昨日終わった発表会。
素直な感想としては………
「ほっとする」「終わってよかった…」なんていう気持ちより、何かまだ心がざわざわ…
いろいろな反省点を思い返したり、生徒さんたちひとりひとりの演奏が頭の中をよぎったり…
まずは、Mさんの特別演奏
ヴァイオリンの音色といい、情感といい…心に迫る名演奏だったように思う。
今回、初めて合わせをした時から感じていたことだが、高校生の時に感じたMさんの音に対する鋭敏な感覚とこだわりは、数年の歳月を重ねて、より磨かれそして豊かに育まれた…
発表会となると、生徒さんたちの指導に明け暮れるため、最後の演奏はなんとなく(自分のコンサートの時よりは)なおざりになりがちだったが、そんな私に対して「こんなんでいいの?もっと音楽に向き合って!」と久しぶりに叱られたような…そんな気持ちにさえなった…
Mさんは、実はここ数ヶ月、重い病をかかえられたご家族の看病とお仕事、そしてご自分の練習と大変な日々を送っていらした。その精神的にも辛い日々の中で、この曲をお願いすることは果たして、いいことなのか、いけないことなのか、迷った時期もあった。Mさんとの合わせを終えて、ただ楽譜をながめているだけなのに、第2楽章のMさんの音色を思い出して、涙が溢れたこともあった。
きっと、Mさんの心の中にもそんな葛藤があったにちがいない。でも、舞台で、それから合わせの時のMさんは、そんなことを微塵も感じさせることはなかった。つくずく強い方なんだなぁ~とあらためて尊敬した。そして、根っからの舞台人であると共に、音楽が好きなんだなぁ~と。
大学を卒業して以来、〇〇年。音楽の道を歩みつつ、ときどきふと素晴らしい出会いに恵まれたことに思わず立ち止まって感謝したくなる瞬間がある。今回もその1つ。
昨日の演奏を聴いた方は、また何年かしてふと思い出す音を経験できたかもしれません…
さてさて。生徒さんたちの演奏については…
第1部のみなさんは、「よく頑張りました」
ふだん、あんまりピアノは練習できないんだけど~という学生のみなさん、それから大人の初心者からキャリアのある方まで、幅広い曲目でしたが、みなさん、個性豊かに演奏できたと思います。小さい方は、素敵な衣装を着て舞台に出れたことが次への励みになると思いますし、大人の方は、ふだんの自分と舞台での自分の違いに慌ててしまった方や、だいぶ慣れて楽しめた方などいろいろな方がいらっしゃいました。やはり、舞台は経験ですね。今日の反省を明日に生かしてコツコツと~これが1番だと思います。
第2部の方。小さいのによくここまで練習できたな、と感動的な演奏がいくつもありましたちょっと難しい曲だったので、弾くだけでいっぱいいっぱいの方もいましたが、それでも聴いていて楽しいレベルにまで仕上げることはすごいことだと思います。また、目標をもって、1歩ずつ前進していきましょう
大学生のみなさんも、それぞれに良かったですね
まずは、進路を迷った時期もありながら、こうして皆さんが、ず~っとピアノを続けてこれたことに拍手を送ります。舞台は生ものですから、上手くいかない部分もあったかとは思いますが、音楽性があればコントロールなどは自然に身についていくので、これからも良い音楽をたくさん聴いて練習して、感性を磨いて~頑張ってください
最後にお手伝いしていただいた皆さん
いつも、本当に感謝しています。今回は、場内警備やお弁当をお店から持ってきていただいた方、アナウンスを全部引き受けていただいた方(今回、初めて男性によるアナウンスでちょっと驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが)、ありがとうございましたなかなか、本番前の生徒さんに受付などをお願いするのは心苦しかったので、今回はとても助かりました
そして…生徒さんでありながら、まるでうちのスタッフさんのように動いていただけるなぁちさんとハナさんおふたりとも毎年ご自分の発表会で経験されているせいか、私が全く気がつかない細かな部分にまで非常に気持ちの行き届いたすごい働きぶりで、感謝の言葉もありません…心からありがとう
発表会が終わった後、Mさんを囲みながら数人で打ち上げに行きましたが、なかなかいろいろな意見が聞けて、楽しかったです
つくずく、私は、こういう心からほっとできるような生徒さんたちに囲まれて、幸せ者だなぁ~と
さぁ、またゴールデンウィークを挟んで、再起動しますよ~
今後の予定は…
6月 ナトリさん博物館見学ツアー
7~9月 コンクール関係
8月 浴衣でコンサート
10月 ザラフィアンツ先生プライベートレッスン
12月 文学館にてクリスマス「朗読コンサート」
