夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「S.Y.K~蓮咲伝~」【玄奘編】~悟空の章~ プレイ感想(21周目)

2010年08月18日 | S.Y.K~新説西遊記~ & ~蓮咲伝~
※途中にゲーム画像とスチルがあります。
未プレイの方は、ご注意下さい。


さあ!
ツンダラ悟空を攻略開始です!(`・ω・´)

人間になった悟空と一緒に寺院に帰って来た二人に、どんな試練(?)が待ち受けているのでしょうか。


<1話>

二人が寺院に帰って来てから、半年が経っていました。

玄奘が洗濯を干していると、
「おなかすいたー!」
と子供達が駆け寄って来ます。
食事の支度は意外に料理上手だった悟空が担当しているようで、子供達にも好評なようです。
しかし、子供達から「悟空、まだねてるよ」と聞かされた玄奘は、空になった洗濯篭を子供達に預けると悟空の部屋に乗り込みます。

玄奘が悟空に、
「子供達がお腹を空かせています」
と注意をしても、
「あー・・・1食くらい・・・抜いたって、死なねえだろ・・・うん」
眠そうな声が返ってくるだけです。

何とかして悟空を起こそうとする玄奘に向かって、悟空が眠そうに告げてきます。
「お前から・・・口づけしてくれたら、起きる・・・」

・・・いきなりデレ化、はい!キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

やっぱり、ツンダラ悟空のデレは良いわ~。(*´д`*)

玄奘が固まると、続けて悟空の声が聞こえてきます。
「できないなら・・・あと、1時間・・・寝かせろ・・・」
最初から玄奘には出来ないことを想定して告げた悟空の作戦だということが分かり、流石に玄奘も腹を立てます。

ここで選択肢が表示されます。

「・・・わかりました」
「ふざけてないで起きてください」

・・・ここは、
「・・・わかりました」
を選んで悟空を「ぎゃふん!」と言わせたいと思います!(*´д`)b

玄奘は覚悟を決めて、寝台の上に乗ります。

玄奘と悟空画像


本気で実行しようとする玄奘を見て、悟空は逆に慌てます。
少しずつ玄奘が顔を近付けていくと、悟空は短い溜め息を付きます。
「・・・仕方ねえな」
そして、一言呟いた後、玄奘の腕を引っ張ります。
思わず体勢が崩れた玄奘が悟空の胸に倒れ込むと、悟空から口付けをしてきます。

玄奘と悟空画像


・・・ちょっ!
朝からラブラブですよ!Σ(*´д`*)

悟空は昨夜も遅く迄薬の調合をしていたとかで、あまり寝ていないということでした。
玄奘が午後になったら子供達と一緒に昼寝をしても良いと告げると、悟空は仕方なく食事の支度をしに台所へ向かいます。

玄奘は再び外へ出ると、今度は庭掃除に取り掛かります。

・・・本当に玄奘って真面目で働き者です。
こんなお嫁さんが欲しいです。(*´ェ`*)

悟空と二人で寺院に帰って来てから、近所の人には「寺院の若先生夫婦」と呼ばれているそうです。
すっかり地味な生活を送っている悟空のことを考えていると、昼食の準備を終えた悟空が呼びにきます。
玄奘は目の前の悟空を見ながら、
(どこかお父さんのような雰囲気を持っている気がするから不思議です)
と思うのでした。

・・・お父さん(笑)!(≧∇≦)ノ彡☆バンバン

以前にも、玄奘が悟空を紹介する時に形容していました。
実年齢の所為(笑)?

広いお堂内で子供達と一緒に昼食を取ります。
子供達の世話に忙しい玄奘を見た悟空が、自分から食事作りを申し出てくれたそうです。
実験に比べたら、正確な分量を計る必要のない料理の方が簡単だということです。

・・・や、優しいです!(´;ω;`)ブワッ
最近、流行りのイクメンではないですが、やっぱりイイ男の定義に料理上手は外せません!

