蟄虫戸を閉ざす候となりました。
秋分を過ぎて陽差しが日に日に家の中へと伸びてきています。まだ暑くても足先は冷えていて日向に足を曝すとぽかぽかとしてきます。そろそろ日向ぼっこが気持ちよくなりますね。
今月は懐中道具でしたので月末の和の手作りコーナーはこんな簡単なティシュ入れを作ってみましょう。
右の藤の柄は母が作てくれたものでもう40年以上使っていますがさすがに角がすれてきました。これは裏表とも表地で無双の仕立てなのですがその仕立て方が分からず作りたいと思いながら諦めていました。今回考えてみましたらどうやら出来たので甥や姪の子供達用に作り全員集合の会の折りにあげました。
布のワサをどこにするかでいろいろ仕立て方もあるようですが私なりの作り方を掲示板に簡略に載せておきます。説明が難しいので不十分ですが、出来上がった形から「こことここは外表に縫う」などと考えながらなさって下さい。
縫い終って返すととんでもない形になる時がありますが、あくまでも出来上った形になるように裏を入れこんで下さい。
ちょっとしたパズルかもしれませんよ。