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夢のあと

sakuraと申します。ゲームのプレイ感想と読書感想を書いています。

「十鬼の絆~関ヶ原奇譚~」千鬼丸ルート&ノーマル&武将ED プレイ感想

2012年11月09日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆

※ネタばれ感想になります。
途中にスチルが含まれていますので、未プレイの方はご注意下さい。

【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。



~千鬼丸~

<一章>

姿の見えない千耶と千岳を探しに行く事になりますが、雪奈は千鬼丸と一緒に里に残ります。

・・・千鬼丸ルートなので、雪奈は里から出ませんよ!(´∀`)b


<二章>

千岳だけでなく、千耶も家康と通じていた事を知ります。
少しずつ千鬼丸と話す機会が増えていきます。


<三章>

各地へ赴き情報収集するという仲間達を見送り、雪奈は千鬼丸と月島爺と一緒に里に残ります。

・・・千鬼丸ルートですから。

異変を知らせる銀狼の鳴き声を聞いた千鬼丸と月島爺が、外の様子を見に行きます。
しかし、一刻近くが経っても戻ってこない2人が心配になり、雪奈も後を追います。
鳥居の方へ向かおうとする途中で、何者かの声が聞こえ意識を失ってしまいます。
気が付くと自室に寝かされ、千鬼丸が傍らにいました。

『十鬼の絆』雪奈を起こす千鬼丸画像



・・・どう考えても、千鬼丸が怪しいんですがっ。((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

情報収集から戻ってきた琴浦爺に、雪奈は念の為に昼間起きた異変を話します。


<四章>

4人の頭領達の説得は諦めて、このまま里の中で戦が終わるのを待つ事になります。
翁達は鳥居の結界を補強する為に外へ出ていきますが、暫くすると銀狼の警告するような鳴き声が響き渡ります。
堂内にいた雪奈も急いで外の様子を見に行こうとしますが、千鬼丸の制止の声を聞いた直後、またしても意識を手放してしまいます。

目を覚ました雪奈が急いで外へ向かうと、昏睡状態の筈の八瀬姫が鳥居の方向へと歩いている姿を目にします。
急いで後を追うと、そこには以前、八瀬姫を襲った賊の姿がありました。
賊の攻撃を見破り追い詰めようとした矢先に、また謎の声が聞こえ動きを止められてしまいます。
見ると、いつの間にか里に侵入していた賊達と千鬼丸が一緒にいました。
雪奈に術をかけたのは千鬼丸でした。

『十鬼の絆』八千代と千鬼丸と秀画像



千鬼丸達は八瀬姫を連れ去ってしまいます。

・・・おおー!
今迄にない、新たな展開です!

すぐに翁達3人に事情を話して、千鬼丸達を追い掛けます。
八千代と秀は翁達に任せ、雪奈は八瀬姫を取り返すべく千鬼丸を追います。

耳に土を詰めて千鬼丸の声が聞こえないようにしていた雪奈が彼を追い詰めますが、どうしても止めを刺す事が出来ませんでした。

『十鬼の絆』千鬼丸を追い詰める雪奈画像



その隙に雪奈は千鬼丸に術をかけられ、はぐれ鬼達が置かれた過酷な状況を夢に見るのでした。

千鬼丸達を見失った雪奈と翁達は、一路東国を目指します。


<五章>

術を使って八瀬姫に悪夢を見続けさせる千鬼丸でしたが、心の何処かに晴れないわだかまりを感じていました。

東国の地理に詳しい千耶に協力を求めると、二つ返事で承諾してくれます。

・・・千耶、他ルートだとすんなり頷いてくれるのね。(o・ω・o)

小山へ向かう途中、千鬼丸の姿を見つけます。
雪奈は傷付いた千鬼丸を助けたい一心で手を差し伸べようとしますが、千鬼丸は自分の迷いを振り切るように【仙丹】を一粒飲み干すと、その姿を鬼の姿に変えます。

『十鬼の絆』鬼の姿に変じる千鬼丸画像



暴走した千鬼丸が雪奈を傷付けますが、八千代達に止められると気を失った千鬼丸は秀に抱えられ去っていきます。
その後、西国へ向かったという千鬼丸達を追って、雪奈達は千耶と別れると西国へ向かいます。

・・・西へ東へと忙しいです。


<六章>

千鬼丸達を探す為に、千歳、千岳、秦に協力を仰ぎます。

・・・おおっ!
千鬼丸ルートで、初めて十鬼衆の絆を感じました!Σ( ̄▽ ̄)

暫くして、雪奈は千鬼丸と偶然会います。
しかし、その姿は以前のような少年の姿ではなく、立派な青年の姿になっていました。
千鬼丸を助けたいと思う自分の言葉が本心だという事を証明する為に、雪奈は己の心を彼にさらけ出します。
術で雪奈の心の中に入った千鬼丸は、過去の雪奈の記憶に触れます。

雪奈は正式な涼森の嫡子ではなく、養女だった事を知ります。
雪奈の本名は「千奈」であり、八瀬姫と何らかの繋がりがあったようです。
それからいくつか雪奈の記憶に触れ、千鬼丸は何かを感じたようでした。

気が付くと、雪奈の前に複雑な表情をした千鬼丸が立っていました。
足に力が入らない雪奈を、千鬼丸が優しく抱き止めてくれます。

『十鬼の絆』雪奈を抱き止める千鬼丸画像



「・・・おまえ、本当に馬鹿だよな。周りに騙されて利用されている事にも気づいてない・・・大馬鹿だ」

・・・そうか。
千鬼丸ルートは雪奈の秘密が分かるルートでもあるのね!
確かに他ルートだと雪奈の能力についての覚醒が突然すぎたけど、実は出生の秘密が隠しキャラで分かるという設定だったのなら、それはそれでありだと思いました!

その後、秀が現れると、千鬼丸は雪奈の前から去っていきます。
迎えにきた千歳と一緒に、雪奈は千鬼丸達の後を追います。

しかし、人間達を巻き込もうとする八千代の考えに千鬼丸が同意出来ないと突っぱねると、無理矢理【仙丹】を飲ませられ、捨て駒として戦場に置いていかれてしまいます。
鬼の姿で暴走する千鬼丸に雪奈が必死で呼び掛けると千鬼丸は正気を取り戻しますが、【仙丹】の力に耐え切れず意識を失ってしまいます。


<七章>

周囲が反対する中、雪奈は千岳の計らいもあり、大垣城内の一室で千鬼丸の看病に付いていました。
千鬼丸が目を覚ますと、雪奈は思わず泣いてしまいます。
すると、千鬼丸が優しく涙を拭ってくれます。

『十鬼の絆』雪奈の涙を拭う千鬼丸画像



秦と汐見爺が千鬼丸に会いに来ますが、八千代達の企みを話すと、千鬼丸の処罰より彼等の企みを阻止する方が先決という事になります。
千鬼丸の予想では八瀬姫は岐阜城に囚われているのではないかという事で、千鬼丸と雪奈で八瀬姫の救出に向かいます。
しかし、途中で八千代が現れ、更に鬼の姿に変じた八瀬姫が立ちはだかります。

・・・まさかの八瀬姫鬼化、キタ━(゜∀゜)━ッ!!

鬼と化した八瀬姫の口から、雪奈は実の妹であり涼森家に養女に出された事、先代の涼森の頭領の力を雪奈が奪った為に涼森の頭領が亡くなった事、そして、雪奈の力が暴走しないよう監視する為に八瀬姫の護衛として里から出る事を許されなかった事が明かされます。

・・・実は色々と重かった、雪奈の出生の秘密!

八瀬姫は次々と甘言を用いて雪奈の戦意を喪失させようとしますが、そこに自らの力で鬼の姿に変えた千鬼丸が八瀬姫に攻撃します。

・・・おお!
自分の意志で変身している所為か、千鬼丸の角が白いです!

しかし、鬼と化した八瀬姫は強く、千鬼丸は攻撃を見切られ反撃されてしまいます。
雪奈は千鬼丸を助けようとしますが、八千代の糸に身動きを封じられてしまいます。
しかし、雪奈の強い思いが勝ち、糸を断つ事に成功します。
そこに千耶が加勢に現れます。

・・・千耶!
いつも助けに現れてくれます!
これは惚れるなという方が無理でしょう!(*´д`*)


<八章>

雪奈が先代から受け取った力が、「いづな足」だという事です。

・・・生まれついての能力じゃなかったのね!Σ( ̄□ ̄)

雪奈は今迄信じていた全てが、足下から崩れ去っていくような喪失感に襲われていました。
そんな雪奈を千鬼丸が優しく励ましてくれます。

『十鬼の絆』背中を合わせる千鬼丸と雪奈画像



「オレがおまえを支えてやる。見られたくないなら、こうしておまえを見ないようにする。だから、無理していつもの雪奈に戻ろうとしなくていい。どんなおまえでも、オレはガッカリなんてしないからさ」

・・・千鬼丸が優しいー!
最強の殺し文句じゃないですかー!Σ(*´д`*)

千鬼丸の本当の姿は子供の姿だといいます。
子供のままの姿で大人にならないという、先祖返りの能力によるものでした。
【仙丹】の力で、本来なれる筈がなかった大人の姿に成長したのでした。

関ヶ原での決戦の前夜、雪奈達は八千代と秀を止める為に南宮山方面へ向かいます。
翁達に修羅の軍団を、千岳と加勢に現れた秦に秀を、同じく加勢に来てくれた千歳と千耶に八千代を任せ、雪奈と千鬼丸は八瀬姫の元へ急ぎます。

・・・おお!
主人公をラスボスの元へ向かわせる為、仲間達が途中の敵を引き受けるなんて『里見八犬伝』のようじゃないですかー!
まさか、千鬼丸ルートで仲間達の絆を見る事が出来るなんてー!
これこそタイトルにもある『十鬼の絆』ですね!

千鬼丸は鬼の姿になり、八瀬姫を止めようとします。
雪奈もまた「いづな足」を使い、千鬼丸と協力して八瀬姫を止める事に成功します。
八瀬姫は瀕死の重傷を負いますが、その後、奇跡的に一命を取り留めるのでした。

・・・なんてご都合主義なっ!\(゜∀゜)
てっきり雪奈が八瀬姫の能力を受け継いで、次代の八瀬姫になるのかと思いました!

八千代や秀も絶命させる事なく、関ヶ原の戦に関与させずに止める事に成功します。

八瀬姫は、十鬼衆という枠組みをなくす事を考えていました。
十鬼衆という代表枠を通してでなく、はぐれ鬼もそうでない鬼達も、それぞれの一族同士で互いに助け合う仕組みを作ろうとしていました。
その話し合いをする為に、まずは雪奈が千鬼丸と共に、彼の一族が住む里へと向かう事になります。
それが済んだら、次は朧一族、南雲一族と話し合う予定になっていました。

里を出る前に2人で鳥居に上り、眼下に広がる景色を目に焼き付けます。

『十鬼の絆』鳥居の上の千鬼丸と雪奈画像



そして、ようやく互いの気持ちを確認し合い、未来へ繋がる幸せを噛みしめるのでした。

『十鬼の絆』寄り添う雪奈と千鬼丸画像



・・・えー!
お互いの気持ちを確認し合うのが、最後の最後ですかー!
ってか、これから接吻・・・という寸止めで終わったよー!(ノ∀`;)・゜・
これで終わりですかー!?
これからの2人を是非、FDで見たいのですがっ!?

千鬼丸のご褒美スチルも風流でした。

『十鬼の絆』千鬼丸ご褒美スチル画像



しかし、他ルートだとラスボス扱いで最後には必ず倒されてしまう千鬼丸ですが、こうやって幸せになる道があって本当に良かったと思います!
出来れば少しは悔い改めた八千代や秀が見たいですが、難しいでしょうか・・・。
でも、南雲一族はその後も生き残っているんですよね。
『薄桜鬼』では、薫が養子に出されているのですから・・・。

千鬼丸ルートは、翁や鬼達が誰も死なずに済むので良かったです!ヽ(´∀`)丿♪
千鬼丸ルートこそ、真エンディングなのでは!?と、ちょっとだけ思ってしまいました(笑)。

千鬼丸ルートのプレイ時間は、6時間10分でした。




~ノーマルED~

千鬼丸ルートから派生します。

雪奈は八瀬姫の意志を継いで、次代の八瀬姫となります。
名も「千奈」に変えます。

千鬼丸は自分の里と各地に散らばる鬼達に今回の決定を伝える為に、雪奈に別れを告げ、八瀬の里を後にします。

・・・ノーマルルートでは八瀬姫は助からず、雪奈が次代の八瀬姫になるのですね。(´д`)

『十鬼の絆』雪奈画像



ノーマルエンドといった感じで誰とも結ばれず、千鬼丸ともこれからいい雰囲気になりそうな様子で終わりました。

千鬼丸ルートを終えたら、ご褒美スチルが出現しました。

『十鬼の絆』攻略キャラご褒美スチル画像



『十鬼の絆』攻略キャラご褒美スチル画像



※パノラマスチルの為、2分割にしてみました。

・・・美しい!
やっぱり、千歳と千耶がメインなのですね!




~武将ED~

スチルが埋まらないので、ガルスタの攻略情報を頼りにする事にしました。orz

各攻略キャラそれぞれに、武将EDが存在します。

・・・って、え!?
ど、どの攻略キャラも死んじゃうよ!?Σ(´Д`lll)

恋仲になった各キャラが死の間際に「後は頼む」的な遺言を残すので、その約束を守る為に雪奈がそれぞれの武将の傍で人間達を見守っていく・・・という感じのEDなのです!!
武将EDスチルが用意されていました。

・・・おおー、なんてっこたい。
悲恋EDが好きじゃない自分に、このEDはツラかったです!orz

だがしかし、ハートブレイクした代償にスチルは全部埋まりました!
そして、最後のおまけスチルも解禁に・・・!

『十鬼の絆』武将キャラご褒美スチル画像



『十鬼の絆』武将キャラご褒美スチル画像



※パノラマスチルの為、2分割にしてみました。

・・・え!?(゜∀゜)
豊久、三成、元康、家康のスチルー!?