自分より手際が良くて美味しい料理を作る悟空に、玄奘が軽く落ち込むと、
「どうせずっと一緒にいるんだ、べつにお前がそんなもん特訓する必要もねえよ」
と笑ってくれます。

・・・ご、悟空ー!(ノД`;)・゜・

子供達も意外と面倒見の良い悟空に懐いているようです。

午後になって、明日迄に作らなければならない薬があるということで悟空は部屋に籠もります。
遊んでいた子供達が昼寝を始めると、いつしか玄奘も一緒に眠り始めるのでした。

懐かしい夢を見ます。
天竺を目指して旅をしていた道中、悟空に何度も説教をする夢。
そして、遙か昔、閻魔王の姿だった頃の悟空の夢。

(悟空は今・・・本当に、幸せを感じてくれているのだろうか・・・?)

天界、冥界、人間界と三界に属したことがある悟空を思う度、玄奘はずっと考えていました。

「・・・ったく・・・」

悟空の声が聞こえたかと思うと、何か暖かい物に包まれます。
目を開けると、悟空が上着を掛けてくれていました。
「最近、働きすぎだろ」
悟空に心配されます。
年老いた和尚に変わり、玄奘が寺院のことや近くに住むお年寄りの看病をしていました。
すると悟空は、玄奘の頭を引き寄せると自分の肩に乗せます。

玄奘と悟空画像


「あの、悟空。甘やかさなくても大丈夫ですよ?悟空にばかり働かせるわけにはいきませんし」
「ばーか、甘やかしてるわけじゃねえよ。これは、俺が甘えてんの」
「は?」
「いつもはガキどもにお前のこと、独占されてるからな。たまには俺にも構えってこと。拗ねるぞ」

・・・本音半分、天の邪鬼半分といったところでしょうか。(* ´艸`)
拗ねる悟空も可愛いです!

そして、500年間苦しめられていた頭痛に苦しむこともなくなった今だから感じると、悟空はぽつりと呟きます。

「今日みたいな静かで穏やかな日だと、それを痛感する。・・・怖いくらい、胸が痛いくらいの幸せだってな」

・・・ご、悟空ー!(´;ω;`)ブワッ

ふと、玄奘が二郎真君のことを思い出して口にすると、
「お前、前からやけにあいつのこと気にするよな・・・」
と悟空がやきもちを妬きます。
玄奘が笑いながら、「二人の仲の良さに嫉妬した」と告げると、
「・・・本気でバカだな、玄奘」
呆れたように悟空が口にします。

「悟空ほどではありません。本当に、素直じゃないんですから・・・でも、そんな悟空が好きですよ」
「そんなの、知ってる。・・・でも、その度合いは俺のほうが大きいからな、絶対」

そう告げると、玄奘を抱く腕に力を込めます。

・・・何、このバカップル。(ノ∀`;)・゜・

玄奘は人間になった悟空に、もっと人間としての幸せを体感して欲しいと考えていました。


<2話>

翌日、昨日の夕方から激しく降り出していた雨も止んでいました。
悟空は調合した薬を持って、都へ出掛けていきます。

・・・その姿はまるで、出稼ぎをしに行く一家のお父さんのようです。(o・ω・o)

子供達と一緒に寺院へ帰ろうとした玄奘の前に、木叉が現れます。
二郎真君ではなく、まさかの木叉の登場に玄奘は驚きながらも寺院に案内します。
何かあったのかと木叉に問うと、
「いや、特に用があるわけじゃない。様子を見に来ただけだ」
と穏やかに言われます。
そして、悟空が仕事で都へ行って不在だと告げると、木叉は目を丸くして驚きます。

「・・・仕事・・・あの人が働いているというのは本当だったのか・・・」

・・・世間一般の悟空の評判って(笑)!

二郎真君も相変わらずだと聞き、玄奘は安心します。
ふと木叉に、
「天界にお誕生日という概念はあるのでしょうか?」
と質問します。
実は、玄奘が昨日から考えていたことに関係するものでした。

夕方、悟空が都から帰ってくると、何故かかくれんぼに巻き込まれている木叉と再会します。
結局、悟空も巻き込まれ、途中から悟空と木叉の一騎打ちの鬼ごっこに変わったようです。

日が落ちてから、悟空の部屋でようやく静かに語り合います。
木叉が天界に戻る直前、悟空は二郎真君の安否を尋ねます。
木叉は「考えたくないくらいにはお元気ですよ」と溜め息を吐きながら答えると去っていきます。

