※途中にゲーム画像とスチルがあります。
未プレイの方は、ご注意下さい。
何ですか!?
この【天竺一家編】というのはっ!?((((;゜Д゜)))
とりあえず、<前編>のあらすじを見てみようと思います。
『ニートの長男、遊び人の三男、アイドルの末っ子。そんな個性豊かな兄弟に囲まれ、今日も家計を必死にやりくりするのは、苦労性の次男。貧乏ながらも兄弟仲良く暮らすひとつ屋根の下で、今日も波瀾万丈な一日が始まる。』
・・・こ、これは!(;゜д゜)ゴクリ
妄・想・劇・場ですかーっ!!
『薄桜鬼 随想録』の【薄桜鬼SSL】のようなものですね!
苦労性の悟浄・・・。
な、泣けます・・・!(´;ω;`)ブワッ
<前編>
舞台設定は、21世紀の日本のようです(笑)。
四人兄弟の両親は既に他界しているようで、四人で力を合わせて慎ましく生きているようです。
物語が始まると、居間とちゃぶ台が映ります(笑)!
・・・え。
21世紀でいいんだよね?
すぐに長男の悟空が登場します。
( ゜д゜)!?
ご、悟空が・・・ジャージ姿だ!((((;゜Д゜)))
ちゃんと声優さんの声付きでストーリーが進みます(笑)!
そして、一人一人の紹介がスチル付きであります!
『彼は、長男の悟空。定職につかず、ひがな一日寝ているかPCとたわむれているかの、言うなれば自宅警備員。』
・・・自宅警備員!
ニートも格好良く言えば、そうなるのね。(´∀`)
そこに三男の八戒が登場します。
・・・分かっていたけど、本編と変わらず派手です(笑)!
『三男の八戒。現在大学3年生。女好きで金遣いが荒く、バイト?なにそれ、美味しい?を地でいくろくでなしである。』
・・・ろくでなしか~。(´д`)
お次は四男、玉龍の登場です。
爽やかに全身が白でコーディネイトされています。
・・・あれ?
顔に封印のマークがある?
・・・ど、動物相手に戯れる玉龍が、メルヘンの住人と化しています。(*´д`*)
『末っ子、玉龍。ダメとしか言い様のない兄とは裏腹に、末っ子の彼は真面目に学校へも行くし、問題も起こさない。・・・たぶん。』
マイペースの為、友達はいないようですが、本人はそれを気にした素振りを見せたことはなく、いつも無表情のまま動物相手に遊んでいるということです。
ここで、待ってましたの一家を支える悟浄が登場です!
・・・エプロンにひよこさんが!!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
・・・あれ?
髪の毛が長いver.です。
『働かない長男の代わりに家計を背負い、稼ぎもしないのに浪費の激しい三男に毎日説教を繰り返す悲哀の次男、悟浄。』
・・・悲哀の次男、悟浄です!(ノД`;)・゜・
『両親が他界してからというもの、彼の特技はもっぱらちゃぶ台返し。』
そして、衝撃の事実が判明します!!
この物語は、悟浄視点で進行するようです!
・・・いやっほーい!ヽ(゜∀゜)丿♪
主に、悟空と八戒に向かって、今日も悟浄の説教の嵐が始まります。
・・・だから、SD悟浄が可愛すぎです。(*´д`*)ハァハァ
悟浄は悟空と八戒のダメ人間ぶりに頭を抱えながら、玉龍だけは真人間に育ててみせると誓うのでした。
数日後。
悟浄は買い出しをしに街に出てきていました。
一家の収入は悟浄の給料だけのようです。
両親が残してくれた遺産も残り僅かで、悟浄はバイトを増やそうかと考えていました。
外でもひよこエプロンのままの悟浄を見て、偶然会った玉龍がツッコんでくれます(笑)。
赤く表示されている「ひよこ」の用語説明を見てみます。
『悟浄のエプロンの胸元にあるアップリケ。安かったから買っただけだが、近所のおばさん達には似合うと評判。』
・・・だそうです(笑)。
家が貧乏の為に玉龍が学校で不自由な思いをしていないかと、悟浄は心配します。
「学校でいじめられたりしていないか?何かあったらすぐに兄さんに言うんだぞ」
・・・悟浄の過保護っぷりが凄いです(笑)。
もうすぐクリスマスということで、玉龍が思い出したように告げます。
「そういえば、悟空と八戒がクリスマスに何かしたいって言ってた気がする。いつも、悟浄に苦労させているからって」
それを聞いた悟浄は猛烈に感動します。
今年のクリスマスは豪華にしようと一人で盛り上がります。
(兄弟愛って、いいものだな・・・!)
