【撮影データ】
H28.3.3撮影 R200SS+コマコレクターPH HEUIBフィルター
iOptron 45Pro CANON EOS 6D(改造)
ISO3200 80sec×5 PHDガイディング
Rap2でフラット補正 PhotoShopで現像、コンポジット、レベル補正、トリミング
前回のアップで書いていたステラショットとEOS 6Dのファーストライト写真、去年の12月4日以来の3ヶ月ぶりの再処理ではない画像です。5枚コンポジットではM81銀河の淡い腕の部分まで描き出すことはできませんでしたが、3ヶ月ぶりの撮影画像処理はうれしいですね。
写真の右端と中央付近から左斜め下にかけて緑と赤のカブリがあったため無理かなとも思っていたのですが、練習のつもりで画像処理しています。私のモニターでは目立つカブリは浮き出ていませんが、お使いになっているモニターの種類によってはカブリが見えるかもしれません。
M81(写真左の渦巻銀河)とM82銀河(写真右の棒状銀河)は同一の銀河団に属していて、お互い15万光年しか離れていないそうです。15万光年というと我々が属している天の川銀河とマゼラン星雲(南半球で満月の20倍の大きさで見えています)の距離と同じくらいですから、M81,M82銀河に属する惑星からは、夜空に大きくお互いの銀河が見えることになりますね。