二人っきりになると悟空が、
「あー・・・死ぬ」
と呟き、寝台に倒れ込みます。
都迄片道何時間の距離を往復し、寺院に帰ってくると全力疾走の鬼ごっこをしたのです。
かなり重傷のようでした。
玄奘は悟空の意識が散漫になっている今が好機とばかりに、
「そういえば・・・悟空。なにか今、欲しいものってありますか?」
と問い掛けます。
「睡眠」だの「薬の材料」だのと現実的なことを言う悟空に軽く頭を抱えていると、悟空に手招きされます。
何事かと悟空に近寄ると、そのまま抱き込まれます。

玄奘と悟空画像


「・・・まあ、なんつーか。いちばん欲しいモンは、もう手にはいっちまってるしなあ」

・・・もう、勝手にして!(*´д`*)

玄奘は真っ赤になりながら、
「お金で買える欲しいもの、です」
と反論すると、流石に悟空に怪しまれます。
「よけいな気、回すよな」
そう告げる悟空に、玄奘は何とか言い訳を考えます。
「・・・先ほど、木叉様が二郎真君の欲しがっているものを当てるのが大変だと嘆かれていたのを、思い出しただけです。それで、悟空の場合どんなものが飛び出してくるかと好奇心で・・・まあ、ある意味無理難題でしたが」
玄奘がそう告げると、悟空も呆れながら何とか納得したようです。
そして、玄奘の額に手を当てると、
「お前、ちょっと身体が熱くねえか?・・・額もなんか熱っぽいぞ」
心配そうに呟くと、調合した薬と水差しを渡してくれます。
「お前が倒れたら、俺の仕事が増える。そうなると面倒だからな」
素直じゃない悟空は笑いながら告げるのでした。

・・・ダメだ。
ゲーム画面を見ながらニヤニヤが止まらん(笑)!(*´ェ`*)

悟空が過保護すぎるというか、甘やかしぶりが半端じゃないというか。
とにかく「二人の為に世界はあるの~」という感じで、見悶えまくりです!


<3話>

始まった早々、悟空の説教の嵐が襲います。
どうやら、悟空に薬を渡された玄奘が渋々飲もうと立ち上がった途端、倒れてしまったようです。
熱もあっという間に上がり、そのまま悟空の寝台で寝かされていました。

ぼーっとする頭で、玄奘は悟空の誕生日祝いをしようと考えていました。
悟空のお小言を聞きながら、玄奘は熱の所為もあり八つ当たりするような態度になってしまいます。
むっとした悟空が言い返そうとすると、そこに子供達が乗り込んできて悟空を叱ります。
二人は大人げない態度を反省して、顔を見合わせて苦笑するのでした。

・・・まさに、子は鎹(かすがい)だね~。ヾ(´ε`;)ゝ

暫く眠っていた玄奘が目を覚ますと、すぐ傍に悟空がいました。
本を読みながら玄奘の看病をしてくれていたようで、そのままの恰好で眠っていました。

悟空画像


今にも落ちそうな本を取ろうと手を伸ばすと、いつの間にか起きていた悟空に手を取られます。

悟空画像


真剣に心配する悟空に素直に従いながら、玄奘はゆっくりと身体を休ませるのでした。

その夜、悟空は薬を調合しに玄奘の部屋へ籠ります。
一人で悟空の寝台で眠っていた玄奘の耳に、部屋の窓が開く音が聞こえてきました。
次いで、白い羽根が部屋の中に舞い込みます。

白い羽根画像


「ああ・・・起こしてしまったかい?悪いね」

懐かしい声に、玄奘の意識が覚醒します。
「・・・木叉から聞いたよ。悟空の誕生日を祝いたいんだって?・・・ねえ、聞いてもいいかな?どうして、そんなことをしようと思ったんだい?」
二郎真君に問われます。
玄奘は夢か現かを判断出来ないまま、胸の内を告白します。