・・・感動する悟浄には悪いけど。絶対オチがあると思います(笑)。
家では悟空と八戒が、クリスマスのことを話していました。
悟空が「株価」と言っているので、どうやら密かに株を運用しているようです!
・・・マジで!?
二人の会話から、悟浄に何かしてあげようと玉龍に言った言葉は、危ういものになりそうな予感大です(笑)。
その後、流石に悟空と八戒が日頃の感謝を考える筈がないと悟浄も冷静になります。
・・・この兄弟の信頼関係のなさに笑えます(笑)。
しかし、可愛い玉龍だけにはきちんとしたクリスマスをしてあげたいと考え、プレゼントを考え始めます。
玉龍だけにあげる訳にもいかず、悟空と八戒は何が良いかと考えた悟浄は、子供の時に書いたクリスマスカードのことを思い出します。
押入の箱の中に取っておいたカードを見ます。
・・・SD悟浄がお玉持ってる!Σ(*´д`*)
か、可愛すぎる!
そして、それぞれのカードに、既に幼い頃からの片鱗が垣間見えます(笑)!
それを見た悟浄が一言、
「・・・なんというか、我が家のDNAは根本的にどこかがおかしいのかもしれないな。今、つくづくそう思った・・・」
と告げるのに笑った・・・(笑)。
そして、アルバムの中に挟んであった一枚の紙を悟浄と玉龍は発見します。
【金銭消費貸借契約書。】
そう書かれていた紙を見て、家族の誰かがお金を借りたという事実を初めて知るのでした。
・・・という所で、<前編>が終わりました。
続きは<中編>になるようです。
<中編>
借用所の書面を良く読んでみると、名義は亡くなった父親の名前になっていました。
悟浄は悟空のPCを借りると、【金銭消費貸借契約書】について調べてみることにしました。
何やら、金融機関と住宅ローンなどの借り入れについて結ぶ契約のことだと分かります。
結局、何のローンかは分かりませんでしたが、PCの調子が悪いと言う悟空の言葉を受けて、クリスマスプレゼントに悟空にはPCを、八戒には時計をと考えます。
玉龍には何が良いかと考えていた所に電話が鳴ります。
悟浄が電話に出ると、
「あ、オレオレ。オレだけど」
と、いきなり【オレオレ詐欺】です(笑)!
そして、事故に遭って相手に慰謝料を請求されているので、今すぐお金を振り込んで欲しいと言われます。
・・・思いっきり、【振り込め詐欺】です!Σ( ̄□ ̄)
まさか、ゲームで【振り込め詐欺】を見られるなんて・・・!
