2024年8月9日~11日、佐賀県より、あの有名な海苔漁師ピアニスト徳永義昭さんをお迎えしてコンサートを行った。
この丸2日間は、超ハードスケジュールとなってしまったが、10日は茨城県古河市のショッピングモールにて街角ピアノコンサート、11日は小山生涯学習センターにて「第16回浴衣でコンサート」が開催された
各日共に大盛況で、こんなにたくさんの方々にご来場いただけるとは、まさに徳永さんパワーだった
街角ピアノの様子は、ぜひ、こちらの記事もご覧ください。→クリックしてね! 茨城新聞より
そして、翌日は、小山生涯学習センターにて「浴衣でコンサート」
午前9時から、小山呉服店「あまのや」さんで着付けが始まり、11時10分開場、11時半開演。
徳永さんがいらっしゃるという事で、ロビーには、開演前からたくさんの方々で溢れていた。
コンサートは11時半~午後4時近くまで、合計60名近くの方々による演奏~ピアノソロ、連弾、ヴァイオリン、二胡、チェロ、フルート、アコーディオン、歌、ギター、サックス、踊り…
夏休みの思い出の1ページになったら良いな、ピアノを使って気軽に楽める時間を~という事から始まった浴衣でコンサート
ところが、最近では、自分で楽しむことよりも、ご来場いただいたお客様に楽しんでいただこうという出演者も増え、実に充実したひと時となった。1つ1つの演目についての解説は、時間がかかるので省略、下記のアルバムをご覧いただければ、それぞれのお写真から音まで流れてくるような楽しさが~
そして、やはり特筆すべきは、徳永義昭氏。
普通、ゲストといえば、その時だけ舞台に出て、あとは楽屋で自由に過ごすのが当たり前だが、なんとこの長時間に及ぶコンサート、全て客席からお聴きいただき、時には演者に一言声をかけ、励まし…とてもできる事ではない。ましてや、前日は街角ピアノコンサートで何百人ものお客様の前で演奏され、夜は2回に渡って市内のジャズ専門のお店でコンサート、その翌日だから相当お疲れが蓄積されていたに違いない。ところが、朝8時過ぎにお迎えにあがると、もう玄関でお待ちになり、そして長い1日がスタート…
徳永さんの演奏は、前半の最後がカンパネラ、一番最後がひまわりの予定だったが、小山テレビの都合により(テレビ局もお忙しい合間に来られる為)撮影予定の時間がずれて、結局、曲目は前半がフォーエバーラブ、最後にカンパネラとなった。どちらも手品付きだったが、時間が限られていた為、面白トークは一切なしだった。が、しーんとした会場に徳永さんの音が鳴り響き、特に最後のカンパネラは、集中力の冴えわたった素晴らしい演奏だった
そして、帰りのお車の中で、衝撃的な一言が…
「来年はあの舞台のカーテンあったじゃろ?あそこからトランペットで〇〇を吹きながら(←これは来年のお楽しみ)登場するのもいいなぁ、ヴァイオリンもサックスも吹きたかね、来年はゲストじゃなくて普通に出たか~」と…
さっすが、人気者の徳永さんは考えることが違うなぁと思った… 普通は、来年も来たいな(なんとなく、お世辞的に…)くらいだと思うけど、具体的な演奏のイメージまで膨らんでしまうなんて…すごいわ…
もうこの私は、怒涛の3日が過ぎ、睡眠時間3時間の毎日に、ど~っと疲れが押し寄せてはいるものの、その昔、オリンピック平泳ぎの北島康介の名言「なんも言えねぇ」そんな感じ…
そして、ここで特にお手伝い以上に私の補助をして下さった方々に感謝の言葉を~
スクリーンの状況を見る為に何度も会場に行き、制作、そして当日の操作と出演者全員の写真撮影など大変お世話になった茂木正史さん(写真家&まくらが歌謡楽団フルート奏者)、会場照明をはじめ私のアシスタントとして走り回って手伝って下さった船田さん、本当に感謝の言葉を言い尽くしても足りません。この方々がいなかったら、全然面白くない、そして私がただ走り回るだけで段取り悪かったことでしょう。
また、東京からはるばるいらして下さった画家の黒澤育さん、最初から最後までご覧いただき、終わった後の感想~「本当に来てよかった、何度も昔のことやいろんな事が思い出されて涙が出た、そして徳永さんの演奏も良かった、感動した」と。かつて、このブログでも書いたことがあったが(このブログ内の黒澤育さんで検索すると読めるかな)私にとって、藝大1年生の時に美術学部の地下で猫ちゃんをいただいて以来の関係であり、最近ではFBを通じて、語りあえる友人のような関係でもある。今年は、この黒澤さんの笑顔を見て、気合いを入れ直したところもある
そして、ほぼ毎年出演して様子がわかり私が何も言わなくても動いてくれる生徒さんたち…心から感謝しています
最後に出演者の皆様、それぞれに素敵な演奏、創意工夫のある演出など、耳も眼も楽しませていただき、本当にありがとうございました
来年は、さて、どんな舞台が繰り広げられるでしょうか?
一人でも多くの出演者の方が、そしてお客様が、来てよかったなぁと心から思える舞台をめざして、また1年、頑張りましょう
※お写真は、写真右側にカーソルまたは指を乗せると矢印が出ますので、そこを押してください