おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

今年も1年、ありがとうございました♪

2010年12月31日 | Weblog
あとおよそ9時間で、今年も終わり…
みなさんにとって、今年はどんな1年でしたか?

この私は… そうですね~ 教室の行事、発表会では本当に久しぶりに、高校からの同級生と共演することができ、また浴衣コンでは、自分の教室を超えて、ピアノを愛するさまざまな方々に参加していただき、「音楽をやっていることの喜び」を分かち合えた素晴らしいひとときを感じることが出来ました。

また、今年は初めてお会いした方々からいろいろなことを学ぶこともできました。
学ぶ気持ちがあれば、歩みが1歩ずつではあっても、着実に向上することができるんだなぁということもしみじみ…実感しました。

それから、朗読コンサート。 
はるか昔、芸高受験のとき、あまりにも毎日毎日同じ繰り返しの音階練習に飽き飽きして、練習の最中にはよく、「よぉ~し、合格できたら、〇〇しよう!」と10項目くらい考えていたものでしたが、その1つに今だから言えること…
実は、「劇団ひまわりに入る!」というのがありました。
なぜ、音楽の専門学校を目指しているのに、劇団?とヘンに思われるかもしれませんが、私にとっては、音楽も演劇も舞台で行われることには変わりがないので、どちらも魅力的に思われたのでした。
音楽は、その曲が生まれた背景、作曲者の気持ち、その時代のほかの曲との係わり合いなどを読み解いていくうちに、作曲者になったような気持ちにまで同化できると、す~っと感覚的な世界に入りこむことがありますが、演劇はより直接的に、実生活では全く経験することのできない人物になりきることができる、夢のような世界だと感じたりします。。。でも、幸か不幸か、俳優座も文学座も受験して見事に1次試験で落ちた私は、やはり音楽が、私にとっての道だったのでしょう……

来年は、どんな1年が待っているのか…
不安と希望の入り混じった今年最後のブログでした♪

皆さま、良いお年をお迎え下さいませ。

Z先生コンサート in 国立博物館

2010年12月20日 | Weblog
「Z先生プライベートレッスン in 茨城」が終わって、早くも2ヶ月。
久しぶりの先生のコンサートに、私達茨城チーム(仮名)は、胸を高鳴らせた
そしてまた、久しぶりの晴天に、心も躍る…
古河駅9時4分発の電車に乗って上野に着くと、まだまだ開演時間まではある…
そこで、私&Fさん&Iさんは、博物館ツアーを行うことにした。
まずは、記念撮影…といってもコケロミン君たちの…ね!  
その後、Fさんお薦めの国立科学博物館へ…
ずいぶん前に行ったような初めてのような…ともかく、このように地下3階、地上3階、その上、360度全方向に映像が流れる3D以上の迫力のシアターなど、初めて見るものばかりで、驚きの連続
中でも、何百体?にもおよぶ動物の実物大の剥製には、本当にびっくりした。
パンダも、キリンもシカも…いるいる…
夜中になって、これらの動物たちが全部、ガラスを破って走り出したら、どうなっちゃうんだろう…
これぞ、まさに「上野大動物園」だ

そして、忘れちゃいけない
最近の、「かっこう」は本当に「鳩」に似ているのか、という素朴な疑問を解決するために、私達は「かっこう」を探したら……あった
さて、その写真が上のもの…さぁ、これが鳩に似ているか否かは、皆さまのご判断に委ねます

そして、あっという間に時間は過ぎ…とうてい、1時間ほどで見終わる量ではないので、残念ながら次の目的地、国立博物館へ出かけた。

まず最初にお琴の演奏があり、Z先生の演奏へ…
私は、実は風邪による咳がまだ少々出るため、残念ながら一番後ろの隅に座っていたが、先生の綺麗な音が、大変心地よく響いた。何度も聴いているノクターン、バラード、シャコンヌだが、聴くたびにまた新しい発見がある。
先生、ぜひまた来年も、素晴らしい音で、心に深く響く音楽を奏でて下さい

そして、演奏もあっという間に終わり、久しぶりに打ち上げに出させていただくことになった。
もちろん今回は、数人ではなく茨城チーム9名一緒に参加できたので、大変盛り上がった

和風居酒屋の落ち着いた雰囲気の場所にみえたが、宴会シーズンとあって、隣の音がわりとうるさい…その中で、大学の教授(名誉教授?)の方々が挨拶され、最初は茨城チームも緊張していた…が、が入ればこっちのもの…徐々にテンション高くなり、ついには、全然場違いなのに、なんとZ先生にコケロミンをお披露目してしまった先生、最初はとまどいの色を隠せないご様子でしたが、ついには、さきほどまで動いていたまだ音楽の余韻が残っているその手にはめられたのだ 感激
が、意外にもさらに喜んでいただいのが、マネージャーのS先生
ピーとかプーとかいろんな音が鳴り響くたびに、まるでお子ちゃまのように笑っていただいて…大変、持って行ったかいがありましたありがとうございました

なかなか楽しい会でありながらも、やはりZ先生を囲んでいると「さぁ、来年の曲は何にしようかな…」という気持ちが自然に湧いてくるから不思議。
次につなげる目的をいつももてること…これって、もしかしたら最上級の幸せかもしれない。Z先生、みなさま、本当にありがとうございます さぁ、来年も頑張りますよ~

朗読&ピアノ コンサート…あっという間に終わりました!!!