『S.Y.K』恐るべしっ!((((;゜Д゜)))
すっかり玉龍だと信じた悟浄は、告げてくる口座にお金を振り込む為に慌てて家を飛び出します。
同じ頃、八戒は街中で借金取りだという蘇芳に声を掛けられます。
聞くと、天竺家に用があるようです。
お金を振り込んだ悟浄は、家で玉龍の帰りをひたすら待っていました。
振り込んだお金は、悟浄のへそくりから出したということです。
玉龍が帰ってきますが、事情を話すと不思議そうに首を傾げます。
状況が把握出来ない悟浄でしたが、そこに蘇芳を連れた八戒が帰ってきます。
そして、蘇芳から父親名義の借用書を見せられます。
寝ていた悟空も起きてきて、一家が集結します。
そして、悟浄が【振り込め詐欺】に遭い、借金返済の頼みの綱だったまとまった金が最早天竺家にないことが分かります。
どん底の天竺家に容赦ない蘇芳の声が響きます。
「総額683万7203円、耳を揃えて払ってもらおうか・・・?」
<後編>
慎ましく生きてきた天竺一家に突然降って湧いた借金騒動――。
悟浄は錯乱していました。
「だ・・・ダメだ・・・もう、こうなったら生命保険の保険金に頼るしか・・・!」
「いやちょっと待て、落ち着け。そもそも生命保険なんざ入ってねえだろ」
冷静な悟空がツッコミを入れます。
暫く、そのやり取りを見ていた蘇芳でしたが、話に入ってきます。
「おいおい、待てって。オレたちだって、そこまで鬼じゃないってば。さすがに命までは取らないよ。とにかく、今から利息なしで1週間なら待ってやるよ。ただし、1週間後に全額揃ってなかったら家も家財も差し押さえ、あんたらの身ぐるみ全部剥ぐから」
1週間後にまた来ると告げて、蘇芳は帰っていきます。
再起不能になった悟浄を放置して、家を追い出されたくない悟空と、男のプライドをかけた八戒は、1週間後に向けて金を稼ぐ決意をします。
自暴自棄になった悟浄は編み物をして、残りの人生を謳歌していました(笑)。
自分が詐欺に遭わなければ・・・と、落ち込む悟浄に、
「お金が返ってくれば、いい。それで、借金が返せる」
さらりと玉龍は告げます。
聞くと、悟空がPCを使って犯人を捜し出そうとしているようです。
・・・ちょっ、悟空!?
それって、ハッキング?(;゜д゜)ゴクリ
もしかして悟空ってば、ただのニートじゃなくて、そんな才能があったの!?
悟空は、ファルコンだったのね!
八戒も歌舞伎町でバイトをしたり、質屋に手持ちの物を売って元手を作って増やすとか言っていたそうです。
・・・増やすって、ギャンブルか(笑)!
玉龍も、自分も頑張ると悟浄を励まします。
家族が頑張っていることを知った悟浄は、こんな時こそ自分がしっかりしなければと立ち直ると、バイトに出掛けるのでした。
その夜。
バイトをしている八戒の元に、蘇芳が様子を見に来ます。
八戒には聞こえないように、蘇芳がぽつりと呟きます。
「借金も遺産として残るから、普通は今になって払い戻しとかありえないんだけど・・・ま、これはこっちのミスだし、言わないが吉、だよね・・・」
・・・そうなんだ!Σ( ̄□ ̄)
悟空と八戒は珍しくやる気に満ち溢れ、悟空は金を取り返すこと、八戒はバイトを頑張ることを確認し合うのでした。
一週間後。
予想通り、返済額を揃えることが出来す頭を抱えていた悟浄の元に、蘇芳がやってきます。
どうにかして兄弟達だけでも助けたい悟浄は、必死に蘇芳に頼み込みます。
悟浄が犠牲になるなら、何とかならないこともないと告げる蘇芳の言葉を悟浄が鵜呑みにしようとした時、悟空と八戒が現れます。
すぐに玉龍も合流し、詐欺の犯人が見つかり捕まるのも時間の問題だと告げます。
悟空も、蘇芳が属している組の弱みを握ることなんて簡単だと、逆に脅しを掛けて返済の期日を延ばして貰おうと掛け合います。
そこに突然、前作のOP曲だったCRUES NOVERの「RISE」が流れます。
・・・な、何事!?Σ(゜Д゜≡゜Д゜)
思わずビビったら、どうやら蘇芳の携帯の着メロだったようです!