・・・いったい誰得スチルなの。(´・ω・`)

ノーマル&武将EDのプレイ時間は、1時間でした。




<総評>

フルコンプ後の感想を、≪システム≫と≪シナリオ≫に分けてまとめてみました。

※注意※
≪シナリオ≫に関しての感想が少々辛口となっております。
冒頭にも書いてありますが、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧頂ければと思います。
ですが、『十鬼の絆』は『薄桜鬼』と同じくらいお気に入りのゲームになりました!
そちらもご理解の上、以下をご覧下さい。


≪システム≫

・「履歴」について
直前の文章や台詞を確認したいだけなのに、わざわざ□ボタンを押してメニューの中から「履歴」を選ぶのが面倒でした。
他オトメイト作品のシステムのように、アナログパッドで簡単に「履歴」を振り返りたかったです。

・「忍ぶ心」の確認について
「忍ぶ心」のバランスを確認するのに、わざわざ「慕う心」を開いてからじゃないと確認出来ないのが面倒でした。


≪シナリオ≫

プレイすると明らかになる『薄桜鬼』キャラとの繋がりも、何故か発売前にはゲーム雑誌等にもその情報が明かされていませんでした。
発表直後は、「オトメイト」「鬼」「戦国時代」というキーワードで、『薄桜鬼』と何らかの繋がりがあれば良いなと期待していましたが、密接に関わりがあると知ったのは発売後にレビューを読んでからでした(笑)。
『薄桜鬼』を前面に出してしまうと、純粋に『十鬼の絆』という新作ゲームを楽しんで貰えないかもしれないという制作者側の配慮なのでしょうか。
『薄桜鬼』好きとしては、出来れば事前に知りたかったという気持ちが強いです。

ストーリー展開は、残念ながら秀逸だとはいえません。
特に戦闘シーンが(言葉は悪いですが)酷いと思いました。
雪奈達が戦うのは主に酒呑童子、八千代、秀の三人ですが、彼等が無駄に戦いを挑んできすぎです。
雪奈達の前に現れるだけ現れて、「時間がないから、はい、さよなら」という展開に何度「ああ、またか」と思った事か・・・。
特に、千岳ルートの秀にその傾向が多かったように思います。

更に、主人公の雪奈の設定も残念でした。
攻略キャラ達は流石、頭領という感じで冷静に敵の攻撃を分析して、闇雲に手を出しても倒せないと判断するのですが、とにかく雪奈はすぐに真っ向から戦いを挑みたがります。
一度やり合って全く歯が立たなかった相手だと分かっている筈なのに、何の学習能力もないのが見ていて痛かったです。
いくら修行中の身といっても、仮にも十鬼衆を代表する頭領なのですから、冷静に状況を分析して貰いたかったです。
極論ですが、雪奈が頭領である意味はないのではと思いました。
涼森一族は単に、八瀬姫の護衛役という立場でも良かった気がします。
それだったら頭に血が上って、がむしゃらに敵にぶつかっていってもおかしくないと思いました。
ラストで雪奈を鬼に変身させる為に、頭領という肩書きが欲しかったのでしょうか?
千耶ルートでは雪奈は鬼に変身していないので、相手キャラ一人が鬼に変じて、雪奈は傍らでサポートするという展開でも問題はなかったと思います。
ラストで雪奈が相手の里へ嫁ぐ(千耶の場合は、一緒にはぐれ鬼を探す放浪の旅に出る)という選択肢を考えても、頭領ではなく単なる護衛役の立場だったなら何の問題もなかったと思います。

あとはシーンによって突然、雪奈以外のキャラに視点が変わるのも最初は戸惑いました。
流石に何周もしている内に慣れてきましたが・・・。(^_^;)

・・・と色々と書きましたが、絵師のmiko氏のキャラとスチルは美しく、キャラ萌えは確実にありましたので、兎に角、FD発売を期待したいゲームです!

是非、お願いします!
オトメイトさん!!\(^o^)/

ちなみに、攻略キャラそれぞれに自然のイメージを感じました。

千歳・・・火(火の国だから?・・・それは熊本か)
千耶・・・氷(東北だから?)
秦・・・風(神の国出雲という事で、気紛れな風のイメージ)
千岳・・・地(どっしりとした大地のイメージ)


以上で「十鬼の絆~関ヶ原奇譚~」のプレイは終了です。
総プレイ時間37時間45分、プレイ期間は約2週間でした。


「十鬼の絆~関ヶ原奇譚~」千歳ルート プレイ感想

2012年11月08日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆

※ネタばれ感想になります。
途中にスチルが含まれていますので、未プレイの方はご注意下さい。

【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。


~千歳~

大変今更ですが、既読スキップよりも便利な、未読文章迄スキップしてくれる「縮地」システムというものがある事を知りましたー!
・・・よ、4人目にして初めて使いたいと思います。orz
これでどのくらいプレイ時間が短縮出来るかも気になります。


<一章>

千歳のほつれた袖口を雪奈が縫う事になります。
しかし、針仕事をした事がない雪奈は、針の穴に糸を通すだけで全力勝負です。

・・・この時代に縫い物をした事がない雪奈って、本当に修行ばかりしてたのね。
でも、一生懸命な雪奈が可愛いです。(〃・ω・〃)

なんとか繕う事が出来ましたが、縫い目は酷い有様で雪奈はやり直したいと頼みます。
しかし、千歳は満足そうに「これでいい」と言ってくれます。

・・・千歳、優しい!(´;ω;`)ブワッ
自分、このエピソードだけで千歳に惚れました!
どうせなら、このシーンをスチルで見たかったです・・・!
必死な雪奈と同じく必死に針先を凝視している千歳・・・という感じのスチルになったのでしょうか(笑)。(*´ェ`*)
そういえば、千歳って何歳なのでしょうか。
何処かに年齢が表記されていましったけ?
雪奈の髪をぐしゃぐしゃとかき乱したり、頭を両の拳でぐりぐりと挟んで仕返しをしてくるのを見ると、雪奈と歳が近いのかなーと思ってしまいます。


<二章>

八瀬姫を守れなかった事で落ち込んでしまった雪奈を、千歳が優しく励ましてくれます。

『十鬼の絆』雪奈の手を取り励ます千歳画像



『十鬼の絆』雪奈の手を取り励ます千歳画像



・・・ニカッと笑う顔が千歳らしくて素敵です!
いいヤツだー!(ノ∀`;)・゜・

しかし、手を取り合っている姿を琴浦爺と月島爺に見られ、逢い引きをしていたと誤解されてしまいます(笑)。

千岳や千耶が人間と関わっている事に千歳は激昂しますが、雪奈に「大切な相手なのかもしれない」と告げられると、何か思う事があるのか黙ってしまうのでした。


<三章>

伏見で千歳の父親代わりだという島津義弘と出会います。
千歳と親しく話をしている雪奈を見て、千歳の嫁だと勘違いされます。

・・・だから、どうして誰も彼も嫁扱いするの。(´д`)
やっぱり、お約束満載の王道ルートだからですか。

そのまま祝宴となり、酔った千歳は雪奈の膝で寝てしまいます。

『十鬼の絆』雪奈の膝枕で眠る千歳画像



・・・ひ・ざ・ま・く・ら!щ(゜ロ゜щ)
うおおー!
流石、王道ルート!
なんて美味しい展開なのー!(*゜∀゜)=3

義弘から島津家と鬼の一族は、昔から結び付きが深かった事を聞きます。
千歳とも家族同然の付き合いだと知り、雪奈は驚きます。

・・・うん。
ここで千歳に対して疑問が湧くのよね。
自分も人間と懇意にしてたのに、千岳と千耶が人間と関わっていると知った時、何であんなに激怒したのかが分からない。(´・ω・`)

義弘を狙ってか、八千代や修羅達が島津の屋敷に現れます。
千歳は援軍が到着する迄義弘を守りたいと、すぐには八瀬の里へは帰れないと告げてきます。


<四章>

一旦、八瀬の里へ帰った雪奈でしたが、千歳を迎えに再び伏見の薩摩屋敷へ向かうと、島津豊久という青年と千歳が心底嬉しそうに再会を喜び合っていました。

『十鬼の絆』豊久と千歳画像



豊久は千歳の一族で育てられたといい、千歳とは兄弟のように育ったという事です。
そして、薩摩の鬼の里に住むのはほとんど男鬼ばかりで、女鬼の姿を初めて見たと言って珍しそうに豊久に観察されます。
そして、やっぱり千歳の嫁と勘違いされます。

・・・島津家の人間は、どうあっても千歳と雪奈をくっつけたいようです(笑)。
どうやらこの2人は、周囲が騒ぎ立てて互いを意識し始めるカップルのようです。

鬼が戦に関わっている事を知った千歳と雪奈は、このまま八瀬の里へは帰らず義弘と豊久と一緒に戦う事を決めるのでした。

『十鬼の絆』雪奈に胸の内を明かす千歳画像



・・・なんとなーくこの辺りから、千歳は雪奈の事を特別な存在だと自覚している様子を見受けられます。
雪奈の方にはまだその兆候はありません(笑)。


<五章>

いよいよ個別ルート突入です!\(^o^)/

豊久から千歳との子供時代の思い出話を聞きます。
豊久と千歳は7歳違いだという事です。
その後の会話で、豊久が30歳だと分かります。

・・・という事は、千歳は23歳なのね!Σ( ̄□ ̄)
その割にはやんちゃ坊主というか、雪奈の頭をぐりぐりしたりと行動が幼いです!
そうかー、雪奈とは6歳違うのですね。
結構、離れてますよね。

豊久は人間の戦いに千歳を巻き込まないと、雪奈に約束してくれます。

・・・千歳ルートは島津家側から関ヶ原に至る迄が描かれるので、多方面の内部事情が分かって面白いです!

・・・伏見城で酒呑童子達と対峙しますが、雪奈が腹部に怪我を負ってもあまり心配してくれない千歳が何だかなーと思いました。
女鬼は稀少なんでしょう?
それに大事な(自分の)女(になる予定)が攻撃されてるんだから、もう少し心配してくれても良いのにな・・・。
千歳の性格設定がちょっと謎です。
目の前の敵に熱中するあまり周りが見えない性格設定にしても、ちょっとあんまりよね・・・。(´・ω・`)

追い詰められた千歳と雪奈でしたが、千歳が鬼の姿に変じて形勢は逆転します。

『十鬼の絆』鬼の姿に変じる千歳画像



様子を見に来た豊久に、千歳の鬼の姿を見られてしまいます。
それからの2人は何処かぎくしゃくしてしまいます。

千歳は同胞の鬼を手に掛けてしまった事と人間に忌み嫌われる鬼の姿を豊久に見られた事で落ち込み、豊久もまた子供の頃に鬼の里で見た得体の知れない化け物の姿を思い出し複雑な気持ちでした。
千歳を励まそうと雪奈が声を掛けると、以前に豊久から聞いた思い出話の真相を知ります。
野犬に襲われ掛けそうになっていた豊久を助けようと、子供だった千歳はとっさに鬼の姿に変じて野犬を追い払ったというのです。
その姿を豊久が見て、彼の中で「白い化け物」と印象付けられたようです。

同族を殺したと自分を攻める千歳に、「違います。あの鬼達を、忌まわしい薬から解放したのです」と雪奈が告げると、千歳はハッとしたように雪奈を見つめてきます。
そして、雪奈を後ろから抱き締め、礼を告げます。

『十鬼の絆』雪奈を背中から抱き締める千歳画像



「ありがとよ。おまえの言葉で、救われた気がする」

・・・このシーンのスチルはOPでも流れるけど、やっぱり良いわー。(*´д`*)

そして、思い出したように自分の姓を告げてくれます。

「我が姓は、風間。西海九国の鬼頭であり、十鬼衆に属する者」

・・・キ、キタ━(・∀・)━!!!!
きゃー!
ちー様のご先祖様よー!!ヽ(´▽`*)丿
きゃーきゃーきゃー!!

雪奈は嬉しく思い、「私に心を許してくれているという事ですか?」と尋ねると、千歳は真っ赤になりながら突っぱねます。

「あくまでも、仲間として信頼してるってだけだ!こう見えても俺は理想が高いんだからな!」
「は、はい、わかりました・・・!勘違いはしません」

・・・2人のやり取りが可愛い(笑)。(*´ェ`*)
<五章 其ノ十四>は、お気に入りのシーンになりました♪


<六章>

・・・うーむ。
千歳と一緒に戦場に出ている島津軍の陣にいる為、どうしても戦に巻き込まれていきます。
雪奈はまだ義弘を守って後衛にいるので直接戦には関わってないのですが、千歳が豊久と一緒に戦場を駆け回っているのが釈然としない・・・。
結局、冒頭であれだけ千岳や千耶の事を責めていたのに、千歳が一番人間の戦に関わっている気がする・・・。(-_-)

千歳は豊久を助ける為に戦場へ向かいます。
窮地に陥っていた豊久に加勢してくれた事で、千歳と豊久はすっかり元の関係に戻っていました。
残された雪奈は義弘を守る為に島津の陣へと急ぎますが、途中で酒呑童子や八千代、秀が現れます。
そこに汐見爺が現れ、雪奈達を庇って倒れてしまいます。
汐見爺は自らの力を雪奈に与えると、消えてしまいます。
泣き崩れる雪奈に、千歳は「自分の足で立て」と告げるのでした。

『十鬼の絆』泣く雪奈を叱りつける千歳画像



・・・なんか、他キャラの中でも千歳が一番厳しいかもしれない。
でも、雪奈の事を一人前の頭領として扱っているという事なのだと思います。
そして、「自分の足で立て」という台詞が、『薄桜鬼』でもちー様が千鶴に向かって告げた言葉と同じである事に気が付きました。
もしかして制作側はそうと知っていて、千歳にこの台詞を言わせたとか・・・!?(;゜д゜)ゴクリ


<七章>

汐見爺の事ですっかり戦意を喪失した雪奈を心配して、千歳は「里に帰れ」と告げてきます。
そんな2人を心配した豊久と義弘が、「雪奈を心配する千歳の気持ちを分かって欲しい」と雪奈が思いもしなかった事を告げてきます。

・・・本当に千歳は島津の人間に大切にされているのね。

雪奈は義弘と豊久に接している内に、人間も鬼も同じく善人も悪人もいるという事に気付き始めていました。

このまま八瀬の里へ帰るか、それとも千歳達と一緒に戦うか――。

決めかねていた雪奈でしたが、その時、酒呑童子達の気配を察します。
急いで千歳に知らせるよう銀狼を使いに出すと、雪奈は時間を稼ぐ為に1人で酒呑童子達に対峙します。
暫くして千歳が戻ってくると、酒呑童子は鬼の姿に変じ千歳に襲い掛かります。
すぐに千歳も鬼の姿に変じると、酒呑童子と戦い始めます。

・・・はあー。
千歳の鬼の姿って本当に格好良くて、うっとりします。

暴走する酒呑童子の力は強く、少しずつ千歳と雪奈は追い詰められていきます。
しかし、そこに八千代と秀が止めに入り、酒呑童子と一緒に去っていきます。

・・・またこのパターンですか。┐(´д`)┌

千歳と2人になった雪奈は、自分の正直な気持ちを告げます。
一緒にいたいと告げる雪奈に、千歳は困惑します。

「あなたの事を、大切だと思っているからです。同じ頭領としてではなく、男鬼として・・・」

・・・雪奈、言った━(・∀・)━!!
雪奈からの告白だとは意外でした!
てっきり情熱のままに、千歳の方から告白すると思っていました(笑)!

