夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「S.Y.K~蓮咲伝~」【玄奘編】~玉龍の章~ <1話>~<2話>プレイ感想1(20周目)

2010年08月15日 | S.Y.K~新説西遊記~ & ~蓮咲伝~
※途中にスチルがあります。
未プレイの方は、ご注意下さい。


さあ!
いよいよ、好きなキャラベスト3に入ります!
カウントダウン形式で、まず三番目に好きな玉龍から攻略したいと思います!

前作ではほのぼのEDだったあの玉龍が、どんないちゃラブを繰り広げてくれるのか・・・。
本当に楽しみです!(* ´艸`)


<1話>

前作EDの続きで、玄奘は人間になった玉龍と二人で旅を続けています。
人間になった玉龍ですが、追いはぎに襲われてもあっという間に蹴散らしてしまう程強いです(笑)。

・・・頼りになります!

そして、前作EDでした膝枕がすっかり気に入ったようです。

・・・可愛いな~。(*´ェ`*)
やっぱり恋人の膝枕は、基本中の基本ですね!

天竺で経典が解放された後、二人が徳を積む為の旅路に出てから、もう一年以上が経っていました。
幼い心のままだった玉龍も、少しずつ大人へと成長しているようです。

・・・あれ?
そういえば、まだ玄奘のことを「お師匠様」呼びしているようです。

・・・と思っていたら、玄奘も同じことを思っていたようです(笑)!

二人の関係は「恋人」というより、「師匠と弟子」もしくは「姉弟」に近いと玄奘は考えていました。
玄奘が玉龍を愛しくて大切で、誰にも譲れないと思う気持ちは変わらないということで、幼い玉龍が玄奘のことをそうと見てくれる迄、気長に待とうと思っていました。

・・・玄奘、余裕だね~。ヾ(´ε`;)ゝ

二人は仲良く手を繋いで、近くの街へ向かいます。

・・・この二人の関係って、ほのぼのしていて好きです。(*´д`*)

二人は宿に荷物を置くと、旅に必要な物を買いに街へ出ます。
一緒に旅の道具を選んでいると何かを思い出した玉龍が、
「欲しいものあるから、探してくる。大丈夫。ちゃんとお金、払うから」
と告げて玄奘に断りを入れると、一人で雑踏の中に消えていきます。
玄奘は立派に成長している玉龍に、ひとしきり感動するのでした。

・・・一人息子の成長を喜ぶ過保護な母親のようです(笑)。

暫くして戻ってきた玉龍に何を買ったのかと玄奘が問うと、
「秘密」
と、満面の笑みを浮かべながら答えます。

玄奘も変わりつつある玉龍を微笑ましく思いながら微笑み返すと、
「そのうち、お師匠様に見せるから」
と言われます。

・・・うわあ。
何か、この二人微笑ましいわ~。(*ノε`*)ノシ

結局、大量の買い物となり、二人で大荷物を抱えながら宿屋へと向かいます。
玉龍が、
「お師匠様ごと荷物、持つ?」
と言い出して軽く驚きました。

・・・何、このバカップルの会話(笑)。

宿に荷物を置いて街の店で夕飯を食べていると、玄奘が苦手な人参を避けていることを玉龍に見つかってしまいます。
ここで選択肢が表示されました。

「食べる」
「玉龍に勧めてみる」

とりあえずセーブをして、まずは「玉龍に勧めてみる」を選んでみます(笑)。

「玉龍に勧めてみる」

一瞬、驚いたような顔をした玉龍は、すぐに微笑みと、
「・・・わかった。食べさせてあげる」
そう言うと、玉龍は玄奘に口を開けさせます。

玄奘と玉龍画像


玄奘が驚いていると、以前に天竺で玉龍が怪我をした時、玄奘がりんごを食べさせてくれたと告げます。
「自分じゃ食べられなくても、こうやってくれたら食べられたから」
玉龍の気持ちを無にすることも出来ず、玄奘は全部の人参を食べるのでした。

・・・ほのぼのいちゃいちゃじゃないですか!(*ノノ)

それでは、ここで選択肢迄巻き戻って、もう一つの選択肢を選んでみようと思います。

「食べる」

玄奘が覚悟を決めて口に入れると、
「お師匠様、えらい」
と玉龍が頭を撫でてくれます。

玄奘と玉龍画像


・・・うわっ!Σ(*´д`*)
玉龍に頭を撫でられる日が来ようとは!