2010年12月16日 | Weblog
終わってしまうとあっけないほどで…
ついこの前の日曜日、ようやく「朗読&ピアノコンサート」が無事に終わりました……

しかし…どうも、前の日から「喉がイガイガするなぁ~」とちょっと風邪っぽい症状になり、本番も、かなりノドがイガイガ…のど飴なしでは読めないほどで、その後、月、火とだるいなぁ~と思っていたら、なんと数年ぶりに風邪を引き、ようやく、今日、復帰いたしました
まぁ、1週間とかからなかったので、早い復帰…かな?

さてさて…コンサートのほうは…

5月の連休明けに、初めて文学館さんと打ち合わせをして、それからというもの、まず物語を何にしたらよいのか、それが決まるまでに数ヶ月。クリスマスだから、くるみ割り人形全曲(ピアノアレンジ)にお話をつけたものや「幸福の王子」のお話に古典からロマン派、現代にいたるまでのあらゆる作曲家の曲を抜粋でつけたものなど、一通りそろえた後で、やっぱりこちら側が一方的に投げかけるコンサートではなくて、会場の皆さんも一緒に楽しめるような何か…がないだろうかと、また吟味しなおし…

そこで、思いついたのが、「ババール」

これは私が高校生の頃に、学内のコンサートで、先輩方が2台ピアノとナレーション付きで演奏したのを聴いて面白かったことを思い出し、調べてみるとピアノソロでも楽譜が出ているということなので、早速前半はそれに決め…後半は、ちょっとお話自体長いのが大変かな~と思いつつも、動物がたくさん出てきて、大人の方々も子供さんも楽しめるものといったら、やはり「セロ弾き」かな…という理由で、決めてしまった。

種明かしをすると…
朗読は、このお話をいただいてから、何も知らずに人前で語るのは、やっぱり危険でしょ?ということで、夏頃から、元NHKアナウンサーの加瀬先生の講座を受講し始め、ようやく最近、「朗読とは…」についての、あいう…くらいがおぼろげに感じられ始めてきた段階で、まだまだこれから~です。が、それだけに、怖いもの知らずというのでしょうか?特に高野さんの思い切った楽長の演技に感銘を受け、楽しく動物を演じさせていただきました

あの絵たちは、最初のセロと猫は、多少気合を入れて書いたのですが(それぞれ30分くらい)かっこうになって、「かっこうって、どんな形かな?」とウィキペディアに載っている写真を見ながら写生をしてみたら、なんとできあがったら、別の鳥の形に…そう、高野さんやFさんは、その絵を見て、すかさず…「ハト」と……
そこで、その「かっこう」まで書いたところで、だんだん飽きてしまい、あとのたぬきとネズミはただの漫画チックな動物で10分足らずで書き上げ…周りのキラキラはジョイフルで仕入れ、ごまかしました…

クリスマスツリーは、私の家から電飾と共に持って行きましたが、あの飾りも実は今回新しくしまして、ジョイフルにて去年の飾りということで、半額で仕入れ、しかしあの電飾は昔からのものを使ったところ、何人かの方に「すごいレトロ調だね~今ではめずらしいから、大事に保管しておいたほうがいいよ」と。たしかにこのようないろんな色に光る飾りは、今、お店で探しても見つかりませんよね~ほんとに、レトロ。

さて、ゴーシュは、合わせは合計3回ほどで、そのつどいろいろと曲が変化し、最終的にプロローグはあのかわいらしいおとぎ話の雰囲気になり、エピローグは、かっこうが入り、ちょっと終わりを惜しむようなゴーシュの気持ちぴったりの曲になったような気がします。
まぁ、あの高野さんの「子だぬき」の声を初めて聞いたときには、笑いが止まらなくてどうしようかと思いましたし、正直な話、ゴーシュと子だぬきの1人2役のところで、万が一、声質を間違えてしまったらどうしようかと内心、心配していましたが、本番もばっちり上手くいきましたね

ケロミンくんたちは、最初は調律のNさんとお友達数人で参加していただく予定でしたが、ご都合が悪くなってしまったので、結局当日ぶっつけ本番でいろいろと変えていったことがあり、あんまりケロミンくんを紹介する時間がなくて、申し訳なかったなぁと思いました。でも、「カンガエルくん」、かわいらしかったですね
たぶん、ケロミンくんたちは、またいつか…ひょこっと現れてくれるに違いありません

本番が終わって、さまざまな方からご意見をいただきました…
「面白かった。ピアノの音が綺麗だった」
「昔、小さかった頃に、母親に読み聞かせてもらったことを思い出して、懐かしかった」
「いろんな声が聞こえて楽しかった」などなど…

たぶん、いろいろなご意見があるところ、それを励ましの声に変えて下さった方もいらっしゃるものと思いつつ…でも、やってみて、「良かったなぁ」というのが感想です
なにより、私自身、題材選びに始まって、会場作り、練習など、一貫して、まるで趣味の延長線上のように楽しませていただいて、その上、少しでも皆さまに喜んでいただけたのなら…本望です

そして、最後になりましたが、いつも、私のマネージャーのように何から何までお手伝いしていただいているFさんとビデオ撮影をしてくださったFさんのお父様、心から感謝しております。ありがとうございました
それから、年末の忙しい時期に、会場まで来ていただいたたくさんの皆様、応援してくださる方々、本当にありがとうございました
そして、文学館の館長さんをはじめ、職員の方々、本当に細部にわたってお気遣いいただき、温かい雰囲気の中で、コンサートをさせていただいたこと、大変嬉しく思います。
次回は…といいますか…またいろいろと楽しいコンサートを企画してまいりますので、よろしくお願いいたします。
そうそう…いつか…文学館全体をお化け屋敷に変えて…怪談をやってみたいものですね~

それでは、皆さまも風邪にはくれぐれも気をつけて…元気に年末をお過ごし下さいませ