goo blog サービス終了のお知らせ 

星空Diary

趣味として星空を楽しんでいます。掲載した画像は何度でも再処理してアップします。このため、時々、季節感がなくなります。

【ペルセウス座】 NGC1499 カリフォルニア星雲

2017年01月21日 17時38分18秒 | ペルセウス座

 

 初めて撮ってみたのですが、思ったよりも大きな星雲でビックリしました。アンドロメダ銀河と同じくらいの大きさがありますね。視等級は6等級と書かれているのですが、写真の写りからすると望遠鏡で視認するのは難しそうです。

 名前の由来のとおりアメリカのカリフォルニア州に似ています。たしかにカリフォルニア州にも似ていますが、見ようによっては、泳いでいるイカ? それとも、向かってくるカジキ? 写真の左から右へたなびく煙のようにも見えますね。宇宙の風。

 

【撮影データ】

 撮影日 平成28年12月3日 北海道日本海沿岸 

 R200SS iOptron45 EOS6D(新改造)

 80sec×30枚コンポジット

 rap2フラット補正、シルキーピックス現像、ステライメージ調整、フォトショップ調整

 


【ペルセウス座】 h-χ(エイチ カイ)

2016年10月09日 15時36分39秒 | ペルセウス座

 

 秋から冬にかけて北東方向から天ノ川の中を天頂付近に昇っていくペルセウス座、天ノ川の中に位置しているため散開星団がとても多い領域ですね。ブログなどで散開星団を撮っている人はあまりいないのですが、けっこう好きですね。

 同じような大きさでよく似た散開星団が二つ揃って誕生したのか不思議だなぁと思います。某Wikiによると太陽が誕生してから40億年と言われていますが、この二重星団は誕生してから1,400万年と考えられています。ずいぶん若い星団ですが、星団のなかの星の色を見ると赤っぽい星も多く含まれていて、急速に赤色巨星化している星もあるようですね。

 まぁ、星団の誕生過程など難しいことはよくわからないのですが、 星写真を撮っている者からすると、M31やM33などと同じように秋の風物詩、ありがたい存在ですね。

 

 ISO3200 60秒露出で22枚撮ったのですが、散開星団の場合、もう少し少ない枚数でも出来はそれほど変わらないようです。カシオペア座、ペルセウス座、ケフェウス座、ぎょしゃ座には散開星団が沢山ありますので、少ない枚数で数多く撮りたいのですね。・・・・って、赤道儀のRS-232Cケーブル断線注文中です。


 


NGC869 and NGC884 ペルセウス座 二重星団 

2016年02月03日 14時22分38秒 | ペルセウス座

 

 

 

 【撮影データ】
 H27.9.7撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター
 iOptron 45Pro Nikon D610
 ISO2000  300sec×5 PHDガイディング
 PhotoShopでフラット補正、コンポジット、レベル補正


 子供の頃、天文ガイドでよく写真を見ました。その頃と変わらずに夜空に在り続けているんですね。 あたりまえのことですが、ちょっと心に・・・響きます。

 通称、'h-χ'と呼ばれている二重星団です。位置は、カシオペア座とペルセウス座の中間点付近、3.7等星くらいの明るさですから、ちょっと空が暗いところだと目視でも確認できます。 距離は7,300光年ほど、75光年くらいの同程度の広がりを有する星団が近接しているという珍しいタイプです。 が、メシエナンバーが付けられていないというのですから不思議ですね。

 今の時期だと北西の空で見ることができます。双眼鏡で見るのにちょうど良い対象ですね。 星空を写真で撮りながら、その間に双眼鏡で探索、疲れたらドブソニアンで探索・・・・・、よだれが・・・・・。

 DEPAPEPEの「いい日だったね」が聞こえてきそうな、リズミカルな雰囲気を感じる星団です。