「あーん」も「頭なでなで」も、どちらも捨て難い・・・!
でも、「頭なでなで」の方が好きかも・・・。(*´д`)b

玄奘は嬉しさと恥ずかしさといった複雑な気持ちのまま、人参を全て食べます。
いつもと変わらない穏やかな玉龍との時間に、玄奘は安心するのでした。

宿への帰り道、玄奘は道行く人にぶつかって転んでしまいます。
相手の青年は申し訳なさそうに謝ってくれますが、玄奘を見て何故か驚いた顔をします。
そして、玄奘が不機嫌な玉龍に手を引かれて立ち上がった後、
「君、その格好って・・・旅をしているのかい?」
青年に不思議な質問をされます。
玄奘が「はい、そうですが・・・」と首を傾げながら答えると、
青年は「そう」とだけ答えて去っていきます。

翌日、今日の予定を考えていた玄奘の所に、昨夜街で会った青年が訪ねてきます。
やはり不機嫌そうな玉龍を横目に玄奘が不審に思いながら用件を尋ねると、突然、青年は玄奘の手を取って、
「僕と結婚してくれませんか?」
と告げてくるのでした。

・・・ちょっ!
玉龍ルート、意外な展開です!Σ(*´д`*)

人助けなので断れないというパターンが目に浮かびます(笑)!
更に、玉龍が嫉妬して玄奘への気持ちに目覚める・・・という展開でしょう!(`・ω・´)

これは、面白くなってきましたよー!(≧∇≦)ノ彡☆バンバン


<2話>

その青年は、劉全と名乗ります。
一人で話を進めていく劉全に、玄奘は困り果ててしまいます。
玉龍を見ると、
「お師匠様、結婚するの?そいつと?」
逆に質問されてしまいます。
玄奘は頭が痛くなるのを感じるのでした。

場所を変えて、改めて劉全の話を聞くことになります。
手近な店に入って劉全から事情を聞くと、両親から意に添わない結婚を勧められているということです。
愛のない結婚をする前に世紀の大恋愛をしようと、玄奘に求婚したと劉全は告げます。
そして、玄奘の隣にいる玉龍を見て、
「どういう関係なんだい?まさか恋人・・・じゃないよね、そんな雰囲気には見えないし。弟?ああ、そういえばさっきその子がお師匠様って言ってたっけ。じゃあ、君の弟子なのか」
そう問われます。
玄奘も今の二人の関係を上手く説明出来ず、
「そ・・・うですね。おそらくは、それがいちばん妥当かと思います」
と答えると、
「・・・そんなの、お前には関係ない。お師匠様と、僕のことだ。どんな関係だっていい。無理矢理、言葉にあてはめる必要なんてどこにあるの」
それ迄口を開かなかった玉龍が静かに告げます。

そして、婚約を破棄する為に、玄奘に恋人のふりをして両親と会って欲しいと頼まれます。
流石に恋人のふりは出来ないと断った玄奘でしたが、困ってる人をこのまま見捨てておくことも出来ず、それ以外の解決策を一緒に考えることを約束します。

店の外に出ると劉全は突然、玉龍に玄奘と二人っきりにして欲しいと告げてきます。
「玉龍くんも、馬に蹴られたくはないだろう?」

劉全の言葉に吹きました(笑)。

・・・原作の「西遊記」だと、玉龍は玄奘の馬なんですよね(笑)。
この台詞は制作者側が狙って使ったのかが気になりました!