千歳は真っ赤になってぼそぼそと告げます。

「・・・俺も、その・・・おまえのこと・・・」

・・・照れる千歳が可愛いです!(*゜∀゜)=3

『十鬼の絆』口付けを交わす千歳と雪奈画像



「おまえのことは、俺が守る。だから、一緒に行こう」
「はい・・・!私も千歳を守ります!だから、私に背をあずけてください!」

予想外の雪奈の言葉に、千歳は笑い出します。

・・・冒頭の繕いもののシーンといい、この2人のやりとりが微笑ましくて好きです!(*´д`*)


<八章>

9月15日。
いよいよ関ヶ原の戦が幕を開けます。

『十鬼の絆』千歳と豊久と雪奈画像



島津軍は刻一刻と変わる戦況を見極めていましたが、やがて小早川軍の裏切りで大阪方の軍は敗走を始めます。
義弘と豊久は戦場の真っ只中を突っ切る退路を選び、退却を始めます。

途中、敵軍が追い付いてくるのを知った雪奈が、千歳と義弘と豊久を無事に薩摩へ帰そうと1人残って時間稼ぎをしようと考えたシーンは感動しました!
雪奈の中でもすっかり義弘と豊久は大切な存在になっていたという事ですね!

結局、雪奈の嘘を見破った千歳達が引き返してくれます。
しかし、現れた兵達の中に鬼や修羅達の姿はありませんでした。
人間相手には戦えない事、義弘を守りきらなければならない事から、豊久1人が残り時間稼ぎをする道を選びます。

『十鬼の絆』豊久画像



・・・え!
豊久って関ヶ原で戦死するの!?
関ヶ原での島津軍の事情が分からないよー!
バカバカ!自分の馬鹿!
何で詳細を知らないのー!(ノД`;)・゜・

義弘を守りながらの道中、八千代と秀が襲ってきますが、そこに千耶が現れ助けてくれます。
更に先を進むと、今度は鬼の姿をした酒呑童子が目の前に立ちはだかります。
千歳も鬼の姿に変じて応戦します。

・・・千歳ルートって鬼の姿に良くなるよねー。

雪奈も内なる汐見爺の力を借りて、鬼に変じると千歳に加勢します。

・・・千歳ルートでは、犠牲になった汐見爺の力を上手く使っていると思います。

汐見爺から受け継いだ金剛力の能力に助けられ、雪奈と千歳は酒呑童子を一気に倒します。

『十鬼の絆』鬼の姿の千歳と雪奈画像



・・・やっぱり、ただ守られるだけでなく、一緒に戦うという設定は良いですね!

しかし、その直後、豊久が戦死した事を知るのでした。

・・・豊久ーーー!(´;ω;`)ブワッ
うわーん!
いいヤツだったのにー!

何とか大阪城に戻ると、そこには千岳が待っていました。
ここに来る前に八瀬の里に立ち寄ったと告げ、八瀬姫が無事に目覚めた事を千岳から聞きます。
そして、八瀬姫からの手紙を受け取ります。
そこには八千代と秀が死んだ事、千耶と秦も無事にそれぞれの里へ帰った事、そして、雪奈がこのまま薩摩へ向かう事に対して別れの言葉と「風間の一族を頼みます」と書かれていました。

・・・他ルートでは「千岳の一族は千歳の住む里で暮らす事になった」という一文だけでしたが、そのやり取りを目の前で見られます!
千歳が気軽に千岳を誘っていました(笑)。

薩摩へ向かう船の中、千歳は雪奈の肩を借りると豊久の事を思って目を閉じます。

『十鬼の絆』雪奈の肩に頭を預ける千歳画像



雪奈はこれからもずっと千歳を支え、一緒に生きて行こうと心に誓うのでした。

・・・分かってたけど、終わり方が唐突すぎるー!
これは何が何でもFDを希望したい所です!
女鬼がいないという風間一族に、雪奈を紹介した時の里の皆の反応とか見たいですー!
珍しがる他の男鬼達から、雪奈を見せないように必死に隠そうとする千歳とか妄想すると楽しいです♪(* ´艸`)

・・・そういえば千歳の赤い目は、ちー様と一緒なのですね!
姓だけでなく、身体的共通点を見つけて何だか嬉しいです!

クリアすると、「画廊」の名前が姓付きになるのも凝っています!
風間千歳をついつい風間千景に空目します(笑)。

千歳のおまけスチルが可愛いです!

『十鬼の絆』千歳ご褒美スチル画像



・・・結局、「既読スキップ」ではなく「縮地」を使ってみたけど、プレイ時間はあまり変わらなかったような。
それとも千歳ルートは思わず熱が入って、じっくりプレイしていたのかなー(笑)。

余談ですが、千歳が背負っている刀「蛍丸」を最初に見た時、『薄桜鬼』の土方ルートでちー様が使った【童子切安綱(どうじきりやすつな)】(鬼を斬る刀)かと思いました!
だから、千歳が「滅多に抜かない」と言っているのかと思いました!
・・・結局、違いましたが(笑)。
ちー様も「風間家に伝わる」と言っていたので、千歳も持っていたら益々共通点を見つけて「おおっ!」と興奮していたと思います。

千歳ルートのプレイ時間は、7時間40分でした。


「十鬼の絆~関ヶ原奇譚~」千岳ルート プレイ感想

2012年11月07日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆

※ネタばれ感想になります。
途中にスチルが含まれていますので、未プレイの方はご注意下さい。

【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。


~千岳ルート~

<一章>

千岳と手合わせをする事になりますが、どうしても本気を出してくれません。
雪奈が悔しく思っていると、千岳に頭を撫でられます。

『十鬼の絆』雪奈の頭を撫でる千岳画像



「女鬼っていうのは、お前も知ってると思うが、男鬼と比べて数も少なく、身体も弱い。だからな、里や一族が一丸となって男鬼が全力で護るべき存在なんだ」

・・・千岳、男らしくて格好良いー♪(〃・ω・〃)
雪奈にとって頼れるお兄さんのような存在だった千岳が、大切な男性に代わっていくのは想像出来ますが、逆に十二歳も年下の妹のような存在の雪奈が、千岳の中でどんな風に恋愛対象になっていくのかが楽しみです!

暫くは三成の護衛より、八瀬姫の方を優先してくれると約束してくれます。


<二章>

皆が会津や伏見の様子を探りに出掛けますが、雪奈は千岳と一緒に八瀬の里に残る事になります。
真面目な千岳は、少しでも時間が空くと鍛錬に励んでいました。

『十鬼の絆』鍛錬をする千岳画像



千岳の説得に成功し、何故彼が三成の護衛をしているのかを皆に話すと約束してくれます。

・・・千岳が雪奈の頭をぽんぽんと撫でてくれるのが好きだなー。
『薄桜鬼』の左之を思い出します。(*´д`*)


<三章>

千岳と一緒に石田三成の居城である佐和山へむかいます。
三成を狙って、外套を被った男が襲ってきます。
外の様子を見に行った千岳に代わり、雪奈が三成を護る事になります。
しかし、すぐに戻ってきた千岳が雪奈と三成を守ってくれます。

『十鬼の絆』雪奈達を守る千岳画像



・・・千岳はスチルの方が格好良く見えると思います。


<四章>

『十鬼の絆』秀と対峙する雪奈と千岳画像



怪我をした雪奈の傷を千岳が見てくれますが、肌を見られている事に雪奈は恥ずかしく思います。

・・・お。
雪奈が少しずつ千岳を意識し出している?(´∀`)

千岳ルートで初めて大阪城内に入ります!
大阪城内で厳重に保管されていた筈の【仙丹】がなくなっている事を、三成達は確認します。

不審者扱いされた雪奈が思わず「千岳の身内です」と告げると、兵士は雪奈を千岳の奥方と勘違いします。

・・・ナイス!
乙女ゲーなんだから、そういう誤解は大歓迎です!(*゜∀゜)=3

千岳に八瀬の里へ帰れと説得されますが、雪奈は千岳の反対を押し切って大阪に留まる事を決めます。

・・・鬼の正体を突き止める為、とか言ってるけど、本音は千岳が心配なんだよね。


<五章>

千岳と共に三成の護衛に就いた雪奈は、千岳の悲願を一緒に叶えたいと必死で説得します。
とうとう根負けした千岳が、雪奈の願いを聞き入れてくれます。
すると、千岳は雪奈の額に自分の額を合わせ、「いいこと」を教えてくれると告げます。

『十鬼の絆』額を合わせる雪奈と千岳画像



「俺の姓は、天霧。里を失い流浪の一族となった我が一族の悲願のため力を貸してくれること頭領として礼を言う」

・・・体術で戦うからそうだと思ったけど、やっぱりあの天霧の先祖だったのねー!(゜∀゜)
この辺りから、千岳の中で雪奈が特別な女になっていったのかなと想像します。


<六章>

8月。
三成は大阪城を出て、一路、東を目指します。
千岳は再び、雪奈に里へ帰れと告げます。
しかし、千岳と交わした約束、それ以上に彼の背中を守りたいと雪奈が懇願すると、千岳は驚きながらも雪奈が同行する事を許可してくれます。

・・・キタ━(・∀・)━!!
もしかして、千岳は初めて女に「守りたい」と言われて、この瞬間、雪奈に落ちた!?

佐和山へ向かう三成の前に秀が現れ、攻撃してきます。
南雲一族は豊臣と十鬼衆、そして鬼を代表する八瀬姫に恨みを抱いているようでした。
秀と対峙する為に、千岳は鬼本来の姿に変じます。

『十鬼の絆』鬼の姿に変じる千岳画像



・・・え!
千岳は鬼の姿になるのが早いのね!
まだ六章よ!Σ(゜Д゜≡゜Д゜)
でも、格好良いなー。

その後、八千代と酒呑童子が現れ、雪奈と千岳は追い詰められますが、そこに千耶が加勢してくれると、酒呑童子達は去っていくのでした。


<七章>

宇喜多秀家に雪奈が見初められ(?)、自分の護衛にと誘われますが、千岳が「大事な奴だ」と断ってくれます。

・・・うむ。
千岳ももう雪奈ひと筋ね。
しかし、やっぱり雪奈は綺麗な女鬼なんだろうなー。
女装すれば絶対に似合うのに・・・!
千歳なんて初めて雪奈を見た時、「綺麗な女だなー」ってポーッとなったと思う!(`・ω・´)

小早川の陣へ急ぐ三成を、秀がしつこく襲ってきます。
雪奈に加勢してくれた琴浦爺が、秀の攻撃で倒れてしまいます。
雪奈に自分の力を授けると、琴浦爺は消えてしまいます。

・・・誰のルートでも、必ず翁達の誰かは亡くなるのね。(´;ω;`)ブワッ
辛いなー。


<八章>

琴浦爺の死に傷ついている雪奈を見て、千岳は里へ帰れと告げます。
千岳も誰よりも大切な雪奈を、これ以上危険な目に遭わせたくないと思っていました。

・・・それが男ってもんよね。

しかし、逆に雪奈と千岳を案じてくれた三成と左近によって、雪奈は戦場に留まる事を決意します。
2人は再び互いを守り、決して死なない事を誓い合うのでした。

『十鬼の絆』千岳の背に寄り添う雪奈画像



・・・ほうー。
なんかキスとか抱き合うより、こういうシーンの方が互いを信頼しているのが伝わってきて良いですねー。
しかし、背景処理が綺麗ですねー。(*´д`*)

合戦当日、戦場で三成を狙った秀と対峙します。
千岳が鬼の姿に変じると、秀は【仙丹】の力で自らも鬼の姿に変じます。

・・・初めて秀の鬼姿を見ました!
そういえば、三成が【仙丹】について「恐らく協力な阿片の類だろう」と予想した言葉に納得しました!
確かに、阿片だったら一時的に尋常じゃない力を出す事が可能なように思います。
昔から伝わる不老長寿の薬なんて、科学的に見ればそんなものだろうと思いました。

雪奈の中で眠る琴浦爺の力を借りて、雪奈はその姿を鬼へと変えます。

・・・おお!
千岳ルートでも雪奈が変身したー!(・∀・)

『十鬼の絆』鬼の姿の雪奈と千岳画像



そして、2人で力を合わせ、秀を打ち倒すのでした。
三成から護衛の任を解かれた雪奈と千岳は、宇喜多秀家を守る為に合流します。
千岳は自分の心臓の位置に雪奈の手を置くと、
「秀家を無事に送り届けたら必ず迎えに行くから、先に八瀬の里へ帰っていて欲しい」
と告げます。

『十鬼の絆』約束を交わす千岳と雪奈画像



雪奈が里に戻ると、八瀬姫は目を覚ましていました。
その後、千歳や千耶、秦が皆無事な事を知り、雪奈は安堵します。
酒呑童子や八千代は死んだという事です。
しかし、千岳からは何の連絡もありませんでした。

月日は流れ、季節は春になっていました。
千岳と別れてから半年が経っていましたが、千岳が迎えに来てくれる事を雪奈はひたすら待ち続けていました。

八瀬姫に告げられ里の入り口へ向かうと、そこには千岳がいました。
あれから八千代を討ち、天霧一族は宇喜多秀家と共に千歳の里に住んでいるという事です。
ようやく落ち着き、雪奈を嫁にする為に迎えにきたのでした。
迷う事なく雪奈は頷きます。

『十鬼の絆』口付けを交わす千岳と雪奈画像



・・・一番の年長さんなのに、接吻は最後の最後までなかったわね!
いやー、これぞ乙女ゲーというか、ピュアなカップルを見せて貰いました!(*ノε`*)ノシ
って、あれ?
そういえば、何で千岳の角は片方折れているの?
本編中にその理由は出て来なかったのですが、出来れば雪奈に突っ込んで貰いたかったです!

