SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

初音香

2021-02-21 15:02:00 | 

 二月もあと一週間、ポカポカと春の陽が嬉しいです。
SAKURA は出来るだけインスタントと違うものを載せたいと思っていましたがSAKURAをお休み中に作ったものなどはインスタと被りますがやはりこちらに残そうかと思い、少しつづアップすることにしました。(全部ではないのですが毎月アップしたいと思います)
 最初は初音香の盤と立物の梅、鶯です。SAKURAの方にはお馴染みの蜆で作った鶯です。
初音香は競馬香のように白梅方と紅梅方の組に分かれてのグループ戦で香のあたりの多い組がそれぞれの梅に鶯が一コマつづ進みます。中央の梅の木まで行ったら枝に留り、間違えたら降りたり、相手の鶯を取って自分の枝に止めたりの攻防があり、我が枝に二羽留まったりする展開になったりもします。
金銀の短冊も当たると枝に掛けられて梅の木も賑わってきます。
 この盤は2011年の正倉院院展に出品の 「碧地金銀絵の箱」の縁からイメージをいただいて作りました。
金属?が入ったような紙で目打ちでカットするのが大変でした。
 
我が家で初音が聞けるのを楽しみにしています。