玉龍に誤解されたくないと焦る玄奘の耳に、
「わかった」
と告げる玉龍の言葉が飛び込んできました。
「待ってればいいんだね。・・・そのかわり、お師匠様を危険な目に遭わせたら、殺すよ」
何となく不機嫌そうな玉龍が、劉全を睨みながら答えます。

ここで選択肢が表示されました。

「そんな・・・」
「わかりました」

・・・うーん。
どっち?(´∀`)

玄奘の意志とは関係なく、劉全と玉龍の二人で会話が進んでいることに納得がいかない・・・という感情を見せてみようということで、
「そんな・・・」
を選んでみることにします。

玄奘が傷ついたように呟いた言葉に玉龍が反応します。
「お師匠様?どうしたの。どこか痛いの」
玄奘はすぐに何でもないと答えますが、玉龍の態度に不安を覚えていました。

(もし、私に本当に恋人が出来たとしたら?・・・玉龍以外、の。その時、玉龍は祝福してくれるのだろうか。今みたいな、静かな表情で)

ふと浮かんだ疑問に、玄奘は胸が痛くなるのを感じるのでした。

宿で待っているという玉龍とそのまま別れます。

その時、玉龍も一人で考えていました。

お師匠様の幸せが、僕の幸せ。
その為に僕がいない方がいいなら、僕はお師匠様から離れる。
・・・でも、そんな僕を責める、もう一人の僕もいる。
お師匠様が幸せなことが、僕の幸せ。
でも、お師匠様の横に僕がいない幸せは・・・考えるだけで、苦しい。
お師匠様を、誰にもあげたくない。
触ってほしくも、ない。
・・・それも、ほんとの気持ち。

・・・ぎょ、玉龍ーーー!(ノД`;)・゜・

子供だ子供だと思っていたのに、そんなことを一人で考えるようになっていたのね!
恋人だ何だと形に当てはめる前に、互いが唯一無二の関係だと思います!

考え事をしながら歩いていた玉龍は、いつの間にか路地裏に入り込んでいました。
「・・・がんばらないと、だめなのかな。お師匠様が、僕を選んでくれるように」

・・・何か、可愛いです。玉龍。(*´д`*)

沈んでいた玉龍に、辻占い師が声を掛けてきます。

「おまえさん、この先大切な人を失うことになるよ」

今、まさにそのことを考えていた玉龍は、ぎょっとして声のした方を振り返ります。
玉龍は必死になって、その占い師に尋ねます。
「どうすれば、お師匠様を失わずにすむの」
占い師は玉龍の切羽詰まった迫力に押されて、相談に乗ってくれます。
何故か玉龍のことを知っている口ぶりですが、玉龍には占い師の顔に見覚えがありません。
「ああ、そうだったな。会ったことはない。・・・今の私にはね」

・・・誰!?
玉龍が天界にいた頃の知り合いとか?
玉龍も後から、
(・・・なんか、懐かしい気がした)
と思っているので、間違いなく玉龍と親しかった人物なのでしょう。

結局、劉全に一日振り回された玄奘は、疲労困憊状態で宿屋に戻ります。
玉龍の部屋を訪ねると、笑顔で迎えてくれます。
玉龍と一緒に食べようとお土産を買ってきた玄奘がお茶の準備を始めると、突然、玉龍の手が玄奘の手と頬に伸びてきます。
焦る玄奘はいつの間にか後ずさっていたようで、壁に追いつめられます。

玄奘と玉龍画像


そして、混乱している玄奘に囁きます。
「ごめん。僕、お師匠様を退屈させてた。でも、がんばる。お師匠様が喜んでくれるように」
しかし、そこは一年以上も一緒にいただけに、玄奘にも玉龍が自分の意志ではなく、他から得た知識で突飛な行動に出ようとしているという考えに行き着きます。
「僕が、退屈させるから。だから、お師匠様は他の奴に心変わりしちゃうって言われた。だったら、言葉はいらないから手を取って、それで互いを確かめあえばいいって」

・・・ちょっ!玉龍!(*ノε`*)ノシ
下心なしで、こんな行動に出られるのも萌えます(笑)!

玉龍は玄奘の肩に顔を埋めて呟きます。
「そばに、いて」
玄奘は自由になった両手で、玉龍を安心させようと頭と背を優しく撫でるのでした。


― <3話>~<最終話>プレイ感想2へ続く ―


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