三成も最初の頃は千岳と雪奈に冷たく嫌味な態度でしたが、最後の方は信頼関係を築けていたのか、とても優しく良い人になっていました!(´;ω;`)ブワッ

千岳のご褒美スチルは大人の男って感じで渋いです!
手に持っているのは・・・握り飯?

『十鬼の絆』千岳ご褒美スチル画像



千岳ルートのプレイ時間は、6時間20分でした。


「十鬼の絆~関ヶ原奇譚~」秦ルート プレイ感想

2012年11月06日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆

※ネタばれ感想になります。
途中にスチルが含まれていますので、未プレイの方はご注意下さい。

【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。



~秦ルート~

<一章>

寝付けずにいた雪奈が夜中の警備を兼ねて森の中を駆け回っていると、秦が現れ「こんな夜中に女子(おなご)が一人でいるのは感心しない」と告げられます。
秦は自分を意識して欲しくて雪奈の手を握りますが、握力比べかと勘違いした雪奈に強く握り返されてしまいます。

・・・秦を相手にして、翁に対するのと同じ反応を返す雪奈の鈍さが素敵です(笑)。
乙女ゲーの主人公はこうでなくっちゃね!(*ゝ∀・)

業を煮やした秦は、とうとう雪奈を抱き上げてしまいます。

『十鬼の絆』雪奈を抱き上げる秦画像



ここ迄されると、流石の雪奈も恥ずかしくなり真っ赤になってしまいます。

・・・いいぞー!秦!
もっとやれー!


<二章>

『十鬼の絆』秦にからかわれる雪奈画像



雪奈は、秦や千歳と一緒に会津へ向かいます。
そこでも、謎の兵士達に襲われます。


<三章>

秦の一族は毛利家に恩があるという事で、秦は不本意ながら石田三成に手を貸す事になります。

『十鬼の絆』雪奈に事情を話す秦画像



・・・1周目は徳川方だったから、今度は三成側でバランスが取れているぞ!
という訳で、石田三成に初めて会いました!


<四章>

傍観していた秦ですが、少しずつ人間達の戦に巻き込まれ始めます。


<五章>

7月。
雪奈は秦と一緒に、大阪にある毛利の屋敷に滞在していました。
島津家も三成側に参戦すると聞き、雪奈は千歳の事を考えます。

・・・そろそろ雪奈も無意識に、秦の動向が気になり始めているようです。(´∀`)ニヤニヤ

千耶ルートでは一度も外套を脱がなかった八千代と秀が、秦ルートでは外套を脱いでその姿を見せてくれます!

秦の一族と人間が交わした約束の為に体を張ってくれた雪奈を見て、秦は信頼の証である姓を明かしてくれます。

『十鬼の絆』雪奈と指切りの約束を交わす秦画像



「私は不知火一族が頭領、不知火秦と申します。以後、お見知りおきを」

・・・うん。
秦は中国地方に住む鬼という事で、不知火の先祖かなと思ったのですが、大当たりでした!
しかし、この指切りのシーン、良いですねー。
指切りをしながら、実際に手が揺れるエフェクトにジーンときました。(*^_^*)


<六章>

8月。
雪奈の中で、秦に対する気持ちが少しずつ変わっていく事に気付き始めます。

『十鬼の絆』秦に抱き締められる雪奈画像



小早川軍を監視していた雪奈は、再び八千代に襲われます。
間一髪の所を秦、そして琴浦爺と月島爺に救われます。

・・・うーん。
雪奈、ちょっと弱すぎだよね。(´・ω・`)
前も八千代とやり合って敵わなかったんだから、学習すべきだよね。
危ない時は誰かが助けてくれると無意識に思ってるようで、流石にイラっとしました。

八瀬の里に帰るよう琴浦爺と月島爺に説得され、更に秦にも足手まといだと言われた雪奈は後ろ髪が引かれる思いで八瀬の里に帰ります。


<七章>

9月。
八瀬の里にいても、雪奈は秦の事ばかり考えてしまいます。
ある日、夢の中に八瀬姫が現れ、雪奈の背を押してくれます。
雪奈は置き手紙を残すと、秦の元へ急ぎます。

一方、秦も雪奈が傍らにいない事を寂しく思っていました。
そして、八千代が雪奈を襲った事に対し、激しい怒りを覚えていました。
秦の中で雪奈は大切な存在になっていたのでした。

・・・もしかして、雪奈がこれ以上危ない目に遭わないよう、「足手まとい」だと言って八瀬の里へ帰したの?

八千代の術で秦を疑うよう仕向けられていた雪奈でしたが、雪奈に術が掛かっている事に気付いた秦が解いてくれます。

『十鬼の絆』雪奈に口付ける秦画像



・・・うむ。
これは『薄桜鬼』でいう、左之ルートの時のような口付けですね。(`・ω・´)
しかし。
いくら雪奈を落ち着かせる為と不意を突く為とはいえ、接吻する事はないと思うのよねー。

かつて、八千代の祖先である茨木童子を討ち果たせなかった不知火の頭領に代わり、朧一族を滅する事が自分の責任だと秦は感じているようでした。

2人は想いを確かめ合い、改めて口付けを交わします。
そして、先程の口付けは雪奈をなだめる為にしたけど、相手を好きじゃなければ決して出来ないと甘く告げられます。

『十鬼の絆』口付けを交わす秦と雪奈画像



・・・むー。
正直、秦が手慣れている所為か、あまり甘いシーンに感じない・・・。(´・ω・`)


<八章>

八千代に操られた琴浦爺と月島爺が、雪奈と秦に攻撃してきます。
しかし、強靱な精神力を持つ2人の翁は、正気に戻った一瞬で互いを差し違え倒れます。
雪奈に力を与えると、2人は跡形もなく消えてしまうのでした。
そして、琴浦爺の命が尽きると同時に、鷹の銀狼も一枚の紙へと姿を変えるのでした。

・・・ううっ!
千耶ルートの時は月島爺だけだったけど、秦ルートでは2人もなのー!
辛すぎるー!(ノД`;)・゜・

秦と共に八千代がいるという大津城へ向かう前夜、なかなか寝付けずにいた雪奈を気遣って秦が添い寝をしてくれます。

・・・ちょっ!?
ここ!
何故、スチルが表示されないの!?Σ(゜Д゜≡゜Д゜)
このシーンは盛り上がる意味で、スチルが絶対に必要でしょう!?щ(゜ロ゜щ)

大津城内に侵入すると、八千代に操られた汐見爺と対峙します。
雪奈は汐見爺を正気に戻しますが、汐見爺もまた雪奈に力を託すと消えてしまいます。

・・・え!
さ、3人!?
秦ルートでは翁全員が命を落とすの!?(´;ω;`)ブワッ

いよいよ八千代と対峙します。
【仙丹】の力を使って鬼と変じた八千代の力は今迄以上に強く、秦は鬼の力を覚醒させます。

『十鬼の絆』鬼の姿に変じる秦画像



・・・ほあー。
秦の鬼の姿、綺麗だー。

しかし、八千代の糸に捕まり、雪奈が人質になってしまいます。

・・・え!?
ちょっ、雪奈ー!Σ(|||▽|||)

秦が追い詰められた時、雪奈の中で3人の翁の声が聞こえ、その姿を鬼へと変じさせます。

『十鬼の絆』鬼の姿に変じる雪奈画像



・・・ゆ、雪奈が鬼に変身したー!!
千耶ルートでは変身しなかったから、雪奈は鬼の姿には変身出来ないかと思ってたー!((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

『十鬼の絆』鬼の姿の雪奈と秦画像



2人は鬼の力で、八千代に止めを刺します。

その後、関ヶ原の戦いは徳川が勝利し幕を閉じます。

・・・秦ルートでは、雪奈は関ヶ原には行かないのですね。

その後、八瀬姫が目を覚まし、秦は不知火の里へ帰っていきます。
雪奈は秦と別れ八瀬姫の元に仕える覚悟を決めますが、ある日、八瀬姫に手紙を届けるよう命じられます。
向かった先には何故か秦がいました。
八瀬姫の手紙には、このまま雪奈には秦と共に不知火の里へ向かって貰い、秦の手伝いをさせる旨が書かれていました。
そして、秦の口から、里を出る前に雪奈の身に何が起きても察知出来るよう糸を付けたと明かされます。

『十鬼の絆』秦に抱き締められる雪奈画像



・・・なーんだ。
雪奈とは別れの挨拶もないまま里を出たから、おかしいとは思っていたのよね!
糸が付いていれば雪奈の身に何が起きているのか知る事が出来るものね!
独占欲というか何というか・・・(笑)。

しかし、千耶ルートでも思ったけど、ED後の2人の様子が知りたい!!
千耶と違って放浪する訳じゃないから、不知火の里で祝言あげて夫婦になるのかなー。(*´p`*)
・・・等々の妄想が広がります!

『十鬼の絆』秦のご褒美スチル画像



・・・秦のご褒美スチルがやたらと色っぽいです!(* ̄ii ̄)

秦ルートのプレイ時間は、7時間でした。


「十鬼の絆~関ヶ原奇譚~」OP&千耶(初回)ルート プレイ感想

2012年11月05日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆

※ネタばれ感想になります。
途中にスチルが含まれていますので、未プレイの方はご注意下さい。

【お願い】
基本的にゲームに関しましては思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。


十鬼の絆~関ヶ原奇譚~【PSP】 OP




~千耶ルート~

<序章>~<一章>

主人公である雪奈と、攻略キャラである十鬼衆との出会い編になります。

『十鬼の絆』千歳と千耶画像



流れている雲の背景や、草むらに隠れた時に草が流れるようなエフェクトが綺麗です。

・・・オトメイト作品では珍しい演出だと思います!
読み進めていくと季節は1月である事が分かりますが、登場人物達が薄着の所為で1月の寒さを全く感じさせません(笑)。
というか、全員が1年を通して同じ服装です。
・・・あれ?(´ワ`)

八瀬姫が何者かに襲われ、意識不明となります。

『十鬼の絆』賊に襲われる八瀬姫画像



『十鬼の絆』眠る八瀬姫画像



八瀬姫から召集を受けたという、はぐれ鬼の千鬼丸も登場します。

『十鬼の絆』千鬼丸画像



・・・可愛いです!


<二章>

・・・八瀬姫が倒れてから、4ヶ月が経ったようです!Σ( ̄□ ̄)
って事は、二章の時点で5月ですか!
月日流れるの、早っ!

人に懐かない銀狼が、千耶にはすぐに懐きます。

『十鬼の絆』千耶画像



・・・動物が懐くという事は、千耶は優しいのね。(*´д`*)

長く八瀬の里に滞在している為、少しずつ千鬼丸とも打ち解けていきます。

『十鬼の絆』千鬼丸のおかずを奪う千歳画像



・・・こういうシーンを見ると、『薄桜鬼』の新八と平助を思い出します。
2人も良くおかずの奪い合いをしていたなー。

そして、次第に十鬼衆と人間達の交流が明らかになっていきます。

『十鬼の絆』夜空を見上げる千耶画像




<三章>

更に時間が過ぎ、6月になっていました。

雪奈も17歳という事で、「嫁ぐ」という単語もぼちぼち出てきます。
そういえば、「女鬼は珍しい」というような台詞を聞きますが、(『薄桜鬼』でも言われていました)、八瀬の里に済む八瀬一族と雪奈の涼森一族は女系一族のようです。

・・・はて、それでも女鬼は貴重なの?(o・ω・o)
男鬼に比べたら、極端に数が少ないという事なのかもしれません。

三章のラストで、とうとう千歳や秦も人間の戦いに巻き込まれていきます。


<四章>

八瀬姫を襲った賊の正体に繋がる情報は何も得られないまま、7月になっていました。
人間との関わりを断つよう説得する為、雪奈は千耶に会いに江戸へとやってきます。

『十鬼の絆』千耶に助けられる雪奈画像



・・・え!
江戸迄来ちゃったの!?Σ( ̄□ ̄)

『薄桜鬼』でお馴染みの【変若水】にも使われた、【仙丹】が登場します。
かつて、秀吉が不老長寿の薬として手に入れた薬だという事です。

・・・確か『薄桜鬼』の【変若水】は、【仙丹】と西洋から伝わった吸血鬼の血を混ぜて改良した薬だった筈です。(`・ω・´)


<五章>

いよいよ、千耶個別ルート突入です!

全ての諸悪の根元は、家康の元に使えている本多正信の野心の為に起きた事でした。
【仙丹】が人間には強すぎると知った正信は鬼達に使い、戦に投じようとしていました。

怪我を負った自分を守ってくれた雪奈に対して、千耶は敬意を払い姓を明かしてくれます。

『十鬼の絆』姓を明かす千耶画像



「我は十鬼衆『陸奥六群の鬼頭』。名は千耶、姓は雪村と申す者」

・・・ゆ、雪村!(゜∀゜;ノ)ノ
やっぱり、千鶴の祖先だったのねー!!
千耶の持っている2本の刀は、千鶴と薫がそれぞれ持っていた刀のようです!
そういえば、ちー様も千鶴が持っていた刀を一目見ただけで、「雪村家に伝わる刀」と分かったのですよね!
有名な刀だったのですねー。ヽ(´▽`*)丿
更に、雪村家は「悪路王」の流れを汲む鬼一族だそうです!!
陸奥を代表する鬼、「悪路王」っすよ!!
雪村の一族って、由緒正しい鬼一族だったのですね!
そして、千耶が姓を明かした時から雪奈との間に信頼関係が生まれたのね!
・・・まあ、まだ鬼としての信頼であって、千耶は恋愛感情には至ってないように思います。
雪奈は何となく恋愛感情が芽生えてるっぽいです!


<六章>

千耶の包帯を替える雪奈でしたが、裸の彼に抱き付くような姿勢になってしまう事を意識して、なかなか上手に替えることが出来ません。

・・・あれ?
これと似たようなシチュを、つい最近『CLOCK ZERO』のトラルートで見たような・・・。|ω・`)

そして、千耶も無意識ながら雪奈の事を大切に思っているようです(笑)!!
流石、個別ルート!
いつの間にか相手の事を大切に思っている展開のようです(笑)!

