混合型脈管奇形/血管奇形 ~もものほっぺ~

混合型脈管奇形(血管奇形)の会で活動しています。
患者・家族のより良い未来をめざして

指定難病について

2015-04-12 23:38:18 | 難病指定

《指定難病について》

私たち「混合型血管奇形の難病指定を求める会」では
難病指定を求め多くの皆様に署名活動に
ご協力いただき、過去7年間に
124万6千89名もの署名を厚生労働省に
提出し国に訴えてまいりました。

多くの患者さんやそのご家族
また患者を支えてくださっている周りの方々
本当に多くの皆様のご支援とご協力を頂き
ありがとうございました。

今回 難病対策が大きく変わり
今まで56疾患のみ医療費助成が300疾患まで
拡大されました。

これは大きな流れであり、ぜひ二度とない
この機会に血管奇形も入ることが出来ればと
願っていました。

今回、血管奇形の分野では

・巨大リンパ管奇形(頚部顔面病変)
・巨大静脈奇形(頚部口腔咽頭びまん性病変)
・巨大動静脈奇形(頚部顔面/四肢病変)
・クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群
   
(厚生労働省厚生科学審議会疾病対策部会指定難病検討委員会(第11回) 資料4より)
4つの疾患名が指定難病に入る見込みと
分かってきました。
患者さんご家族からも喜びの声が聞こえてきて
おります。

しかし、まだ決定ではありません。
5月の正式発表までまだ気は抜けないと思っています。
そして、医療費助成は全員が受けられるものでは
ありません。

厚生労働省のHPにもありますが、300疾患すべての
疾患が重症度分類され、重症と診断された方のみが
医療費の助成を受けることになります。
(所得によっても異なります)

ただ、この難病指定に入ることは、医療費助成だけではありません。
こうして指定難病に入ることによって、
血管奇形の研究の発展や専門医以外の医師への浸透も
期待ができるのではないかと感じています。

参考資料:厚生労働省

厚生科学審議会疾病対策部会指定難病検討委員会
(第10回)
 
    
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000076749.html

資料1-2指定難病として検討する疾患

4-13 頚部顔面巨大リンパ管奇形 57頁~

4-13 頚部口腔咽頭びまん性巨大静脈奇形 63頁~

4-15 頚部顔面・四肢巨大動静脈奇形 68頁~

4-16 クリッペル・ウェーバー症候群 74項~


 


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