁ、そんな音が聴けただけでも幸せだったのかな…と自分をなぐさめたりして…

ともかく、あと10日。これ以上、ピアノが犠牲にならないことを祈ります

おまけ…そういえば、高校生の時にも学校のスタインウェイの鍵盤を壊したことが…
これはまた次回に続く…

12月5日。交通規制があります~!!!

2009年11月24日 | Weblog
みなさま、毎日寒いですね~お元気ですか?

いよいよ、12月のコンサートも近づいてきました。
今朝は、フルートの方と合わせをしました。あぁ~もう、すぐです!

ところで、実は当日のことについて、大変なことを発見しました。
それは、12月5日は、な、な、なんと古河の「提灯竿もみまつり」だったのです

交通規制もあるというので、慌てて、商工会議所に電話をしたところ、西口駅前通りは、パレードの通過する午後4時から5時は車が通れないのですが、その後は、そう混雑することもなく文学館までは大丈夫でしょう、とのことでした
コンサートは開場が6時半なので、一応6時過ぎあたりではもう影響はないかと思いますが、念のため気合を入れて、早めにいらっしゃらないほうが良いかと思います。

さて、話題は変わりますが…
長らくご無沙汰していた「櫻」の気まぐれ日記、あまりに放置しすぎていたので、最近また復活させました。
写真だけの日もあるかもしれませんが、ぜひ、こちらにもお立ち寄り下さいませ。
(こちらのブログのブックマークからも入れます

では、またね~

あっという間に…冬がやってくる…

2009年11月14日 | Weblog
今週もあっという間に1週間が終わりました
なんだか、1年中いつでも「あっという間に~」という言葉を使い続けているようで…すみません!
でも、本当にあっという間なんですよね~

今週、生徒さんには来年の4月の発表会のお知らせを配りましたが、こうだんだん寒くなってくると春は遠い…
なんて思ってしまいますが、そう思っているとまた「あっという間」になってしまうんですよね~

来年の第三部は、また特別演奏になりますが、ゲストとして、同級生のヴァイオリンの方に独奏していただく予定になっています。彼女とは、高校時代にコンサートで、ラフマニノフの「悲しみの三重奏曲」を発表したり、猫好き仲間であったり…おちゃめで楽しい方です
どうぞ、お楽しみに

それから、だいぶ恒例になってきた「浴衣でコンサート」
まだ会場の予約も取れていないのに、もう出し物のの内容まで決まっている方もいらして…それだけ楽しみにしていただけるというのは、嬉しいことですね

私は~といえば…
来年こそ、腰をすえて新しい曲にもどんどん取り組んでいきたいなぁと、今年の勉強不足を反省しつつ~(うわぁ~これも、毎年同じようなことを言っているような…
まだあと1ヵ月ちょっと…しっかり乗り切れるように、雨にもマケズ、インフルエンザにもマケズ…
頑張ってまいります

ちょっと休憩時間…インタビュー ~作曲I氏に聞く~

2009年11月06日 | Weblog
今日は、ちょっと趣を変えて…
12月のコンサートに先駆けて、プログラム中の曲を作曲されたI氏への特別インタビューを掲載します

       

私  こんばんは!

I氏 こんばんは…
 
私  今日は、お忙しいところすみません。
   実は、去年に引き続き、Iさんの曲を演奏することになりましたので、
   どうぞよろしくお願いします。

   なぜ、Iさんの曲を演奏したいと思ったか…
   それは、この混沌とした社会に生きる私たち、豊かさの反面心の貧しさ、
   華やかさと憂鬱さ、信頼と裏切り、偽りの美しさ、虚栄心…
   いえ、別にIさんの作品がそれを象徴しているとは全然思いませんが、
   そんな時代にあって、Iさんが「美しいと感じる音、和音」って一体、
   どんな響きなのだろう…バリバリのわけのわからない現代音楽ではなく、
   近現代の和声を使いつつも、なるべく誰にでも素直に入ってくるような
   共通言語のような音で、どんな風に表現されているのだろう…
   そんなことに関心を抱いたからです。

   さてさて…前置きはこのくらいにして…
   早速、本題に入りましょう…
   では、最初の質問です! 
   音楽に興味を覚えられたのはいつ頃ですか?

I氏 小学校高学年のころ。小さい頃は練習が嫌いでした。

私  なるほど…
   では、最初の作品は、何歳の頃、どんな曲ですか?

I氏 今となっては恥ずかし過ぎて言えません。

私  ……  
   では、今までに作曲した中で、最も気に入っているのはどんな曲ですか?

I氏 ……ないかも。

私   …そうですか~
   では、好きな(尊敬する)作曲家、演奏家は?

I氏 ブラームス、スクリャービン、ベルク。
   ただ、演奏家についてはあれこれ言わないことにしている。

私  なるほど…
   ところで、この曲は、どんな時に生まれましたか?

I氏 締切1週間前

私   それは、それは…
   では、将来的にどんな作品を作っていきたいと思いますか?