蘇芳が電話に出ると、酷く慌てた様子を見せます。
そして、電話を切ると突然、
「・・・えーと、まずは・・・。とりあえず、ごめん。いや、じつはさ。うちの勘違いだったみたいなんだよね。あんたんちの、借金」
などと言い出すのでした。
大変だった一週間のわりには、何とも落胆する結末で借金騒動は終わりを迎えます。
数日後、天竺家はクリスマスパーティーを開きます。
玉龍から、悟空と八戒の三人からと言ってプレゼントが悟浄に渡されます。
・・・相変わらず、SD悟浄が可愛すぎです。
どうしてくれよう。(*´ェ`*)
騙し取られたお金も無事に戻ってきて、借金問題の件も迷惑料として慰謝料が届いたそうです。
悟浄は戻ってきたお金で、悟空にPC、八戒に腕時計、玉龍に携帯電話と自転車をクリスマスプレゼントとして買ってあげます。
悟浄には、電動ミキサーとちょっと有名なメーカーの圧力鍋がプレゼントされます。
感動のクリスマスを過ごした翌日、悟浄は朝から八戒を叱っていました。
天竺家のありったけのお金を持ち出してギャンブルに使ったようで、全てスってきていました。
そこに、悟空が買ったばかりのPCが壊れたといって修理に出してくれるよう頼んできます。
玉龍は、学校の備品を壊したということで修理費を請求する手紙を持ってきます。
生活費は何故か残額が一万円になっていました。
悟浄は目眩を覚えますが、相変わらずな天竺家の日常が戻ってきたのでした。
最後は、本編設定のSDキャラがパラレルワールドを振り返って終わります。
・・・悟浄の役があまりに不憫でアレでしたが、パラレル【天竺一家編】は面白かったです!
贅沢を言えば、悟浄が憧れるマドンナ役として玄奘を出してくれれば、もっと面白かったと思います!!(o≧口≦)o
色々と家族の為に頑張っているのに報われない悟浄が、玄奘の存在にほっと一息吐ける・・・というエピソードがあれば、絶対萌えたのに・・・(笑)!
今度こそ本編(?)は終わり、残すは【外伝小説】とおまけだけです!
【天竺一家編】のプレイ時間は、3時間でした。
未プレイの方は、ご注意下さい。
何ですか!?
この【天竺一家編】というのはっ!?((((;゜Д゜)))
とりあえず、<前編>のあらすじを見てみようと思います。
『ニートの長男、遊び人の三男、アイドルの末っ子。そんな個性豊かな兄弟に囲まれ、今日も家計を必死にやりくりするのは、苦労性の次男。貧乏ながらも兄弟仲良く暮らすひとつ屋根の下で、今日も波瀾万丈な一日が始まる。』
・・・こ、これは!(;゜д゜)ゴクリ
妄・想・劇・場ですかーっ!!
『薄桜鬼 随想録』の【薄桜鬼SSL】のようなものですね!
苦労性の悟浄・・・。
な、泣けます・・・!(´;ω;`)ブワッ
<前編>
舞台設定は、21世紀の日本のようです(笑)。
四人兄弟の両親は既に他界しているようで、四人で力を合わせて慎ましく生きているようです。
物語が始まると、居間とちゃぶ台が映ります(笑)!
・・・え。
21世紀でいいんだよね?
すぐに長男の悟空が登場します。
( ゜д゜)!?
ご、悟空が・・・ジャージ姿だ!((((;゜Д゜)))
ちゃんと声優さんの声付きでストーリーが進みます(笑)!
そして、一人一人の紹介がスチル付きであります!
『彼は、長男の悟空。定職につかず、ひがな一日寝ているかPCとたわむれているかの、言うなれば自宅警備員。』
・・・自宅警備員!
ニートも格好良く言えば、そうなるのね。(´∀`)
そこに三男の八戒が登場します。
・・・分かっていたけど、本編と変わらず派手です(笑)!
『三男の八戒。現在大学3年生。女好きで金遣いが荒く、バイト?なにそれ、美味しい?を地でいくろくでなしである。』
・・・ろくでなしか~。(´д`)
お次は四男、玉龍の登場です。
爽やかに全身が白でコーディネイトされています。
・・・あれ?