「だって・・・悟空は知らないのです。自分がこの世に存在する意味を、そしてこの世に祝福されていることを。・・・怖いくらい幸せだなんて、言ってほしくないのです。そんな、あとで来るしっぺ返しを覚悟するような言葉は。悟空という人間が生まれて、そしてここにいることに、私や子どもたちがどれだけ感謝しているか・・・それを、知ってほしくて。そして、誇ってほしいのです」

それを聞いた二郎真君は、
「私は、彼のすべてを祝福することは出来ない。悟空が持つ過去は、私にとって今でも忌むべきものだから。・・・でも、ね。新しく生まれた命に幸があるよう、祈るくらいのことは出来る。・・・なにしろ、偉い仙人様だからね」
楽しそうに笑います。
去りゆく二郎真君に、
「あなたの誕生日も教えてくれませんか?」
と玄奘が問うと、
「・・・本当に君は愚かだよ」
楽しそうに笑いながらそう告げると、去っていくのでした。


<最終話>

すっかり元気になった玄奘は、都で悟空の誕生日の為の買い物をしていました。
一人で都へ行くという玄奘を、悟空は仕方なく送り出してくれたようです。

悟空への贈り物とお祝い用の食材を大量に買い込むと、玄奘は寺院への帰路に着きます。
すると、途中で悟空と会います。
迎えに来てくれたのかと問うと、
「べつに・・・集中できなかったから、散歩に出てきただけだしな。迎えにきたわけじゃねえよ」
そっぽを向いて答えます。

・・・もう!
本当に、ダルツンデレなんだから!(* ´艸`)

「とにかく、あんまり心配させんな。・・・胃が痛くなる」

二人が仲良く手を繋いで寺院への帰り道を歩いていると、突然、空から大量の白い羽根が舞い降りてきます。
驚く二人の前に、二郎真君が現れます。
「やあやあ、お待たせ。八つ当たり・・・じゃなくて、邪魔しにきたよ?」
笑いながら登場した二郎真君の相手を悟空に任せて、玄奘は子供達と一緒に悟空の誕生日祝いの準備を始めます。

悟空と二郎真君は寺院内に入ることはせず、外で立ち話をしていました。
玄奘が最近、隠れて何かをしていることを気になっていた悟空は、何か知っているのかと二郎真君に問います。
「ふふ・・・きみがそんなことを気にするようになるとはね。臆病になった?」
悟空は不機嫌そうに答えます。
「俺は今、怖いくらいに幸せなんだ。・・・なんつーか、お前には悪いがな」

それを聞いた二郎真君は、悟空に一発お見舞いします。

「・・・っいてえな、なんなんだよお前は。いきなり殴るか?」
「八つ当たりというか、お返しだよ。まったく、情けない・・・私が復讐したかった相手はこんなへたれじゃなかったはずだけど。大体、不安?不満?馬鹿馬鹿しい。今のは単なるのろけにしけ聞こえないね」
「・・・のろけじゃねえよ」
「まったく、私の心が空より広かったことに感謝してほしいね。狭かったら、もうすでに10回くらいは殺してる」

・・・ちょっ!二郎真君!その狭さもどうよ!?Σ(゜Д゜≡゜Д゜)

ようやく準備が終わり、子供達が悟空を呼びに来ます。
悟空は夕飯に二郎真君を誘いますが、
「一年に一度くらいは遠慮しておくことにする」
と告げて去っていきます。

子供達に引っ張られて悟空が堂内に足を踏み入れると、飾り付けられた部屋と豪華な食事が食卓に並んでいました。
悟空が何事かと問うと、子供達が次々と「悟空、誕生日おめでとう!」と口にします。
驚いている悟空に玄奘が説明をします。

「悟空に聞いたら、誕生日なんて覚えていないと言っていたでしょう?ですから、勝手に決めることにしました。今日が、あなたの誕生日。皆、あなたが生まれてきてくれたことに感謝しているのですよ。・・・今日は、そういう日なのです」

それを聞いた悟空の顔が心なしか赤くなります。
玄奘には、悟空の淡く紅い瞳が薄く潤んでいるように見えました。

悟空ゲーム画面画像


・・・悟空が赤くなってる!(;゜д゜)ゴクリ
珍しいものが見られました!

