令和三年の初投稿が遅れました。
実は秋から三島大社のお守りの恵比寿大黒様の復刻を心がげずっと取り組んでいますが今だに完成に至りません。私自身こんなに熱をいれて取り組んだのも初めてなのですがいつまでも出来ないのは歳のせいか、恵比寿大黒様のお許しを頂けないからか?と悩みます。決して片手間でなく驚くほどの時間をかけているのですが~
まだまだ形も紙の選択もベストではないのですが一月中にアップしたくこれでご披露します。
この恵比寿様も大黒様もほぼ同じカットで一枚の折紙で折れています。それさえも最初は想像出来ませんでした。
以前 SAKURAでも 佐久間八重女氏の「古典折り紙」の中の 内山弘光氏のオリジナルの恵比寿様を折ってアップしました。その折三島大社の恵比寿大黒様も載せましたが、今回のはそれがお手本です。
この「古典折り紙」の中には「からや草」と言う江戸時代の折紙の折り方があり、三島大社の御札の恵比寿大黒様はこの「からや草」にヒントを得た折り方のようです。
お札を折った方は内山氏のお弟子さんだったようで、内山氏の折紙にさらに工夫をこらし恵比寿大黒様を創作されたようです。
その方は今はもう亡くなられたようでこのお札も今は頂けません。
それを残念に思われた方からちょっと頼まれた事もあり軽い気持ちで取り組みましたが三か月も苦戦するとは思いよらぬ事でした。
そのきっかけで未熟ながら古典の折紙が折れた事はこの歳で貴重な体験でした。
写真は15センチの小川紙ですが今は12センチの紅縁紙で折っています。もっと小さいのも折れるようになりお正月のお箸入れや裏が鯛になりそうな紙などなんでも折っています。
私が折ったものはご利益もありませんが、早くコロナが鎮圧されこの一年の安寧を願って年初の投稿と致します。
インスタも健康で続けたいと思っています。
よろしくお願い致します。