I氏 できれば、聴いて少しは喜んでもらえるものを。

私  そうですか…楽しみにしています
   では、最後の質問です。
   もし、生まれ変わったら…やはり作曲?演奏?
   どちらを主にやっていきたいと思いますか?もちろん他の事でも結構です。

I氏 生まれ変わりたくない。もうたくさん。(作曲家じゃないし……)

私  
   短時間でしたが、どうもありがとうございました。
   ぜひ、これからも素敵な曲をたくさん作ってください。

       

無事にインタビューを終えました。
何かとご自分のことを語りたがらない、I氏へのインタビュー。
ちょっと大変でしたが、皆さんに少しでも、曲を聴いていただく時の参考になったらいいな…と思います。
次回は、フルートのUさんに質問をしてみたいと思います。どうぞお楽しみに

では、またね~

2つのイベント♪

2009年11月04日 | Weblog
日曜日、そして昨日と立て続けに2つの出来事(イベント?)があったので、簡単に書いてみます。

日曜日は…私の趣味の分野なので、詳しく書くことは差し控えますが、いつも「浴衣コン」や発表会にも出演されているか○ろ先生の主催される「大人のバレエ発表会」
「大人の~」というところから想像されると思いますが、まぁ大人になってから始めた人たちでも、ポワントをはいたり、衣装を着れたりしてバレエの楽しさを味わう、というちょっと粋で楽しい会です。今回で、4回目。実は、この私、本当に始めたのは大学卒業したての21歳、それからかれこれ身体を鍛えたり、ストレス発散が目的でソシアルダンス、アルゼンチンタンゴなどなどやりつつ、やつぱりバレエに戻ってきた、という感じで…最近は、いろいろ忙しくてあまり通えないのが残念なのですが、それでも今回は4人で「四羽の白鳥」
これは、あまりにも有名なので、いったい足型がどうなっているのだろう~なんていう興味から、先生にお願いして1年がかりで少しづつやってみたものの、最初の頃は、まず手をつないで立つことが難しく(長い棒を持ってでさえ…ダメで)半年くらい経つうちに、次第に手に重さがかかりつつも、つなげるようになり…とヨチヨチ歩きの赤ちゃんのような状態から始まったような有様で…
でも、1年たつうちにはなんと、変わるものですね~本番は、うまくいきました余計な力も抜け、一応悲しい白鳥の表情も作り(作ったつもり)なりきりましたう~ん…やっぱりバレエはいい~
いつも夢をもってばかりいる私だが、近々実現できそうな夢、程遠い夢、全くの夢…いろいろあって、バレエの場合は、もちろん3番目の全くの夢、なんだけど、それを一瞬でも可能にできた様に感じさせてくれるか○ろ先生は、やはりすばらしい先生だなぁ~とつくづく思った…

そして、2番目のイベント。
昨日は、ザラ先生のリサイタルがノバホールであった。
茨城県でのコンサートは初めてだったので、私と私の生徒さんたちは、気合を入れて花束を準備したいやぁ~特に、この私。赤いバラの花束をいつか舞台にもって行きたい、と思っていたので(情熱のバラだし…)その念願もかなって、心はワクワク…
プログラムは、先生お馴染みの月光、英雄ポロネーズ、ノクターン、シャコンヌ、ラフマニノフのソナタ第2番など、安心して聴けるものばかりで、昨日もゆったりと先生の音色を堪能した。特にノクターンは、あまり知られていない曲もあり、アンコールでノクターンが4曲連続していたのにはびっくりした。よく、このような繊細な音を要求される曲目を全てのプログラムが終わってクタクタの状態で弾かれるなぁ~と。さすがザラ先生!
先生のしかし、すごいところというのは、音楽に限ったところではなく、むしろその裏側の人間性にあるように思う。昨日もラフマニノフのCD第1番を(この曲は、40分を超える大変な曲なのですが、あまり知られていません)買ってサインをしていただいていると、先生から「森(鴎外)は買いましたが、まだ古典で私には難しいので、これから時間をかけてゆっくり読んでみます。怪談(小泉八雲)はちょうど良いので面白いです」と言われて、これまたびっくりしただいたい、日本語でこれらの本を読んでしまうのもすごいと思うのだが、それを代わる代わるサインをしている合間にパッと思い出して、日本語でお話されるという頭の回転の速さ!その上、この間のプライベートレッスンから2週間とたっていないのに、もう本を探して読み始めていらっしゃるとは!この私なんて、ようやく光文社(古典新訳文庫)のカラマーゾフの兄弟を買い集めただけ、というのに…
時間の使い方が違うのかなぁ…
そこで、このわたくし…ブログにかける時間を短縮して、その代わりに読書とピアノにもっともっと時間を費やして、より深みのある音色を追求できるように努力しなくては、と痛切に感じた次第であります。

1分1秒も大切に…どう過ごすかは自分次第…もっと変われるかも…そんな可能性を教えてくれる本当に素敵な先生。
さぁ、またまた頑張るぞぉ~~~~~