顔に封印のマークがある?
・・・ど、動物相手に戯れる玉龍が、メルヘンの住人と化しています。(*´д`*)
『末っ子、玉龍。ダメとしか言い様のない兄とは裏腹に、末っ子の彼は真面目に学校へも行くし、問題も起こさない。・・・たぶん。』
マイペースの為、友達はいないようですが、本人はそれを気にした素振りを見せたことはなく、いつも無表情のまま動物相手に遊んでいるということです。
ここで、待ってましたの一家を支える悟浄が登場です!
・・・エプロンにひよこさんが!!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
・・・あれ?
髪の毛が長いver.です。
『働かない長男の代わりに家計を背負い、稼ぎもしないのに浪費の激しい三男に毎日説教を繰り返す悲哀の次男、悟浄。』
・・・悲哀の次男、悟浄です!(ノД`;)・゜・
『両親が他界してからというもの、彼の特技はもっぱらちゃぶ台返し。』
そして、衝撃の事実が判明します!!
この物語は、悟浄視点で進行するようです!
・・・いやっほーい!ヽ(゜∀゜)丿♪
主に、悟空と八戒に向かって、今日も悟浄の説教の嵐が始まります。
・・・だから、SD悟浄が可愛すぎです。(*´д`*)ハァハァ
悟浄は悟空と八戒のダメ人間ぶりに頭を抱えながら、玉龍だけは真人間に育ててみせると誓うのでした。
数日後。
悟浄は買い出しをしに街に出てきていました。
一家の収入は悟浄の給料だけのようです。
両親が残してくれた遺産も残り僅かで、悟浄はバイトを増やそうかと考えていました。
外でもひよこエプロンのままの悟浄を見て、偶然会った玉龍がツッコんでくれます(笑)。
赤く表示されている「ひよこ」の用語説明を見てみます。
『悟浄のエプロンの胸元にあるアップリケ。安かったから買っただけだが、近所のおばさん達には似合うと評判。』
・・・だそうです(笑)。
家が貧乏の為に玉龍が学校で不自由な思いをしていないかと、悟浄は心配します。
「学校でいじめられたりしていないか?何かあったらすぐに兄さんに言うんだぞ」
・・・悟浄の過保護っぷりが凄いです(笑)。
もうすぐクリスマスということで、玉龍が思い出したように告げます。
「そういえば、悟空と八戒がクリスマスに何かしたいって言ってた気がする。いつも、悟浄に苦労させているからって」
それを聞いた悟浄は猛烈に感動します。
今年のクリスマスは豪華にしようと一人で盛り上がります。
(兄弟愛って、いいものだな・・・!)
・・・感動する悟浄には悪いけど。絶対オチがあると思います(笑)。
家では悟空と八戒が、クリスマスのことを話していました。
悟空が「株価」と言っているので、どうやら密かに株を運用しているようです!
・・・マジで!?
二人の会話から、悟浄に何かしてあげようと玉龍に言った言葉は、危ういものになりそうな予感大です(笑)。
その後、流石に悟空と八戒が日頃の感謝を考える筈がないと悟浄も冷静になります。
・・・この兄弟の信頼関係のなさに笑えます(笑)。
しかし、可愛い玉龍だけにはきちんとしたクリスマスをしてあげたいと考え、プレゼントを考え始めます。
玉龍だけにあげる訳にもいかず、悟空と八戒は何が良いかと考えた悟浄は、子供の時に書いたクリスマスカードのことを思い出します。
押入の箱の中に取っておいたカードを見ます。
・・・SD悟浄がお玉持ってる!Σ(*´д`*)
か、可愛すぎる!
そして、それぞれのカードに、既に幼い頃からの片鱗が垣間見えます(笑)!
