大暑 となり 桐始めて花を結ぶ 候となりました。
梅雨明けも近そうなのに今朝も霧雨です。
盛夏のはじまりも間もないことでしょう。
「暑中お伺い申し上げます」
暑中のお見舞いにちょっとした近況を伝える手紙をこんな風に折ってみては如何でしょう。
これは昔からある手紙包みです。伝承の形なのですが折形の本にはないもので、おそらく近世以降のものと思います。
一番簡単で普及しているのは結び文ですが、こんないろいろな形もあるのです。折っていくだけで六角になったり筍の形になったり楽しいです。A4サイズで折れますが写真のものは半紙の二分の一を使いました。
最近、星型などに折れるように花紋折の折目がプリントされた便箋を見つけましたが、このように折りたたんだものを開いて読むのも楽しいものでしょう。
畳んだ手紙をプレゼントに添えて、音信を交してみては如何でしょうか。
「はさみほし」の折り方で少し曲線で切リ先端にほんの少し切込みを入れましたら綺麗な桜の形が出来あがりました。
先週の子育てサロンで二回目の七夕飾り作りをしましたからそれも一緒に飾りました。
この「手紙包み」もいいですね。
こんなお手紙をいただいたら感激です。
なんどもしているとピタリと一度で五等分出来るようになります。千代紙でシールにしてもよいですしね。星、桔梗、桜、楓なども応用出来ます。
さくらさんのように子育てサロンのようなところでふるきよき日本の遊びや伝統のものが継承されるといいですね。とても嬉しいです。ぜひこれからも伝えて下さいね。
ありがとうございます。
半紙でいろいろと練習するものの、きれいに角をピシッと折るのは難しいですね。
手紙包み、素敵ですね。これは封筒のように使うのではなく、便せんを折りたたんだというイメージでしょうか?
メールが主流の今ですが、一言したためてお伝えしたい機会って沢山あるので、とてもすてきです。
これは見本用に小さく折ったものですが手紙サイズでも折れます。
私は手紙が苦手ですので荷物の中などに入れる時はこんな風に折って使います。
手紙の時は封筒の中にこんな風に折ってその中に文香などを入れたりもします。
どれも古典的な折り紙ですが巻紙の時代ではなく便箋で折る折り方です。
巻紙の結び文もいいものですよね。
お相手の方を考えて使うようにしたいと思っています。
折りは沢山することによって狂いのない折り目になりますからもう少しなさると思い通りに出来ると思いますよ。続けることが大事と思います。