玄奘が悟空の誕生日のお祝いに用意した贈り物を渡します。
以前、悟空から贈られた、琥珀の首飾りと対になるような柘榴石の首飾りでした。
柘榴の石には、「真実の愛」「秘めたる想い」という意味があるそうです。

悟空は嬉しさのあまり子供達が見ているということも忘れ、玄奘を抱き締めます。
玄奘が慌てて注意をすると、赤くなりながら告げます。

悟空ゲーム画面画像


「・・・嬉しいんだから、仕方ねえだろ」

・・・ブーッ!(* ̄ii ̄)・∵.

流石、ダルツンデレの破壊力は他の追随を許しません!((((;゜Д゜)))
何!?この悟空の、ツンデレぶりったら(笑)!?

誕生日のお祝いも終わり子供達を寝かしつけた後、二人は悟空の部屋に戻ります。
すると、木叉からの贈り物が部屋に届けられていました。
見ると、赤ちゃん用のゆりかごやおもちゃや肌着でした。
どうやら木叉からというより、二郎真君からの贈り物のようでした。

・・・流石、二郎真君です。
嫌がらせというか、気が早いというか・・・。(;゜д゜)ゴクリ

恐らく木叉も、
「近い将来、必ず必要になるものだから大丈夫だよ」
とか何とか言いくるめられて、贈ってきたのだと思います!

気を取り直した悟空が手を伸ばして、玄奘の頬に触れます。

「・・・どんなに哀しくて辛い過去でも、あれがなきゃ今にたどり着けない。俺の幸せは、お前が隣にいてくれなきゃ成り立たないんだ。・・・絶対に、なくしたくなんてないからな。だから、この幸せをなくさないために俺は生きてく。・・・ずっとな」

悟空は玄奘の首の後ろに手を回すと、顔を近付けます。
「俺がどんだけ幸せかなんて、絶対お前にはわかんねえよ。一生かかったって、伝えきれる気がしねえ。そんだけ、大きいんだ。・・・絶対、無理だな。・・・だから」
そう囁くと、口付けをしてきます。

悟空と玄奘画像


「・・・これだけで伝わる気も、しねえんだけどな」

・・・ま、まさか!
二郎真君からの贈り物が、十ヶ月後には必要になるんじゃ(笑)!?Σ(*´д`*)

・・・って、相変わらず深読みしすぎだから自分。
イタタ・・・。orz

「この世に生まれてきてくれて、ありがとうございます」
「そりゃ、こっちの台詞だ。・・・愛してる。お前がいるから、この世界に意味があるんだ」

・・・目のやり場に困ります。(/ω・*\)チラッ

というわけで、エンディングです。

S.Y.K~蓮咲伝~【PS2】 悟空ED MOVIE


エンディングの後は、後日談です。
二人は子供達相手に、いつも通りの日常を送っていました。

ふと玄奘が、来年の悟空の誕生日は何が欲しいかと尋ねます。
事前に準備が必要なものなら、早めに聞いておいた方が良いと思ったのでした。

悟空は面食らいながらも少し考えると、すぐに何かを思い付きます。
耳を貸すように言われた玄奘が悟空に近付くと、耳元で囁かれます。

「・・・新しい家族が欲しい」

・・・ブーーーッ!(* ̄ii ̄)・∵.・∵.・∵.

ちょっ!待っ!悟空っ!
このゲーム「CERO B」だからっ!Σ(゜Д゜≡゜Д゜)

当然、玄奘も慌てふためきます(笑)。

「混乱しすぎだろ、お前。今すぐにってんじゃねえんだから」

・・・って、どういう意味?(;゜д゜)ゴクリ
来年の誕生日には赤ちゃんが欲しいということではなく・・・。

・・・その日に家族計画を実行しようということ(笑)!?(;゜Д゜)(゜Д゜;(゜Д゜;)ナ、ナンダッテー!!