それを見た悟浄が一言、
「・・・なんというか、我が家のDNAは根本的にどこかがおかしいのかもしれないな。今、つくづくそう思った・・・」
と告げるのに笑った・・・(笑)。
そして、アルバムの中に挟んであった一枚の紙を悟浄と玉龍は発見します。
【金銭消費貸借契約書。】
そう書かれていた紙を見て、家族の誰かがお金を借りたという事実を初めて知るのでした。
・・・という所で、<前編>が終わりました。
続きは<中編>になるようです。
<中編>
借用所の書面を良く読んでみると、名義は亡くなった父親の名前になっていました。
悟浄は悟空のPCを借りると、【金銭消費貸借契約書】について調べてみることにしました。
何やら、金融機関と住宅ローンなどの借り入れについて結ぶ契約のことだと分かります。
結局、何のローンかは分かりませんでしたが、PCの調子が悪いと言う悟空の言葉を受けて、クリスマスプレゼントに悟空にはPCを、八戒には時計をと考えます。
玉龍には何が良いかと考えていた所に電話が鳴ります。
悟浄が電話に出ると、
「あ、オレオレ。オレだけど」
と、いきなり【オレオレ詐欺】です(笑)!
そして、事故に遭って相手に慰謝料を請求されているので、今すぐお金を振り込んで欲しいと言われます。
・・・思いっきり、【振り込め詐欺】です!Σ( ̄□ ̄)
まさか、ゲームで【振り込め詐欺】を見られるなんて・・・!
『S.Y.K』恐るべしっ!((((;゜Д゜)))
すっかり玉龍だと信じた悟浄は、告げてくる口座にお金を振り込む為に慌てて家を飛び出します。
同じ頃、八戒は街中で借金取りだという蘇芳に声を掛けられます。
聞くと、天竺家に用があるようです。
お金を振り込んだ悟浄は、家で玉龍の帰りをひたすら待っていました。
振り込んだお金は、悟浄のへそくりから出したということです。
玉龍が帰ってきますが、事情を話すと不思議そうに首を傾げます。
状況が把握出来ない悟浄でしたが、そこに蘇芳を連れた八戒が帰ってきます。
そして、蘇芳から父親名義の借用書を見せられます。
寝ていた悟空も起きてきて、一家が集結します。
そして、悟浄が【振り込め詐欺】に遭い、借金返済の頼みの綱だったまとまった金が最早天竺家にないことが分かります。
どん底の天竺家に容赦ない蘇芳の声が響きます。
「総額683万7203円、耳を揃えて払ってもらおうか・・・?」
<後編>
慎ましく生きてきた天竺一家に突然降って湧いた借金騒動――。
悟浄は錯乱していました。
「だ・・・ダメだ・・・もう、こうなったら生命保険の保険金に頼るしか・・・!」
「いやちょっと待て、落ち着け。そもそも生命保険なんざ入ってねえだろ」
冷静な悟空がツッコミを入れます。
暫く、そのやり取りを見ていた蘇芳でしたが、話に入ってきます。
「おいおい、待てって。オレたちだって、そこまで鬼じゃないってば。さすがに命までは取らないよ。とにかく、今から利息なしで1週間なら待ってやるよ。ただし、1週間後に全額揃ってなかったら家も家財も差し押さえ、あんたらの身ぐるみ全部剥ぐから」
1週間後にまた来ると告げて、蘇芳は帰っていきます。
再起不能になった悟浄を放置して、家を追い出されたくない悟空と、男のプライドをかけた八戒は、1週間後に向けて金を稼ぐ決意をします。
自暴自棄になった悟浄は編み物をして、残りの人生を謳歌していました(笑)。
自分が詐欺に遭わなければ・・・と、落ち込む悟浄に、
「お金が返ってくれば、いい。それで、借金が返せる」
さらりと玉龍は告げます。
聞くと、悟空がPCを使って犯人を捜し出そうとしているようです。
・・・ちょっ、悟空!?
それって、ハッキング?(;゜д゜)ゴクリ
もしかして悟空ってば、ただのニートじゃなくて、そんな才能があったの!?
悟空は、ファルコンだったのね!