鬼である雪奈と千耶は何処へでもひたすら走り続けて移動しますが、千耶が初めて雪奈に「疲れてないか?」と聞いてくれます!!
そんな事、共通ルートでは聞いてくれた事なんてありませんでしたよ!
流石、個別ルートです!
攻略キャラが優しくて、嬉しさのあまり涙が出そうになりました!(ノ∀`;)・゜・


<七章>

雪奈は、家康を信じる千耶と行動を共にします。
家康を護衛しながら関ヶ原へ向かいます。
途中、三成を護衛する千岳と一色即発の状態になりますが、雪奈が身体を張って事情を話すと退いてくれます。
もう少しで雪奈の命を奪う所だった千耶は、これから先は雪奈を傷付けないと約束してくれます。

『十鬼の絆』雪奈に触れる千耶画像



・・・きっとこの時、千耶は雪奈を失いたくないと気付いたんだろうなー。

関ヶ原での決戦前、千耶は本多正信に協力する酒呑童子と対峙します。
この時、千耶は初めて鬼本来の姿へ変じます。

『十鬼の絆』鬼の姿に変じる千耶画像



しかし、【仙丹】を飲んだ酒呑童子の強さには、鬼と変じた千耶にも太刀打ち出来ませんでした。
千耶を庇った月島爺が酒呑童子に倒されてしまいます。
月島爺は最後の力で、雪奈に奥義「一の太刀」を伝授するのでした。

泣き崩れる雪奈を抱き締め、千耶は「おまえが大切だ」と告げてくれます。

『十鬼の絆』雪奈を抱き締める千耶画像




<八章>

月島爺を亡くしたことで気力を失くしていた雪奈でしたが、千耶が家康と共に決戦に臨むと知ると、千耶の背中を守りたいと想いを伝えます。
それに千耶も応えてくれます。

・・・キタ━(・∀・)━!!
接吻とか劇的なシーンはないけど、これは両思いになった瞬間ですよね!?

他の十鬼衆の頭領達も、それぞれに暗躍しているようです。

・・・彼等の活躍が早く見たーい!

その後、関ヶ原の戦は徳川方の勝利で幕を閉じます。

・・・史実通りです!(`・ω・´)

しかし、雪奈と千耶は【仙丹】の所為で更に凶暴化した酒呑童子を追い掛けます。
途中、千耶と雪奈は最後迄一緒に在り続ける事を誓い、口付けを交わします。

『十鬼の絆』口付けを交わす雪奈と千耶画像



「息絶えるその瞬間まで、俺はおまえの傍にいよう。奈落の底に落ちたとしても、絶対に離さない。どんな時でも、おまえと共にいる」

・・・ヒュー!
これって、最強の愛の誓いじゃないですか!?
何となく『薄桜鬼』の斎藤と重なります!(*´д`*)

千耶は雪奈の手を同族の血で汚す事を躊躇っていましたが、最後は力を合わせて酒呑童子の息の根を止めます。

『十鬼の絆』力を合わせる雪奈と千耶画像



これでようやく、鬼として挑んだ関ヶ原の戦に決着が付くのでした。

天下人となった家康は、千耶達一族が住まう雪村の里をこれからは誰も手出し出来ぬよう、そして、世の平和を約束してくれます。

・・・しかし、その徳川が、260年後の幕末に雪村の里を滅ぼすんですよね。
もし、その事実を千耶が知ったらと思うと切なくなります。(´;ω;`)

それから暫くして、長い眠りに就いていた八瀬姫が目覚めます。

・・・結局、自力で目覚めるのねっ!

酒呑童子との戦いで何かを考えていた千耶でしたが、はぐれ鬼という存在をなくす為に全国に散らばる彼等を雪奈と共に探し出したいと八瀬姫に申し出ます。
2人はこれから先も、共に生きていく事を誓うのでした。

『十鬼の絆』雪奈の髪に花を挿す千耶画像



・・・このスチル、好きです!!(*´д`*)
って、あれ?
雪奈は八瀬姫の護衛役を外れるという事は、涼森の頭領でなくなるという事なのかもしれないけど、千耶はどうなるんだろう・・・。
ラストが結構あっさり終わったので、その後の雪奈と千耶がどうなるのかが気になりました。(´・ω・`)

千耶ルートをクリアしたら、ご褒美スチルが出現しました。

『十鬼の絆』千耶ご褒美スチル画像



・・・素朴な千耶が素敵です!!
きっと、普段の里での姿なのだろうと思わせるスチルです。

千耶(初回)ルートのプレイ時間は、9時間35分でした。

・・・あれ?
初回プレイにしては短いかもしれません。


「アニメ薄桜鬼 雪華録」OP&ED 感想

2012年01月08日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆
※ストーリーとキャラのネタばれがあります。
ゲーム版を未プレイで、アニメ版だけをご覧の方はご注意下さい。

【お願い】
思ったままの感想を書き連ねていますので、十人十色、千差万別の感想の一つだと思ってご覧下さい。


今回はお正月休みにようやく観た、DVD「アニメ薄桜鬼 雪華録」OP&EDのダイジェスト版をお届けします!
前回、アニメ第一期「薄桜鬼」と第二期「碧血録」もOP&EDのダイジェストを作成した流れで、またまた懲りずに「雪華録」のダイジェスト版を作成してみました!\(^o^)/

相変わらず、テレビ画面をデジカメで撮影している為、今回も残念な画質となっておりますがご了承下さい。


【OP】

土方の後ろ姿画像


土方画像


OPが始まると土方の後ろ姿が映し出され、次いでぼろぼろの鉢金(はちがね)の隙間からこちらを見つめる土方のアップが映ります。

・・・うん。
分かっていたけど、「雪華録」でも土方主演のOPなのね。(´・ω・`)

タイトル画像


笹舟を浮かべる平助の手画像


平助画像


平助は笹舟を川面に浮かべると、遠ざかるその姿を見送ります。

刀を抜く斎藤の手画像


斎藤画像


闇の中に光る刀身を見つめる斎藤。

芸妓姿で横たわる千鶴画像


芸妓姿で横たわる千鶴画像


芸妓姿で横たわる千鶴画像


憂え顔の千鶴画像


『随想録』エピソードの一つ、芸妓姿をした千鶴が映し出されます。

・・・しかし、着物の裾が広げられ、まるで○された後のような恰好です。(´・ω・`)

山南画像


伊東、新八、井上、島田画像


下からスクロールする形で、脇役の方達が一気に登場します!(`・ω・´)

左之助画像


雪に乾杯しながら、雪見酒をする左之助が最高に素敵です!

土方画像"


一人、剣舞をする土方。

煙管を吸うちー様画像"


煙管を吸うちー様画像"


煙管を吸うちー様画像"


くつろいだ姿で、ちー様は外を見ながら煙管を吸います。

・・・・・・×□△※!?(* ̄ii ̄)・∵.ブホーッ!

え!?ちょ!?な、何っ!?Σ(゜Д゜≡゜Д゜)
この、ちー様ファンの為の、ちー様ファンサービスは(笑)!?
ちー様のふ、太股・・・。
ははー!
ありがたや~、ありがたや~。(´人`)

総司画像"


総司画像"


刀を抱きながら、総司は静かに瞳を開きます。

千姫と君菊画像"


「雪華録」でも千姫と君菊は外せません!(´∀`)

誠の旗と近藤画像"


新選組の「誠」を代表するのは、誰よりも近藤だと思います!

山崎画像"


山崎画像"


月明かりを背景に佇む、忍者山崎です!

笹舟画像"


笹舟と千鶴画像"


千鶴画像"


冒頭で平助が流した笹舟を、千鶴が必死に追い掛けます。
流れ続ける水の流れに身を任せるしかない笹船は、まるで新選組その物のようです。

土方画像"


桜の花びらが舞う中、土方の刀が振り下ろされます。

総司画像"


斎藤画像"


左之助画像"


平助画像"


土方画像"


総司、斎藤、左之助、平助とメインキャラが次々に映し出され、最後に儚げな表情をした土方が映ります。

笹舟画像"


川面に浮かぶ笹舟と桜の花びらが映り、OPは終わります。


<OPの総評>
芸妓姿の千鶴と煙管片手に太股チラリなちー様が素敵なOPだけど、相変わらず誰がどう見ても土方の為のOPだと思います。


お次は、EDです。


【ED】

芸妓姿の千鶴画像"


芸妓姿の千鶴画像"


芸妓姿の千鶴画像"


・・・芸妓姿の千鶴が美しいわ~。(*´д`*)
流石、ちー様が「我が妻に相応しい」と言うだけはある美しさだ。

総司画像"


・・・総司らしい笑顔を見ると、何故か嬉しくなります。

斎藤画像"


左之助画像"


・・・おわっ!
左之助の笑顔が眩しいっ!Σ(*´д`*)

平助画像"


・・・平助は可愛いな~。(*´ェ`*)

新八画像"


・・・新八が爽やかだ。(;゜д゜)ゴクリ
いや、間違ってないのだが・・・。

近藤画像"


山南画像"


・・・うおっ!
「雪華録」ではあまり出番がない山南さんも、ちゃんとアップで映ってる。Σ( ̄□ ̄)

千姫と君菊画像"


千姫と君菊は目の保養だよな~。
可愛いな~。
綺麗だな~。

天霧とちー様画像"


・・・ちー様、素敵!!(゜∀゜;ノ)ノ
何かこの笑い方、可愛いです!
手というかポーズが微妙に総司と被っているように見えるのですが、気の所為です!!

土方画像"


そして、最後は土方が映ります。

EDラストシーンは、章毎のキャラのイラストが映って終わります。


<EDの総評>
始まりは千鶴なのに、最後は土方に持っていかれたように感じるEDでした。


<本編の感想>
全五巻です。
一巻ずつ、それぞれのキャラを主役にしながら、『随想録』土方ルートをメインにしつつ、各キャラの美味しいシーンが随所に挿入されているといった感じでした。
ただ、総司は島原へは行かず、一人屯所で待機していました。
ぶっちゃけ「雪華録」を観るのでしたら、『随想録』をプレイして好きなキャラルートを堪能した方が良いと思いました。

そして、声を大にして叫びたい!

何故、ちー様の巻を作ってくれなかったんだーーー!(ノД`;)・゜・

「アニメ薄桜鬼 碧血録」第十九話~第二十二話 感想

2011年05月06日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆

※ストーリーとキャラのネタばれがあります。
ゲーム版を未プレイで、アニメ版だけをご覧の方はご注意下さい。



アニメ薄桜鬼碧血録DVD第四巻メニュー画面画像




【第十九話「天道の刃」】

・・・タイトルからして、斎藤が主役の予感がします。

<慶応四年閏四月>

斎藤は会津で、松平容保との謁見が許されます。

・・・おおっ!
容保の声が森川智之さんです!
良いお声です!(*´p`*)

容保の命で、会津藩士である正木兵衛(まさきひょうえ)とその部下三十名が新選組に預けられることになります。

・・・この正木兵衛なる人物ですが、ゲームには出てきません。
アニメオリジナルです。
しかし、お声が石田彰さんです!
会津のキャラは随分と豪華キャストです!

しかし、斎藤の洋装と刀を右に差していることに、会津藩士である正木は不満を持ちます。

その頃、新政府軍は奥州を目指して北に進軍していました。
斎藤達は、白河口で敵を迎え撃ちます。

斎藤画像



・・・敵陣に攻め込む斎藤が格好良いです!

戦場での斎藤の剣技と忠義を見た正木は、斎藤を隊長として認めるのでした。

・・・斎藤こそ、武士の中の武士ですもの!
斎藤の生き様は、会津の人達も絶対に気に入る筈です!
やっぱり良いな~、斎藤。
ちー様の次に・・・ですが(笑)。

<慶応四年八月>

会津を目指す新政府軍を、斎藤達は母成峠で迎え撃ちます。
しかし、新政府軍の兵三千に対して旧幕府軍は八百足らずと、兵力の差は明らかでした。正木達は斎藤達を逃がす為に、自ら盾となることを選びます。

・・・ううっ!
会津魂に感動します!
私はやっぱり会津が好きだー!

会津が落ちるのも時間の問題となり、旧幕府軍は仙台に向かうことになります。
斎藤は一人会津に残ると土方に告げます。

斎藤画像



・・・ああ。
何故、斎藤ルートじゃないの。
斎藤と一緒に会津に残りたいです!

山南と平助が先行して、仙台に向かうことになります。

斎藤画像



・・・この斎藤、色っぽいな~。(*´ェ`*)

<慶応四年九月>

斎藤は「新選組の斎藤一」として「誠」の旗を掲げながら、新政府軍に最後の戦いを挑むのでした。

斎藤画像



・・・うおおーっ!
斎藤ーーっ!(ノД`;)・゜・

自分、『薄桜鬼』キャラの中ではちー様が好きだけど、『新選組』の中では斎藤が一番好きだから、会津の為に戦う斎藤の傍に支えとして千鶴を残してあげたいです。
そういう理由で、斎藤ルートが本当に大好きです!
予想通り、今回は斎藤が主役でした!
・・・あれ?
そういえば、アニメの斎藤は羅刹になっていない!?(;゜д゜)ゴクリ

・・・予告見たら、思いっ切り平助に死亡フラグが立っているんですけど?
うわーん!
観るのツラいよー!


【第二十話「散ずる桜花」】

橋の下で怪しい行動をしていた男を、山南が斬り殺します。

<明治元年九月>

土方達は仙台に到着しますが、先に仙台に入った筈の山南達からの連絡は途絶えていました。

榎本画像



榎本武揚、初登場シーンです。
その後、千鶴の前に平助が現れ、山南が仙台城で網道と密会していると告げてきます。

・・・えっ!
網道、あの爆破でも生きていたの!?
流石、腐っても鬼だったのね。

しかし、平助の後を付けてきたのか、すぐに網道も現れると千鶴を迎えに来たと告げます。
平助は千鶴を庇いながら羅刹と戦いますが、太陽の下では思うように力が発揮出来ず、千鶴は網道に連れ去られてしまいます。

・・・こういう時の千鶴が本当に嫌です。┐(´д`)┌
平助が「逃げろ」って言ってんだから、馬鹿みたいに突っ立ってないで役に立たないのなら、せめて足手まといにならないように逃げるとか出来ないの!?
何か自分、アニメの千鶴が苦手かも・・・。(´・ω・`)
ゲームの方の千鶴はこんなにウザくないです。
声付きだから、無駄に叫んだり悲鳴を上げたりするのが気になるのかもしれない・・・。

網道は千鶴を仙台城に連れてきます。
そこで千鶴は山南と会いますが、平助と土方が千鶴を助けに現れます。
土方は山南から、網道が鬼の王国を築こうとしていることを聞きます。
既に仙台城は網道と羅刹達によって落ちていました。
土方から「羅刹は必要ない」と聞くと、山南は突然、羅刹部隊を斬り捨てます。

山南の裏切りに驚く網道でしたが、山南曰く「敵を欺くには、まず味方から」と涼しい顔で告げるのでした。

・・・くう~っ。
土方ルートの山南が格好良いのよね!
裏切ったように見せかけて、実は敵の内情を探っていた訳です。(´∀`)

そして、開始早々の山南の謎も解けました!
山南が斬った男は羅刹で、橋の下で女を殺していたのでした!

