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星空Diary

趣味として星空を楽しんでいます。掲載した画像は何度でも再処理してアップします。このため、時々、季節感がなくなります。

【りゅう座】 NGC5907 NGC5866 NGC5879等々

2017年05月03日 19時56分59秒 | りゅう座

 

 

 

 特に星に興味のない人でも北極星を知っている人は多いでしょう。その近くに「りゅう座」という、私も最近知った星座がありまして、この星座、小さな銀河が多いんですよね。

 近くにはメジャーな銀河も多いのですが、メジャー天体ばかり狙っていても、毎年、同じような写真が増えていくだけになってしまうので、”たまにはあまり撮ったことのない対象を”ということでNGC5907(左上)、NGC5866(右下)、NGC5879(右上)です。

 他にも小さな銀河がゴロゴロと見えています。特に左下のリボンのような小さな銀河、面白い形ですね。長焦点の筒があれば単品で狙えるんですが、・・・先だつものが・・・大幅な予算超過・・・、今のところは800mmのR200SSで撮れるものをということです。

 それにしても、今回の写真、ちょっと宇宙の深奥を覗いているような雰囲気を感じました。

 

【撮影データ】

 撮影日 2017年4月26日 北海道日本海沿岸 

  R200SS iOptron45 EOS6D(新改造)

  ISO1600 HEUIB-Ⅱフィルター 360sec×12枚コンポジット

 フラット補正(rap2)、コンポジット・レベル調整等(PS CC)、カブリ補正(ステライメージ8)

  

 


【双子座】 IC443 クラゲ星雲

2016年12月13日 22時23分48秒 | りゅう座

 

 もう少しクラゲ星雲を明瞭に出したかったのですが、この日は一晩で15タイトル、大急ぎで撮ったものですから明らかに露光不足です。なんとなく・・・クラゲ? という感じですね。

 

 【撮影データ】

 撮影日 平成28年12月3日 北海道日本海沿岸(奇跡的に昼夜 晴れ) 

 R200SS iOptron45 EOS6D(新改造)

 80sec×13枚コンポジット

 rap2フラット補正、シルキーピックス現像、ステライメージ調整


 


【はくちょう座】 まゆ星雲

2016年10月16日 17時35分54秒 | りゅう座

 

 写真下から伸びる暗黒帯を通ってまゆ星雲に到達する。そんなイメージの領域ですね。この写真では赤い星雲しか写っていないですが、まゆ星雲の周辺には分子雲が広がっていて、複雑な構造を持っているようです。

 いつの日か、さらに高性能な望遠鏡とカメラが入手できたあかつきには、それらの分子雲も狙ってみたいと思っています。

 

 


【はくちょう座】 ペリカンさんのお隣、💢

2016年09月04日 21時28分21秒 | りゅう座

 

 前回ブログアップしたペリカンさんのお隣、通称「北アメリカ星雲」と呼ばれています。北アメリカ大陸の形にも似ていますが、どちらかというと・・・、💢マークの付いた人の顔のようにも見えますね。

 はくちょう座のα星デネブのすぐそばに位置していて、見かけの視直径は満月の10倍もあります。かなり大きいのですが、残念ながら肉眼で見ることはできません。高感度・長時間露出で写して初めて見ることができる星雲です。けっこう明るい星雲でノーマルカメラでも良く写ります。(この写真は改造カメラで撮っています)。


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 ちょっと専門的な話になりますが、反射望遠鏡の光軸調整がいかに大切かということを思い知らされた1枚です。今年撮影した画像は、いずれも中央付近に丸くカブリ部分出て、接眼部をがっちりテープで固定して迷光が入らないようにするなど工夫もしたのですが、相変わらずカブリが出てしまい、どうしたものかと。

 この写真を撮影した日は、日中にしっかりと光軸調整を行ってからフラットを撮り、そして夜、撮影したのですが、後日、フラット補正してみると、カブリはまったく現れませんでした。光軸が合っていなかった・・・・、と、ようやく気づいた。反射望遠鏡は光軸調整が必数ですね。


 


今年初の網状星雲、やっぱり改造カメラは赤い星雲がよく写る

2016年07月10日 21時09分43秒 | りゅう座

 

【撮影データ】

H28.6.29撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 20sec×15 フォトショップでフラット補正、コンポジット

シルキーピックスでレベル調整、トリミング、調整

 

 ノーマルのNikon D610で何回も撮った網状星雲、今年はEOS 6D(改造)で初撮りです。網状星雲はノーマルでも良く写るなぁと思っていたのですが、改造カメラでは写真右上の赤い星雲が色濃く浮かび上がってきますね。やっぱり赤い星雲を撮ろうと思ったら改造ですね。