どちらかというと「新しい家族」という遠回しな言い方より、
「お前が欲しい」
ということですね!
妄想が何処迄も膨らみます(笑)!(*゜∀゜)=3

「どうせなら楊漸の嫌味を有効活用してやる。・・・だが、あいつにもらったもん使うのも癪っつーかなんつーか」

悟空が悪態を吐きながらも楽しそうに笑うと、玄奘の髪を指で弄びます。
羞恥に耐えられなくなった玄奘は顔を背けながら、
「・・・いっ・・・いつか!いつかは、叶えてあげます!」
と告げるのが精一杯でした。
それを聞いた悟空は、
「来年の誕生日にくれるんじゃないのかよ」
しれっと突っ込んできます。

・・・ご、悟空ー!
開き直ったな・・・。(;゜д゜)ゴクリ

「こ、こればっかりは・・・私の都合だけではなんとも」
必死に玄奘は答えますが、

「俺、協力惜しまねえけど」

益々、悟空が乗り気になります(笑)!!

二人がいちゃラブしていると、そこに白い羽根が降ってきます。
二郎真君が現れるのかと二人は緊張しますが、暫く経っても姿を見せません。
どうやら天界から、羽根を降らせて邪魔をしたようです。

二人は笑いながら手を繋ぐと、何処までも晴れ渡った蒼天を見上げ、今の幸せを噛みしめるのでした。

【外伝小説】に【溺惑】が追加されました。

・・・いや~。
正直、<1話>~<3話>迄が特に事件が起きるわけでもなく地味な感じだったので、
悟空ルート微妙・・・?(´д`)
と思っていました。

・・・が。

<最終話>と後日談の盛り上がりが素晴らしく、プレイ後は素直に「面白かった!」と思えたので良かったです!

悟空の章は、日常の中に潜む心の不安がテーマだったのかなと思います。
玉龍ルートのようにライバルが現れて・・・という劇的な変化はなかったのですが、二人の絆がしっとりと描かれていて、閻魔王だった頃の悟空を思うと感慨深いです。(/_;)

500年前の二人は、ただ寄り添い合えるだけで幸せだったのですよね~。
それを考えたら、今の二人は最高に幸せなのだと思います。

悟空ルートの最後が赤ちゃんネタで、個人的に物凄くツボでした(笑)!
グッジョブ!(*´д`)b
来年の誕生日迄には結婚して、新しい家族が増えることを願っております(笑)!
玄奘、頑張って(笑)!

【玄奘編】の悟空の章のプレイ時間は、4時間40分でした。


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2 コメント

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Unknown (ナオ)
2011-05-01 08:58:25
今回発売したS.Y.K.のFDを限定版で買いました!
記事を読んで、S.Y.K.を買ったのですが、面白くてハマりました!!

私は悟空が大好きです!
そして、蘇芳も好きです!
FDはトキメキ要素がハンパないです!!

私はオトメイトさんのゲームをよくやってます!
「Death Connection」というゲームも面白かったです!
よろしければやってみてください!

…いつも情報をいただいてるので、ちょっとオススメを。

また沢山記事を書いてください!
いつも楽しみにしてます!!

では。
返信する
☆ナオ さま (sakura)
2011-05-02 00:09:58
こんばんは。
こちらにもコメントを、ありがとうございます!

>S.Y.K.のFDを限定版で買いました!
PSP版ですね!

>記事を読んで、S.Y.K.を買ったのですが、面白くてハマりました!!
ご覧頂き、ありがとうございます!
しかし、改めて記事を読み返してみると、プレイしながら興奮状態で描いているのでテンション高いですね(笑)。
『S.Y.K』面白いですよね!!
ボケとツッコミも楽しい乙女ゲーだと思います。

>私は悟空が大好きです!そして、蘇芳も好きです!
ふむふむ。
ナオさまは、悟空と蘇芳が好き・・・と。
ちなみに私は悟浄派ですw

>FDはトキメキ要素がハンパないです!!
分かります。
「これでもか!」というくらい甘々ですよね!(*´ェ`*)

>「Death Connection」というゲームも面白かったです!
おススメして頂き、ありがとうございます!
今は積んでますが、絶対にプレイしたいと思います!!

溜まっていたテレビ録画もぼちぼち観終わりましたので、落ち着きましたら五月はゲームをプレイしようと思っています。
ゲーマーですので、ゲームをしない事への禁断症状がそろそろ出始めています(笑)。
まだ何のゲームをプレイするかは決まっていませんが、プレイ感想記事をアップした際は、よろしければご覧頂ければと思います。
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