平助画像



・・・この平助、何か素敵です。

襲ってきた羅刹から千鶴を庇って、網道が斬られてしまいます。

・・・あれ?
そういえば、網道は鬼の姿に変じなかったです。

千鶴に「自分の信じた道を行け」と言い残すと、網道は息を引き取ります。
全ての羅刹を片付けて一段落した時、とうとう平助と山南が力尽きて倒れてしまいます。

土方と平助と山南画像



千鶴は黙って土方の隣に座ると、自分の手を土方の手に重ねます。

・・・千鶴が自分の手を土方の手に重ねるのは、アニメオリジナルです。
千鶴の手の温もりが、土方には心強かっただろうな~。(ToT)
しかし、こういう思いやりがある子なのに、シーンによってはただ泣き叫ぶだけとかって、良く分かんない子です。

千鶴と土方と平助と山南画像



そして、燃え尽きるように二人は灰と化すのでした。

・・・うわーん!
平助ーっ!(ノД`;)・゜・
アニメは土方ルートという時点で二人がこうなることは分かっていたけど、やっぱりヤダよー!
悲しいよー!
土方ルートでもこのシーンは、一番ツライシーンかもしれないです。

<明治元年十月>

千鶴を一人仙台に残し、土方達は蝦夷へ向かうのでした。

・・・土方の中では既に千鶴は大切な存在になっていたのですね。


【第二十一話「雪割草の花咲きて」】

<明治元年十一月>

蝦夷で土方達は松前城を攻め落としていました。
しかし、唯一新政府軍に勝っていた戦艦を失ってしまいます。

羅刹の発作に襲われた土方は、千鶴の幻を見ます。

・・・もう千鶴にメロメロですね!(*´д`*)

一方、仙台に残った千鶴は毎日のように網道の墓参りに訪れていました。
ある日、網道の墓前に千景の姿を見付けます。

千景画像



・・・ちー様!
ちー様が墓参りに来るなんて!
やっぱり、ちー様は義理人情に厚い方だと思います。
・・・あれ?
でも、土方ルートのちー様は、はぐれ鬼となった筈よね?

千景画像



「鬼は誓いを守る。奴とは決着を付ける」

・・・やっぱり、土方を追い掛けるようです。
はぐれ鬼になっても土方と決着を付けるのですね。

<明治元年十二月十五日>

蝦夷共和国が樹立されると、土方は陸軍奉行並の要職を任されることになります。

仙台の千鶴の元に、大鳥から文が届きます。
千鶴は蝦夷行きを決心するのでした。

・・・土方ルートの大鳥は美味しい役ですな~。

大鳥の計らいで、千鶴は再び土方の小姓役として傍にいられることになります。

千鶴画像



土方画像



「・・・傍にいてくれ」

・・・目出度く、土方と千鶴が結ばれました!
良かったね!千鶴!
これでもう、ちー様に「捨てられた女鬼」呼ばわりされることもありません!

<明治二年三月>

土方達は、新政府軍の戦艦が宮古湾に入港したとの情報を得ます。

千鶴と土方画像



・・・しかし、緊迫する戦況とは別に、二人は益々ラブラブで盛り上がります!
大鳥に素面でノロケる土方が凄いです(笑)。

敵の戦艦を奪う作戦は失敗し、旧幕府軍の惨敗で終わります。
函館の地が戦場と化すのは、もう時間の問題でした。


【第二十二話「夢幻の薄桜」】

いよいよ最終回です!

<明治二年四月>

土方は二股口に布陣します。

地図画像



千景も蝦夷行きの船に乗っていました。

千景画像



千景画像



・・・最終回で初めてちー様の洋装姿が拝めます!
ありがたや~、ありがたや~。(´人`)

土方率いる二股口は強固な守りを見せていましたが、大鳥率いる松前口が新政府軍に突破されてしまいます。
土方達は五稜郭への撤退を余儀なくされるのでした。

<明治二年五月>

土方は弁天台場を訪れ、かつての新選組の仲間達と再会します。
皆、土方が変わったことに驚いていました。

いよいよ新政府軍との決戦を翌日に控えた夜、土方は千鶴に告白します。

「俺が誰より守りたいのはお前だ。俺はお前に惚れてるんだろう」

・・・くう~っ!壁|○=(´∀\*)バンバン!!

土方と千鶴画像



「お前はこれからも俺の傍にいろ。逃げようとしても離さねえから覚悟しとけ」

土方と千鶴画像



・・・この辺りのシーンはゲームと同じですね。
アニメで改めて見るとニヤニヤしますね。(/ω・*\)チラッ

<明治二年五月十一日>

弁天台場の援護に向かう途中、土方は敵の銃撃を受け負傷します。
瀕死の重傷の土方に、千鶴は自ら血を与えます。

千鶴と土方画像



夜の闇に紛れながら二人は五稜郭に戻ろうとします。

・・・あれ?
そういえば、ゲームでは土方が「あんな味気ない口付けは二度としたくない」とか何とか言っていたのに、アニメではなかったです。
ちょっと残念でした。(´・ω・`)

二人は桜吹雪の中に千景の姿を見ます。

千景画像



・・・きゃー!ちー様、素敵ーっ!

二人の最後の戦いが始まります。

千景画像



千景画像



千景画像



千景画像



千景画像



千景画像



・・・ちー様の流れるような変身シーンが格好良すぎます!
最終回ですから、ちー様を激写しますよ!

千景画像



・・・本当にちー様って蹴り飛ばすのが好きよね。(*´д`*)

土方の鬼気迫る戦いぶりに、千景は土方に鬼としての名を与えます。

千景画像



土方画像



「鬼としての名をくれてやろう。――薄桜鬼だ」

・・・ちょっ!
こ、ここ!ここ!
ちー様の最大の見せ場ですよー!(*゜∀゜)=3

土方と千景画像



・・・うぎゃあああーっ!
ちー様ーーーっ!嫌だーーーっ!(ノД`;)・゜・・゜・・゜・

桜画像



ED曲が流れながら、千鶴が新選組の皆のことを回想します。

新選組の仲間達画像



新選組の仲間達画像



・・・すみません。
だからワイド画面で横に広がられると、画面に入りきらないんです。orz

最後は、千鶴の涙を土方の指がすくい、千鶴の名を呼んで終わります。

・・・うーん。
この終わり方だと、土方が生きているのか死んでいるのか分からないです。(´・ω・`)
まあ、これを補完する意味でOVAが発売されるのかもしれませんが・・・。
総司の最期もアレですが、斎藤の生死とか、左之と新八はその後どうなったのかもいまいち不明な為、消化不良の感が否めないアニメ版でした。
まあ、何だかんだ言いつつ、OVAは全巻購入する気満々です(笑)。
・・・ちー様、いないけどね。orz

第二十一話からテレビ放送分を撮影した為、更に画質が残念な事になってしまいましたが、最後迄お付き合いして頂き、ありがとうございました!


「アニメ薄桜鬼 碧血録」第十三話~第十八話 感想

2011年05月06日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆

※ストーリーとキャラのネタばれがあります。
ゲーム版を未プレイで、アニメ版だけをご覧の方はご注意下さい。

2010年秋放送分がHDに残っていますが、折角ですのでDVDを観ることにしました。



アニメ薄桜鬼碧血録DVD第一巻メニュー画面画像




【第十三話「焔(ほむら)の如く」】

<慶応四年一月>

江戸に戻った土方は療養中の近藤に代わり、幕府側に新政府軍との戦いを進言していました。
幕府側の対応に、左之助と新八は幕府に疑問を持ち始めていました。

左之助画像



更に平助は、山南が怪しい動きをしていることに気付き尾行しますが、町中で撒かれてしまいます。

怪我が治り復帰した近藤から、新選組は甲陽鎮撫隊と名を変えて甲府城に出陣することが決まったと告げられます。
しかし、新八は近藤の態度に不満を覚えていました。

・・・この回から、皆の洋装姿が見られます!

左之助画像



・・・左之の洋服姿は、貴公子みたいで素敵です!

平助画像



・・・平助、可愛い!

新八画像



・・・新八も意外と洋服が似合います!

斎藤画像



・・・斎藤の黒が基調となった服が渋いです!
ボタンを掛け間違えていることを千鶴に指摘されます(笑)。

土方画像



・・・何で一人だけ椅子に座っているの?(o・ω・o)

総司がいつ戻っても良いようにと、総司の為の洋服も用意してありました。

総司の洋服画像



総司画像



・・・千鶴が総司の洋服姿を妄想想像します!

そして、準備が整うと、いよいよ江戸を出発するのでした。


【第十四話「蹉跌(さてつ)の回廊」】

※蹉跌・・・一、つまずくこと。二、失敗すること。(「広辞苑」より)

<慶応四年三月>

甲府に出陣する前、土方と千鶴は療養中の総司を見舞います。
近藤は自分が守ると主張する総司に、土方は「まず体を治せ・・・待ってるぞ」と洋服を置いて告げるのでした。

総司画像



・・・あれ?
この回、何か絵が違う?

斎藤と千鶴画像



斎藤と千鶴画像



・・・ぶほっ!( ゜Д゜)・∵.
斎藤と千鶴の二人だけがゴザの上で正座して、お握り食べてる!
か、可愛い~!
・・・うーん。
やっぱりこの回、絵がちょっと崩れています。(´・ω・`)

斎藤画像



ゲームの斎藤ルートであった「武士が必要とされない時代が来るかもしれない」と千鶴に話すシーンのスチルが再現されていました!
ゲームだと千鶴の頬に手を添えるのですが、アニメは土方ルートですのでそんな思わせぶりなことは出来ません。(`・ω・´)

・・・しかし、この斎藤は格好良いです!
ゲームでも恰好良かった!

その夜の内に、甲府城が既に敵の手に渡っていることが判明します。
江戸に戻って援軍を呼びに行くという土方と千鶴は、「絶対に死なない」という約束を交わします。

千鶴と土方画像



・・・ゲームの土方ルートにあったスチルと同じシーンです。

千鶴画像



・・・この千鶴可愛いな~。(*´ェ`*)

ロングのシーンになると残念な絵が多い回ですが、ここ一番のシーンとか千鶴は可愛いです。
差があり過ぎじゃないでしょうか・・・。

土方が戻ってくる前に戦が始まってしまい、千鶴と斎藤は玉砕覚悟で敵陣に切り込もうとする近藤を何とか止めて撤退します。

・・・先陣に撤退を伝えに行く新八と、自らしんがりを買って出る左之が最高に格好良いです!

千景画像



千景画像



・・・うぎゃっ!
木の上から戦を見ているちー様がいます!
何これ、アニメオリジナル!?

千景画像



・・・でも、やっぱり残念なクオリティの所為で、ちー様の美しさが全然伝わってきません!(ノД`;)・゜・

左之助を見付けた不知火が戦いを挑んできますが、二人の前に行方不明になっていた千鶴の父親、網道と羅刹達が現れるのでした。

・・・いや~。
しかし、OPとEDが素晴らしくて毎回見惚れてしまいます。(*´д`*)





アニメ薄桜鬼碧血録DVD第二巻メニュー画面画像



・・・おわっ!
メニュー画面がDVD一巻と違います!
凝ってます!
各巻のメニュー画面が楽しみになってきました~。


【第十五話「遠き面影」】

左之助と不知火に、網道は新種の羅刹を生み出したと告げます。

場面は変わり、近藤と二人で撤退する道中、千鶴は薫と出会います。

・・・あれ?
斎藤がいないよ?(o・ω・o)

千鶴は薫から、二人が兄妹であり、網道は実父ではないと告げられます。
近藤を守る為、千鶴は薫に刀を向けます。
しかし、力の差は歴然としており、千鶴は刀を弾かれてしまいます。
万事休すの所に、羅刹に変じた総司が助けに現れます。

総司画像



・・・おおっ!
まるで、総司ルートのようです!(*゜∀゜)=3

総司画像



・・・薫と戦う総司の表情が良いです。
楽しそうです。

しかし、もう一歩で薫を退けることが出来るという手前で総司は咳込み、膝を付いてしまいます。

千鶴画像



「やめてーーーっ!」

・・・はあ~。
第一期ラストの感想にも書きましたが、千鶴の叫び声が苦手です。
うるさい・・・。(´д`)

千景と薫画像



しかし、薫の刀が総司に振り下ろされようとした所で、千景が現れ薫を刺し貫きます。

・・・ちー様!?Σ(*´д`*)
わわっ!
ゲームにはなかったアニメオリジナルの展開です!

千景と薫画像



「鬼の誇りを忘れ、雪村の名を汚す真似は許さん」

・・・ちー様、素敵ーっ!(*´д`*)キュン

千景の刀で致命傷を負った薫は、千鶴を見上げます。
その顔と千鶴の中の思い出の薫が重なります。

幼い薫と千鶴画像



幼い千鶴画像



幼い薫画像



薫画像



・・・二人の小さい頃の姿はアニメオリジナルです!
ちび千鶴が可愛いな~。(*´ェ`*)

思わず手を伸ばした千鶴ですが、その手を薫が取ることなく力尽きます。

・・・えっ!
薫、ここで死んじゃうの!?
っていうか、一刺しで致命傷って呆気なくない!?

千景画像



千景は、「いずれ網道も斬らねばならぬ」と言い置いて去って行きます。

・・・ちー様って、意外と斜め45度の角度が格好良いと思います。

千鶴は千景を追い掛けると、網道と話す時間を与えて欲しいと頼みます。

千景画像



千景は千鶴の願いを聞き入れ、網道を説得する時間を与えてくれます。

「鬼は必ず約束を守る。貴様も鬼の誇りを持って果たせ」

・・・この辺りは、ちー様ルート(ノーマルルート)なんだよな~。ヾ(´ε`;)ゝ
各キャラの美味しいエピソードを取り入れているから、ストーリーがMIXしていて複雑です。

薫画像



・・・え!
薫を埋めちゃってるよ!Σ( ̄□ ̄)
しかも、刀も一緒に!
形見として、千鶴が持ってた方が良いんじゃないの?