八戒も歌舞伎町でバイトをしたり、質屋に手持ちの物を売って元手を作って増やすとか言っていたそうです。
・・・増やすって、ギャンブルか(笑)!
玉龍も、自分も頑張ると悟浄を励まします。
家族が頑張っていることを知った悟浄は、こんな時こそ自分がしっかりしなければと立ち直ると、バイトに出掛けるのでした。
その夜。
バイトをしている八戒の元に、蘇芳が様子を見に来ます。
八戒には聞こえないように、蘇芳がぽつりと呟きます。
「借金も遺産として残るから、普通は今になって払い戻しとかありえないんだけど・・・ま、これはこっちのミスだし、言わないが吉、だよね・・・」
・・・そうなんだ!Σ( ̄□ ̄)
悟空と八戒は珍しくやる気に満ち溢れ、悟空は金を取り返すこと、八戒はバイトを頑張ることを確認し合うのでした。
一週間後。
予想通り、返済額を揃えることが出来す頭を抱えていた悟浄の元に、蘇芳がやってきます。
どうにかして兄弟達だけでも助けたい悟浄は、必死に蘇芳に頼み込みます。
悟浄が犠牲になるなら、何とかならないこともないと告げる蘇芳の言葉を悟浄が鵜呑みにしようとした時、悟空と八戒が現れます。
すぐに玉龍も合流し、詐欺の犯人が見つかり捕まるのも時間の問題だと告げます。
悟空も、蘇芳が属している組の弱みを握ることなんて簡単だと、逆に脅しを掛けて返済の期日を延ばして貰おうと掛け合います。
そこに突然、前作のOP曲だったCRUES NOVERの「RISE」が流れます。
・・・な、何事!?Σ(゜Д゜≡゜Д゜)
思わずビビったら、どうやら蘇芳の携帯の着メロだったようです!
蘇芳が電話に出ると、酷く慌てた様子を見せます。
そして、電話を切ると突然、
「・・・えーと、まずは・・・。とりあえず、ごめん。いや、じつはさ。うちの勘違いだったみたいなんだよね。あんたんちの、借金」
などと言い出すのでした。
大変だった一週間のわりには、何とも落胆する結末で借金騒動は終わりを迎えます。
数日後、天竺家はクリスマスパーティーを開きます。
玉龍から、悟空と八戒の三人からと言ってプレゼントが悟浄に渡されます。
・・・相変わらず、SD悟浄が可愛すぎです。
どうしてくれよう。(*´ェ`*)
騙し取られたお金も無事に戻ってきて、借金問題の件も迷惑料として慰謝料が届いたそうです。
悟浄は戻ってきたお金で、悟空にPC、八戒に腕時計、玉龍に携帯電話と自転車をクリスマスプレゼントとして買ってあげます。
悟浄には、電動ミキサーとちょっと有名なメーカーの圧力鍋がプレゼントされます。
感動のクリスマスを過ごした翌日、悟浄は朝から八戒を叱っていました。
天竺家のありったけのお金を持ち出してギャンブルに使ったようで、全てスってきていました。
そこに、悟空が買ったばかりのPCが壊れたといって修理に出してくれるよう頼んできます。
玉龍は、学校の備品を壊したということで修理費を請求する手紙を持ってきます。
生活費は何故か残額が一万円になっていました。
悟浄は目眩を覚えますが、相変わらずな天竺家の日常が戻ってきたのでした。
最後は、本編設定のSDキャラがパラレルワールドを振り返って終わります。
・・・悟浄の役があまりに不憫でアレでしたが、パラレル【天竺一家編】は面白かったです!
贅沢を言えば、悟浄が憧れるマドンナ役として玄奘を出してくれれば、もっと面白かったと思います!!(o≧口≦)o
色々と家族の為に頑張っているのに報われない悟浄が、玄奘の存在にほっと一息吐ける・・・というエピソードがあれば、絶対萌えたのに・・・(笑)!
今度こそ本編(?)は終わり、残すは【外伝小説】とおまけだけです!
【天竺一家編】のプレイ時間は、3時間でした。