がんばりましょう~
素直な感想としては………
「ほっとする」「終わってよかった…」なんていう気持ちより、何かまだ心がざわざわ…
いろいろな反省点を思い返したり、生徒さんたちひとりひとりの演奏が頭の中をよぎったり…
まずは、Mさんの特別演奏
ヴァイオリンの音色といい、情感といい…心に迫る名演奏だったように思う。
今回、初めて合わせをした時から感じていたことだが、高校生の時に感じたMさんの音に対する鋭敏な感覚とこだわりは、数年の歳月を重ねて、より磨かれそして豊かに育まれた…
発表会となると、生徒さんたちの指導に明け暮れるため、最後の演奏はなんとなく(自分のコンサートの時よりは)なおざりになりがちだったが、そんな私に対して「こんなんでいいの?もっと音楽に向き合って!」と久しぶりに叱られたような…そんな気持ちにさえなった…
Mさんは、実はここ数ヶ月、重い病をかかえられたご家族の看病とお仕事、そしてご自分の練習と大変な日々を送っていらした。その精神的にも辛い日々の中で、この曲をお願いすることは果たして、いいことなのか、いけないことなのか、迷った時期もあった。Mさんとの合わせを終えて、ただ楽譜をながめているだけなのに、第2楽章のMさんの音色を思い出して、涙が溢れたこともあった。
きっと、Mさんの心の中にもそんな葛藤があったにちがいない。でも、舞台で、それから合わせの時のMさんは、そんなことを微塵も感じさせることはなかった。つくずく強い方なんだなぁ~とあらためて尊敬した。そして、根っからの舞台人であると共に、音楽が好きなんだなぁ~と。
大学を卒業して以来、〇〇年。音楽の道を歩みつつ、ときどきふと素晴らしい出会いに恵まれたことに思わず立ち止まって感謝したくなる瞬間がある。今回もその1つ。
昨日の演奏を聴いた方は、また何年かしてふと思い出す音を経験できたかもしれません…
さてさて。生徒さんたちの演奏については…
第1部のみなさんは、「よく頑張りました」
ふだん、あんまりピアノは練習できないんだけど~という学生のみなさん、それから大人の初心者からキャリアのある方まで、幅広い曲目でしたが、みなさん、個性豊かに演奏できたと思います。小さい方は、素敵な衣装を着て舞台に出れたことが次への励みになると思いますし、大人の方は、ふだんの自分と舞台での自分の違いに慌ててしまった方や、だいぶ慣れて楽しめた方などいろいろな方がいらっしゃいました。やはり、舞台は経験ですね。今日の反省を明日に生かしてコツコツと~これが1番だと思います。
第2部の方。小さいのによくここまで練習できたな、と感動的な演奏がいくつもありましたちょっと難しい曲だったので、弾くだけでいっぱいいっぱいの方もいましたが、それでも聴いていて楽しいレベルにまで仕上げることはすごいことだと思います。また、目標をもって、1歩ずつ前進していきましょう
大学生のみなさんも、それぞれに良かったですね
まずは、進路を迷った時期もありながら、こうして皆さんが、ず~っとピアノを続けてこれたことに拍手を送ります。舞台は生ものですから、上手くいかない部分もあったかとは思いますが、音楽性があればコントロールなどは自然に身についていくので、これからも良い音楽をたくさん聴いて練習して、感性を磨いて~頑張ってください
最後にお手伝いしていただいた皆さん
いつも、本当に感謝しています。今回は、場内警備やお弁当をお店から持ってきていただいた方、アナウンスを全部引き受けていただいた方(今回、初めて男性によるアナウンスでちょっと驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんが)、ありがとうございましたなかなか、本番前の生徒さんに受付などをお願いするのは心苦しかったので、今回はとても助かりました
そして…生徒さんでありながら、まるでうちのスタッフさんのように動いていただけるなぁちさんとハナさんおふたりとも毎年ご自分の発表会で経験されているせいか、私が全く気がつかない細かな部分にまで非常に気持ちの行き届いたすごい働きぶりで、感謝の言葉もありません…心からありがとう
発表会が終わった後、Mさんを囲みながら数人で打ち上げに行きましたが、なかなかいろいろな意見が聞けて、楽しかったです
つくずく、私は、こういう心からほっとできるような生徒さんたちに囲まれて、幸せ者だなぁ~と
さぁ、またゴールデンウィークを挟んで、再起動しますよ~
今後の予定は…
6月 ナトリさん博物館見学ツアー
7~9月 コンクール関係
8月 浴衣でコンサート
10月 ザラフィアンツ先生プライベートレッスン
12月 文学館にてクリスマス「朗読コンサート」
がんばりましょう~