その後、千鶴達は何とか江戸に落ち延びます。

・・・あれ?
土方、戻ってこなかったよ?
千鶴との約束は?
刀を合わせたイベントの意味がないような・・・?(´・ω・`)

江戸に戻った近藤達は、幕府と今後についての話し合いや隊士集めに奔走していました。
そんな中、新八と左之助が離隊することになります。

・・・ああ。
土方ルートということで分かっていたつもりですが、やっぱり二人と別れるのはツラいです。(/_;)

千鶴と新八と左之助画像



・・・左之助ルートのイベントスチルをここで使いましたか!
アニメは本当に美味しいとこ取りだな~。
二人と別れるシーンの後にEDを見ると、何か泣けてきた・・・。
今からこんなんじゃ、最終回は号泣するかも・・・。(ToT)


【第十六話「誠心(せいしん)は永遠に」】

<慶応四年三月>

斎藤は天霧から、「力を使えば使う程、羅刹の寿命は短くなる」と重大な情報を得ます。
そして、一人の羅刹が灰と化すのを目撃するのでした。

羅刹となった土方の体を案じる千鶴の頭を、土方が「心配するな」と優しく撫でてくれます。

土方と千鶴画像



・・・ちょっ!これ、左之助の特権じゃ!Σ( ̄□ ̄)
良く千鶴の頭を撫でてくれた左之を思い出しました・・・。

直後、土方は羅刹の発作に襲われますが、自分の血を与えようとする千鶴を無理矢理部屋の外に追い出し、平助から貰った薬で何とか落ち着くのでした。

<慶応四年四月>

新選組は流山に屯所を移します。
しかし、敵に包囲されると近藤は皆を逃し、一人で投降するのでした。

土方画像



「俺達は同じ夢を見てた筈だ。・・・なのに、どうして俺はここにいるんだ。近藤さんを置き去りにして、どうしててめえだけ助かってるんだよ!」

・・・ゲームでも、土方が自分を責めるこのシーンは本当にツラかった!(ノД`;)・゜・

ちなみに、この回はラスト近くからED曲が流れる為、EDは二番が流れました。
そういえば・・・。
この巻で初めて音声特典のオーディオコメンタリー(実際のアニメを見ながら声優さん達がそのシーンについて感想を言い合う)なる物を少し聞きましたが、声優さん同士のトークが面白いですね(笑)!
坪井さんの「新八は和服と洋服の違いが分かりづらい」という感想に、激しく同意しました(笑)!
あと、遊佐さんが「千景の持っている刀は特別な刀だから」と告げた事に驚きました!
遊佐さん、お詳しいですね!
後日、全巻分をゆっくり聞こうと思います!




 

アニメ薄桜鬼碧血録DVD第三巻メニュー画面画像




【第十七話「玉響(たまゆら)の夢」】

※玉響・・・ほんのしばらくの間。一瞬。

・・・既に題名が悲しいんですけど。(/_;)

<慶応四年四月>

旧幕府軍に合流した千鶴達は、会津を目指していました。

大鳥画像



土方と歩兵奉行の大鳥圭介が初めて出会うシーンです。
大鳥は土方に、先鋒の参謀役を任せたいと告げてきます。

羅刹の発作に苦しむ土方に、千鶴は自分の血を与えます。

千鶴と土方画像



・・・しかし、何で首なんだろう。
指とか腕じゃダメだったの?
いちいち、エロいよな~。

鹿沼で新八が率いる靖共隊と合流します。

新八画像



・・・待ってました!新八!\(^o^)/
新八が登場すると、元気を貰えそうな気がします!

土方は宇都宮城内で、千景と天霧に再会します。

天霧と千景画像



千景は天霧の忠告を無視し、土方と刃を交えます。

千景画像



千景の持つ刀は『鬼殺しの刀』だということが分かります。
この刀で斬られれば、例え羅刹でも傷は塞がらないと告げられます。

・・・ああ!
だから薫は一突きで死んでしまったのね!
スッキリしました!

やがて、城内が炎に包まれると千景と天霧は去って行きます。

土方は傷の治療の為、日光に留まることになります。
千鶴は献身的に土方を看病します。
新八も見舞いに訪れると、久しぶりに懐かしい穏やかな空気が流れるのでした。

・・・あれ?
斎藤の姿がないよ?
先に会津へ向かったんだっけ?


【第十八話「輝ける暁光」】

総司が合流すると、近藤を守れなかった土方を責めます。
その後、土方は斎藤から、近藤が斬首されたことを聞くのでした。

総司は千鶴に土方のことを託すと、夜の闇に消えていきます。

一方その頃、上野では彰義隊が新政府軍に敗北していました。
左之助と不知火は、網道率いる羅刹隊と交戦します。

・・・ああ、そうか!
OPの左之は上野で一人戦っているシーンなのね!
だから、新八がいないのね!(´∀`)

不知火は銀の弾を使い、左之助は確実に羅刹の心臓と首を狙い、遂に網道だけを残し全滅させます。

・・・つ、強すぎる!
特に左之が!((((;゜Д゜)))
しかし、左之の傷が心配です。
・・・何、これ。
左之の死亡フラグじゃないよね?

その頃、土方の命を狙う男達の存在を知った総司は、土方を守る為に己の命を削りながら羅刹と化して戦うのでした。

総司画像



・・・刀の柄と手を布で巻き付ける総司の姿に見入りました!
EDの総司ですね!

宿に立ち寄った男から、「白い髪をした男が、まるで宿場町を守るように街道に立ち塞がって戦っていた」という話を聞いた土方は、まだ傷が塞がらぬ体を引きずりながら総司の元へ向かいます。
土方を探しに来た千鶴も、土方に肩を貸しながら一緒に向かいます。

ようやく辿り着いた先で、二人はおびただしい死体とぼろぼろになった総司の刀を見付けます。
しかし、総司の姿は何処にもありませんでした。
土方は総司の刀を確認すると、
「総司のことだ。心配いらねえ。戻るぞ」
と告げ、踵を返します。
一瞬、土方の背中が何かをこらえるように震えるのを千鶴は見ます。
その背は、近藤と別れた時の土方と同じでした。

もしかして、沖田さんはもう――。

思わず涙が溢れる千鶴でしたが、総司の最後の言葉を思い出すのでした。

「土方さんのことは君に任せたよ。千鶴ちゃん」

刀画像



・・・え、あれ?
総司は何処に行ったの?Σ(゜Д゜≡゜Д゜)
一瞬、「灰となって消えた?」とも思ったのですが、もしそうなら総司の服だけが残っていると思うので、もしかしたら自分の最期は誰にも見せたくなくて山中で力尽きたとか?

木の幹に背を預けながら、昇る朝日にかつての近藤がいた新選組の姿を重ね、静かに目を瞑ると眠るように息を引き取った総司の姿が浮かびます!
やがて、その体は灰と化していったのかもしれません。

・・・ううっ。
しかし、一人一人といなくなっていく。
分かっていたけど、第二期はツラいな~。
この回を見てEDを見ると、総司のシーンが泣けてきます!(´;ω;`)ブワッ

ED総司画像



このシーンに泣きそうになりました!

・・・三巻の三木さんと森久保さんの十八話のコメンタリーを思わず聞き入ってしまいました!
重いストーリー展開とは真逆にお二人のコメントが楽しすぎて、終始笑ってしまいました(笑)!


「アニメ薄桜鬼 碧血録」OP&ED 感想

2011年05月02日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆
※ストーリーとキャラのネタばれがあります。
ゲーム版を未プレイで、アニメ版だけをご覧の方はご注意下さい。


「アニメ薄桜鬼 碧血録」のテレビ放送から約半年――。
DVDも最終巻の発売を残すのみとなりましたが、ようやく「碧血録」の感想です!\(^o^)/

早いもので、第一期の感想からちょうど一年です。
このGW中に「碧血録」を一気に観るつもりです!(`・ω・´)

今回、第二期のOP&EDのダイジェストを作成しようかどうか迷ったのですが、
「第一期を作成したのだから、どうせだったら第二期も!」
と懲りずにダイジェスト版を作成してみました(笑)。

今回もテレビ画面をデジカメで撮影しましたので、残念な画質となっておりますがご了承下さい。


【OP】

誠の旗画像


暗雲立ち込める空に、ボロボロの「誠」の旗が風に揺れます。
・・・早々に、新選組の先行きに不安を感じさせます。(´・ω・`)

土方騎乗シルエット画像


土方画像


馬に乗った土方が何かを見付け、険しい表情を浮かべます。
・・・第一期と同じく、第二期もやっぱり土方から始まるのですね。(´д`)

桜画像


タイトル画像


新八画像


・・・おおっ!
タイトルが表示されてからの初キャラは、新八じゃないですか!
扱いが良いな~。
スタッフの温情かしら(笑)。

左之助画像


新八と左之助画像


・・・そして、二人がツーショットなのですね。
これは、あれですね。
二人一緒に新選組を抜けるという未来を予感させているのですね。(`・ω・´)

総司画像


総司画像


総司の手画像


・・・総司ーっ!
この一連の総司のシーンが悲しすぎる!(´;ω;`)ブワッ
総司が手を伸ばしても決して届くことのない眩しい太陽は、近藤を象徴しているのでしょうか。

山南画像


・・・山南のこの登場の仕方は、どう考えても悪役でしょう。((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

山南と羅刹画像


・・・そして、バックに羅刹を従える山南は、誰がどう見ても敵方の参謀に見えます!

平助画像


・・・水面に映った平助が可愛い~!(*´д`*)

平助画像


・・・あれ?
アップに力入れすぎた?
平助の目が死んでるよ?

薫画像


・・・出たー!
薫です!
千鶴にバレたから、もう女装はしないのね!

不知火画像


天霧画像


・・・ううっ!
テレビがワイド画面のせいで、二人一緒にカメラに入らなかった。orz
両端に登場するのは、勘弁して下さい。(ToT)
あれ?
薫の後に二人が登場すると、まるで薫の仲間のように見えません?
謎の演出だ・・・。

千鶴と土方画像


・・・吸血シーンですが、何かエロいな~。(*´p`*)

戦艦画像


爆発画像


・・・エロいシーンから突然緊迫したシーンに変わります。(`・ω・´)
色々なシーンが満載のOPは目まぐるしいです。

島田画像


・・・え?誰?
もしかして、島田?

左之助画像


左之助画像


・・・うぎゃっ!Σ(*´д`*)
炎の中に佇む左之が格好良いです!
あれ?
新八はいないのかしら?

大鳥と榎本画像


第二期から登場の新キャラ、大鳥と榎本です。

城画像


千鶴画像


・・・ゲームのノーマルエンドのスチルと同じ?
と思ったのですが、良く見たら旗じゃなくて隊服を抱き締めています。

千鶴画像


千姫のシルエット画像


君菊のシルエット画像


・・・おおっ!
千鶴の瞳の中に千姫と君菊のシルエットが映っている!
芸が細かいな~。
二人は千鶴の味方です!

千鶴画像


守るべき物の為に千鶴は立ち上がります!
・・・やっぱり、戦う女の子は恰好良いです。

斎藤画像


斎藤画像


・・・一人対複数戦です!Σ( ̄□ ̄)

斎藤画像


・・・勝っちゃいました。
どんだけ強いの、斎藤!?(ノ∀`;)・゜・

斎藤画像


・・・斎藤と雪って物凄くお似合いだと思います。

近藤画像


・・・近藤さーん!(ノД`;)・゜・

総司画像


総司画像


総司画像


・・・羅刹姿の総司は、鬼気迫るものを感じます。(´д`)

ちー様画像


・・・うぎゃっ!
桜とちー様!!
す、素敵すぎますー!(*゜∀゜)=3

土方画像


土方画像


土方とちー様画像


・・・土方、すっごい跳躍力です!(;゜д゜)ゴクリ
流石、羅刹です!

土方とちー様画像


ちー様画像


ちー様画像


一瞬で鬼に変じます!
・・・おおっ!
額に角が四つ生えました!
不敵に笑っているお顔も素敵です!
格好良すぎます、ちー様!(≧∇≦)ノ彡☆バンバン

土方画像


刀画像


・・・どちらの刀の切っ先が飛んだのか分からないまま、OPは終わります。

OP主題歌は、吉岡亜衣加さんの「舞風」です。


<OPの総評>
第一期同様、土方で始まり土方で終わるOP形式は、やっぱり土方の為のOPだと思います。
私情が入りまくりですが、ちー様の登場がラストだけって・・・。(T_T)
だが、しかし。
鬼に変身するちー様が恰好良いので、それで良しとします!

続いては、EDです。


【ED】

土方画像


・・・あれ?
何かこの土方、幼い感じがする。(o・ω・o)

土方画像


近藤画像


新八画像


・・・おおっ!
ワイルド新八!
恰好良いです!

左之助画像


総司画像


・・・やっぱり総司が特別仕様に見える。
寂しそうな総司と狂気に染まる羅刹化した総司が印象的です。

斎藤画像


斎藤画像


・・・斎藤、格好良いというか色っぽいな~。(*´д`*)

平助と山南画像


・・・この二人がツーショットというのが、近い未来に起きることを彷彿とさせてツラいです。(/_;)
土方ルートですから・・・。

千鶴画像


土方とちー様画像


・・・お、お美しい!!
な、何!?
この素晴らしく美しいカットは!?
初めて見た瞬間、鼻血噴くかと思いましたー!
あまりに美しいのでアニメ公式サイト用のバナーとして、サイドバーに貼らせて頂きました。(*´ェ`*)

土方画像


・・・桜吹雪の中、手を差し伸べる土方ですか。
そりゃ、相手は決まってるよね~。

土方と千鶴画像


ラブラブで終わります!

・・・って、ラブラブかい!\(゜∀゜)

せっかくのちー様との緊迫した、あのワンシーンの立場は!?
ねえねえ!?

