ハッピー・シェフ！恋するライバル

２０１８年の洋画。ラブコメです。
レンタル屋でDVDのジャケットを見て、ピンと来た映画です。
旧作になったので借りました。

カナダのリトルイタリーで生まれ育った幼なじみの男女２人が主人公。
彼らが子供の頃の回想シーンから始まります。
いいなあ。こういう幼なじみって。
２人の父親が親友同士で、家族ぐるみで一緒にピザ屋を経営していました。
フェスティバルのピザコンテストで優勝を狙っていたのですが…。

２人は大人になり、ニッキー（♀）は、イギリスで料理修行。
レオ（♂）はリトルイタリーで父親ビンスのピザ屋を手伝っていました。
なんとピザコンテストで初優勝したその日に仲たがいした２人の家族。
ニッキーの父のサルは、ビンスの店の隣りにピザ屋を開店し、犬猿の仲に。

５年ぶりに帰省したニッキー。
実家へ直行ではなく、レオと共通の男友達、ルイジの店へ
女友達と共に向かいます。
そこでレオと再会。バトルも再開（笑）。
お酒を飲み合って、一瞬良い雰囲気になるんだけど♡

翌日、ビンスの店がとあるアクシデントで警察沙汰に。
そしてニッキーの祖母と、レオの祖父の関係が明らかに。
というか序盤から勘付いてはいたけどね＾＾；

レオはニッキーの事好きなんだろうなあ。ニッキーを見る眼差しでわかるよ。
意識してるの丸わかり。
明らかに下心というか、女として意識してるってわかるシーンもあるし。
イジワルでニッキーを挑発するけど、気配りができてて優しい。
でも親同士が不仲で、反対されるだろうから、気持ちを抑えてるだけのような。

２人はお互いを「親友」と言うけど、ぎこちない親友だよな。とても。
っていうか”親友同士”の２人きりのディナーで、
ニッキーの肩見えで胸元も背中も開いてる露出の多いピンクのワンピース姿は、
絶対誘ってるでしょ？(〃❛ᴗ❛〃)
これで意識しない男いないよなあ＾－＾；

ニッキーはイギリスでの仕事のチャンスを勝ち取るのか、
リトルイタリーでの生活＝恋のチャンスを掴み取るのか。
揺れる女心。
ニッキーの年齢が不明なのですが、多分２０代半ば～後半という設定
だと思うので、悩み所です。
自分は１人しかいないし、一度きりの自分の人生。
どちらを選ぶか、それとも両立するかは自分で決めるしかない。
果たしてニッキーの決断は・・・。

ニッキー役のエマ・ロバーツは整っていてくっきりとした顔立ち。
太く書かれた眉毛が印象的。
美人でスタイルも良いけど、くるくる変わる表情が魅力。
脇役も個性的で、それぞれスポットが当たって良いですね。
ビンスの店の従業員、ジャギはお調子者。
ルイジのキャラクターも陽気な盛り上げ役でナイス。
セリフは結構ライトな下ネタが飛び交いますね。
日常会話で下ネタって。やっぱり日本とは違うな＾＾；

そして友達以上恋人未満のニッキーとレオのやり取りは、
観てて微笑ましい。どっちの胸中も窺い知れるのがいい。
一緒にいて楽しくて居心地の良い関係が一番理想的！

全体的にワイワイと明るい雰囲気の映画で、
恋したくなる！デートしたくなる！
好きな人に思いっきり気持ちを伝えたくなる！
あ～、DVDのジャケットを見てピンと来た通り、
自分にピッタリの映画でよかった（＾０＾）
女性が観ても男性が観ても楽しめますよ。

一番気になったのは、あの女性の正体ってなんだったんやろ！？
これだけはラストでも、NG集でも、明かされなかった謎。

♥diarynote時代に相互だけ読めた秘話(/∀＼*)
恋の甘酸っぱさと、女心が感じられて、下ネタ満載の映画です。
気楽に観れるし、明るくなりたい時に観ても良いし、
自信を持ってお薦めします♪