 画像がやや荒れ気味なんですが、R画像を見ると、背景に薄く星雲が広がっているようです。15枚ではそれら星雲まできれいに浮かび上がらせることができず、中途半端に浮き出ていて荒れ気味に見えるみたいです。はくちょう座はまだまだ撮るチャンスがあると思うので、次回は〇十枚狙いですな。

 

 


【ヘラクレス座】 PHDガイディング画面にM13が映し出された

2016年07月02日 21時17分10秒 | りゅう座

 

【撮影データ】

H28.6.29撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 200sec×8 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、トリミング

シルキーピックスで画像調整

 

 久しぶりに天体写真を撮ってみると、どこかに抜けが出てくるものですね。今回は、赤道儀と三脚の固定ネジを締めるのを忘れていました。赤道儀はガタガタ状態でしたが、重さがあることと風がなかったことなどからガイド精度の低下程度で済みましたが・・・。

 口径60mm、焦点距離240mmのガイド鏡をファインダーのようにセットして使っているのですが、ガイド鏡のピントを合わせてみるとM13がPHDガイディングの画面に映し出されました。センサーが小さいこともあるのでしょうが、けっこうな大きさで映し出されていました。動画にしてスタックすると精細なM13に仕上げることができるのかも。

 

 


【りょうけん座】 カタログナンバー 不詳

2016年06月25日 20時37分02秒 | りゅう座

【撮影データ】

H28.4.8撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×20 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、トリミング

シルキーピックスで画像調整

 

 この日は導入が中々うまくいかず、親子銀河を探して夜空を彷徨っていました。途中、なにやら銀河らしきものを見つけて20枚も撮りましたが、かろうじて銀河らしきものが写っているだけとなってしまった対象です。

 銀河のカタログナンバーすらわかりませんが、最近はほとんど撮影できないという現状から処理してみました。

 はくちょう座も撮りやすい季節になってきているので、次の新月期は狙っているのですが。

 

 


【りょうけん座】 M63 

2016年06月19日 22時08分24秒 | りゅう座

【撮影データ】

H28.5.8撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×18 Rap2でフラット補正

フォトショップでコンポジット、レベル調整、トリミング

シルキーピックスで画像調整

 

 銀河の周辺部をもう少し鮮やかに出したい! こんな感じで4月に引き続き5月にも挑んだのですが・・・・。シーイングが思ったほど良くなかったこと、ピントも甘いような、狙っていた周辺部の鮮やかさは4月撮影には遠く及ばない状態、惨敗ですね。

 それにしても6月は天文機材の出番が1回もなしとは・・・・。梅雨というわけではないのですが雨の日も多く、月の出が遅い時刻となる晴れた夜も2回ほどあったのですが、うまく都合がつかずという状態、月末の新月期には撮影したいですね。

 


【ヘラクレス座】 NGC6229 小さな球状星団

2016年05月26日 20時52分46秒 | りゅう座

【撮影データ】

H28.5.1撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 300sec×10 Rap2でフラット補正

ステライメージでコンポジット

フォトショップでレベル調整

シルキーピックスで画像調整、トリミング

 

 真の真ん中付近に写っているのがNGC6229です。ヘラクレス座には他にM13、M92という球状星団がありますが、これらの球状星団に比べても視直径が小さいですね。

 拡大してみてると、こんな感じで球状星団らしく見えるようになりましたが、解像度がかなり低い感じです。焦点距離760mmではちょっと厳しい対象でした。

 

 

 

 

 


【りゅう座】 NGC5907他 銀河

2016年05月12日 20時58分46秒 | りゅう座

【撮影データ】

H28.4.27撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター

iOptron 45Pro Canon EOS 6D(新改造) PHDガイディング 

ISO2000 180sec×5 Rap2でフラット補正

ステライメージ Ver7 でコンポジット,フラットエイド使用

シルキーピックス DS Pro7で画像調整・トリミング

 

 この日は、赤道儀の自動導入の調子が悪く、撮影対象が一発で画角に入らない・・・・、本当はM101を撮ろうと思っていたのですが・・・・、探し求めて・・・探し求めて・・・、さまよい続けて・・・、何か分からないけどエッジオン銀河入ってきたからいいか、と5枚だけ撮ったものです。後で調べるとエッジオン銀河はNGC5907のようです。

 それにしても、”りゅう座”??? あまりなじみのない星座ですが、りょうけん座のとなりにあったんですね。ステラショットで見るとけっこう広いじゃないですか。