【撮影データ】
H28.3.13撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター
iOptron 45Pro CANON EOS 6D(新改造)
ISO3200 90sec×14 PHDガイディング
Rap2でフラット補正 PhotoShopで現像、コンポジット、レベル補正、トリミング
まあるい水玉のようなM97はふくろう星雲と呼ばれています。よくよく見ると目がふたつあり、フクロウのようにも見えますが、どちらかというと地球あるいは海王星を遠くから眺めたように見えますね。M97は遙か昔に超新星爆発を起こした惑星状星雲ですが、その呼び名のとおりです。
右下の棒状銀河はM108、メシエ天体の中では最も暗い対象で、本来M98というナンバーが付けられるはずだったのですが、位置計算が間に合わず、後世になってM108として登録されたそうです。並んでいるのでM81・M82のように続きナンバーの方がシックリしますね。そういえば、M108はM8によく似ています。
3月13日は、ISO3200 90秒×14~16枚で撮ってみたのですが、背景のザラツキ感や星雲・銀河の明瞭度を考えると、ISOをもう少しさげて露出時間を長めにした方が良かったみたいですね。Nikon D610の時もそうだったのですが、機材が馴染んできて画像処理方法も確立していくには、まだまだ回数を重ねないとダメなようです。