・・・はいはい、分かってますよ。
千鶴と土方の為のアニメですからね~。ヾ(´ε`;)ゝ

EDは、maoさんの「茜空に願ふ」です。


<EDの総評>
土方と千鶴の為のEDでした。
何だか一番美味しい所を千鶴が持って行った感じでした。


相変わらず、OP・ED共に綺麗で目の保養でした!
美しい物を見ると癒されます。
(OP・ED共に、YouTubeで検索すれば歌付きで見られます)

「薄桜鬼 黎明録」~「十六夜挿話」各キャラ<終章>~ プレイ感想(後編)

2011年02月17日 | 薄桜鬼 シリーズ & 十鬼の絆
※スチルと詳細なネタばれがあります。
未プレイの方は、ご注意下さい。
プレイ感想が長くなってしまったので、前後編に分けさせて頂きます。


<藤堂終章>

【最後の新選組隊士として ~藤堂の妻~】

「雪村の故郷で、穏やかに暮らす藤堂と雪村。藤堂は、自分とは違う道を辿った龍之介が今どうしているか気になっていた。」

千鶴と平助が会津で暮らし初めてから、数ヶ月が経っていました。

平助は文机に向かって何かを書いているようで、部屋に入って来た千鶴にも気が付きません。
千鶴が声を掛けると、平助は慌てふためきます。

・・・これは、もしかして!
『随想録』に出てくる、例の手紙を書いているのですか!?(;゜д゜)ゴクリ

千鶴は千姫からの手紙の返事を書く為に、平助から筆と墨を借りようとしていました。
千姫は何かと千鶴を気に掛けてくれていて、頻繁に手紙のやり取りをしているそうです。

・・・千姫、優しいな~。
あれ?
確か平助ルートって、千姫とちー様がくっつくんだよね!?щ(゜ロ゜щ) オーマイガーッ!!

今回の千姫の手紙には、長いこと行方不明だった網道が見つかったと書かれていました。

・・・そういえば、平助ルートでは最後迄、網道が出てこなかったんだよね。(´・ω・`)
ちなみに、千鶴が網道を探す為に京を訪れてから、五年が経っているということです。
・・・ということは、今の千鶴は二十歳くらい?

網道は倒幕派に捕まり、長年軟禁状態にあったようです。
網道が無事だと分かり、嬉しさのあまり千鶴が涙を浮かべると、平助が肩を抱き寄せてくれます。

・・・へえ~。
平助ルートの網道って、良い人(?)のままなのね。(´∀`)

平助も網道の行方を掴めなかったことに責任を感じていたようで、一緒に喜んでくれます。
千姫から千鶴の所在を聞いた網道が、近い内に訪ねてくるらしいと平助に伝えると、途端に慌て始めます。

「や、やべっ!網道さんが来るなら、ちゃんと挨拶とか考えねえと駄目じゃん!」

千鶴が呑気に「ご馳走を作らなくちゃ」と張り切るのを見て、平助は溜め息を吐きます。

「いや、おまえはそれでいいんだけど、オレにはもっと深い意味があるっつーか・・・!」

千鶴が首を傾げると、平助は必死に告げます。

「だ、だからその・・・!絶対幸せにしてみせますから、お嬢さんをオレにくださいって奴!」

・・・。(´∀`)ニヤニヤ
そうだよね~。
父親の承諾なしに、事実婚している状態だもんね~。(*ノε`*)ノシ

千鶴は真っ赤になりますが、やがて微笑みながら平助の手を取ります。

「大丈夫。心配しなくても私はもう幸せだし、父様もちゃんと祝福してくれると思う。だって平助君は――私が選んだ人だから」

千鶴の言葉に、今度は平助が真っ赤になります。

「・・・お、おまえなあ。オレを何回惚れ直させたら気が済むんだよ?」

・・・万年、バカップルだね~。
見ているこっちが恥ずかしくなってきます。|д゜*)

とりあえず千姫に返事を書こうと、千鶴は文机に向かいます。
何か伝えたいことはあるかと平助に問うと、平助は何かを考え込むような表情をした後、ぽつりと呟きます。

「――じゃあ、井吹。井吹龍之介って奴のことを耳にしたら教えてほしい」

平助は千鶴に、かつて新選組にいた龍之介のことを語ります。

「それからしばらく経つけど・・・。今あいつがどこで何をしてるかは、オレもよく知らない」

千鶴が「会って話がしたい?」と尋ねると、平助は懐かしそうに、それでいて何処か寂しそうに笑いながら首を横に振ります。

「ただ、オレとは違う道を辿ったあいつが、今、元気でやっているかどうか。・・・それだけ知りたいと思ったんだ」

・・・平助ーっ!
ううっ。
龍之介は江戸で、平助を見たのよ!(ノД`;)・゜・

千鶴は、龍之介の名前を手紙に綴ります。
夜になり、二人は床に着きます。

・・・総司と違って、布団は別々です(笑)!

故郷の水で少しずつ癒されているのか、羅刹の平助が夜に寝て昼に起きる生活をしていることを千鶴は嬉しく思っていました。
隣で寝ている平助の指先にそっと触れると、平助が目を覚まします。
そして、近藤、土方、総司達の夢を見たと告げます。

「あの世の酒は美味くねえから、早くこっちに来ると損するぞってさ」

言葉に詰まりながら、千鶴は明るく振る舞います。

「・・・じゃあ平助君は、皆の分も長生きしなくちゃね。近いうちに父様も、こっちに来てくれるって言ってたし・・・。変若水の研究をしていた父様なら、平助君がもっと長生きできる方法を知ってると思うから」

そう言いながら、誰よりも早く羅刹として戦ってきた平助に残された時間は少ないと、千鶴にも分かっていました。
平助が優しく微笑み返してくれます。

「・・・うん、見つかって本当に良かった。網道さんならおまえの力になってくれる。網道さんが来てくれるなら、もし、オレがいなくなってもおまえも寂しく――」
「・・・寂しいよ」

続きを聞きたくなくて、千鶴は平助の手を握り締めます。
平助がすぐに謝ってくれますが、千鶴が肩を震わせているのを見て告げます。

「・・・そっち、行っていいか?」

・・・!?(゜∀゜;ノ)ノ
何かこう、リアルでドキッとしたよ(笑)!?(*´д`*)

千鶴の布団に入ってくると、平助は千鶴を抱き締めます。

平助と千鶴画像


千鶴は平助のぬくもりを感じ、胸に顔を埋めます。
平助が確かに生きている証である、鼓動が響いてました。

「あれだけ多くの人を斬ったオレに、今さら言う資格ないかもしれないけど・・・。死にたくないなあ。・・・千鶴を残して死にたくない」

・・・平助の「死にたくないなあ」という呟きに、涙が出そうでした!
吉野さん、上手すぎです!(´;ω;`)ブワッ

平助の何の曇りもない透明な笑顔を見て、千鶴は何も言えなくなります。

「おまえは生きろよ、千鶴。オレの分も、新選組の皆の分も。寂しくても、悲しくても、おまえはちゃんと、生きてくれ」

・・・こ、これは!
ある意味、残酷な言葉だと思います。

後を追うことを許さない――。
逃げることを許してくれない――。

千鶴からしてみたら、かなりキツい約束だと思います!(ノД`;)・゜・

「・・・うん」

平助の思いを受け止め、千鶴は確かに頷きます。

・・・千鶴って本当に優しい子です。
自分のわがままで、平助を困らせたくないと思ってるんだろうな・・・。(/_;)

千鶴は、自分は鬼だから生き残った他の新選組隊士の誰よりも長く生きるだろうと自覚していました。

(私は、最後に残される新選組隊士として、もっと皆のことを心に刻みたい。)

・・・タイトルの【最後の新選組隊士】って、千鶴のことだったのですね!Σ( ̄□ ̄)

「ねえ、平助君。新選組の昔の話、もっと私に聞かせてくれる?」
「あんまり楽しい話ばかりじゃないけど、それでもいいか?」
「うん。それでも私に残してほしい。あなたの知ってること、全部。・・・私は、あなたと新選組のことを一番よく知ってる人になりたいから」

千鶴は、かつての仲間達を思い出します。

「じゃあ、おまえの知らない新選組の話、全部語って聞かせてやるよ。おまえが寂しくないように、オレがいなくなってもおまえの中に居続けられるように」

・・・これもある意味、残酷だと思いました。(ToT)

千鶴は、新選組が浪士組と呼ばれていた頃の話を聞きます。
平助の存在をもっと感じたくて、千鶴は平助に身を寄せます。

「ねえ、平助君。・・・私、あなたに会えて良かった」
「・・・オレも、千鶴を好きで良かったよ」

きっと、これから先も、平助は自分の中に生き続ける――。
千鶴はそう感じて、これからも生き続けることを誓うのでした。


~了~


・・・だーっ!(ToT)
何、この悲しい終わり方は!?(ノД`;)・゜・
『黎明録』の平助の<終章>、哀しすぎるんですけどっ!?




<原田終章>

【続いていく未来 ~原田の妻~】

「仲間と戦うよりも、雪村と生きる道を選んだ原田。雪村は、彼がそのことで自分を悔いることがあるのではと不安になる。」

左之助ルートのラストで、龍之介達の前から逃げるようにして去った千鶴視点で始まります。

龍之介と左之助のことを考えていた千鶴の耳に、左之助の声が聞こえます。
驚いて振り返ると、どうやら走って追い掛けてきたらしい左之助の姿がありました。
気を遣う千鶴に、左之助は笑い掛けます。

「千鶴、おまえをひとりにしときたくねえんだよ。こんな美人に連れがいなけりゃ――どうせ若い男どもがこぞって誘いに来るぜ?しっかり見張らねえと心配でたまんねえよ」

・・・!( ゜Д゜)・∵. ブハッ
左之助の盲目フィルター、どんだけっ(笑)!

しかし、冗談口調で告げる左之助の心配事が別にあることを、千鶴には分かっていました。
千鶴を狙っていた鬼の事や、今も戦い続けている新選組の事――。
千鶴が気に掛けている事が山程ある事を知っていて、なるべく一人にしないよう気を遣ってくれているのでした。

・・・左之助、優しいな~。(*´ェ`*)

二人は手を繋ぎながら、一緒に晩ご飯を作る約束をします。

・・・チャーミーグリーンか(笑)!

更に千鶴は、いつも左之助の好きな料理ばかり作っていると、プレイヤーに惚気てくれます!

・・・ラブラブで良かったね!(*ノε`*)ノシ

二人は、江戸にある千鶴の実家で暮らしていました。
千鶴が考え込んでいると、左之助が気付いてくれます。
本当に今の暮らしで左之助に悔いはないのか、と考えてしまうと千鶴は打ち明けます。
しょんぼりと肩を落とす千鶴の頭を、左之助は撫でてくれます。

・・・夫婦になった今でも、頭を撫でてくれる左之助が素敵です!(*´д`*)

不意に左之助は、再会した龍之介のことを語り始めます。
新選組を抜けて舞妓と駆け落ちをしたと嬉しそうに語る左之助に、千鶴もつられて微笑み返します。
そして、新選組にいた頃から、「女のためにすべてを捨てる生き方」について考えてきたと告げます。

「心の底ではずっと憧れてたんだ。そういう道を選んだあいつらを羨んでた」

左之助は千鶴に優しく笑い掛けます。

「すべてを賭けられるくらい、惚れ込んじまう相手がこの世のどこかにいるなんて――あの頃の俺には信じられなかった。けど今ならわかる。・・・千鶴。おまえが、俺の【全部】だ」

それぞれの人生に、全てを賭ける【道】があることを思い、千鶴の目から涙が零れます。
左之助が他を捨てて迄、全てを賭けるのは【雪村千鶴】という存在――。

千鶴と左之助画像


「これからの話もしようぜ。俺たちの命は、ここで終わったわけじゃないんだからよ」

左之助が千鶴の肩を抱き寄せて告げてくれます。
嬉しくて止めどなく流れる千鶴の涙を、左之助は優しく拭ってくれます。

「過去を振り返るのも悪かないが、ふたりの未来はまだ続いていくんだから、気を抜いてる暇なんてねえだろ?」
「じゃあ、左之助さんは私たちの未来がどこに続いてるんだと思いますか?」

何の気なしに千鶴がそう口にすると、左之助は揺るぎない声音で即答します。

「行き先は水平線の向こう、遙か彼方にある俺たちがまだ見ぬ大陸。・・・なんてのはどうだ?」
「・・・・・・」

突然のことに千鶴が何も言えないでいると、左之助は言を続けます。

「なあ、千鶴。夢物語に聞こえるだろうが、待っててくれ。絶対に俺が叶えてやる。惚れた女のためだからな」

その言葉に、左之助は自分を守る為に海を渡ろうとしていることに千鶴は気付きます。
何処迄も深い左之助の愛情を思い、一度は止まりかけた千鶴の目から再び涙が溢れます。

「千鶴。これからはもう、おまえが鬼って立場に縛られる必要のない場所で生きていこう」

二人でなら何処でだって幸せに生きていける――。
千鶴はそう確信するのでした。


~了~


・・・左之助ーっ!(ノД`;)・゜・

本当に、何処迄も良い男です!
左之助の<終章>が、夢いっぱいで終わって良かったです!
やっぱり左之助は羅刹になってないから、千鶴と平穏に生きていけるのが良いです!




<終章>

【共に歩く、新たな道 ~風間の妻~】

「雪村を迎えに来たはずの風間だが、未だ江戸に留まっている。彼は、雪村の覚悟が決まることを待っているのだと言う。」

・・・いやっほーい!☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ

「十六夜挿話」のラストを飾るのは、ちー様の<終章>です!
か、「風間の妻」ですってよ!
ちょっと、奥さん!聞きました!?(*ノε`*)ノシ

千景が千鶴を迎えに来てから、数ヶ月が経っていました。

・・・ちー様、千鶴の家でどうやって過ごしているの?
まさか、ヒモとか?(;゜д゜)ゴクリ

風間立ち絵ゲーム画面画像


・・・初っ端から、ちー様の立ち絵に吹かせて頂きましたーっ(笑)!(゜∀゜;ノ)ノ
何で、そんなに派手な着物なの!?(ノ∀`;)・゜・
キンキラすぎる・・・。
もしかして、その格好で患者さんの前に出てるとか?
さぞ場違いで、失笑を買っているんじゃ・・・!(´;ω;`)ブワッ
「お母さん、あの人の着物・・・」
「見ちゃいけません!」
子供が指さすのを母親が慌てて止める・・・という光景が浮かびました(笑)。

馴染んでいる千景を見て、千鶴は思わず問い掛けます。

「――あの、風間さん。いったいいつになったら西に行くんですか?」
「ほう。どうやらおまえは、一刻も早く俺と祝言を挙げたいとみえる」

・・・プラス思考のちー様が素敵です!(*´д`*)

力一杯否定する千鶴に、千景は笑います。

「そう急くな。今はせいぜい江戸に名残でも惜しんでおくがいい。どのみち鬼の地に着けば、おまえは俺のことしか考えられなくなるのだから」

自信たっぷりに告げると、千景は診療所の戸締まりを始めます。

・・・ちー様が戸締りしてる!(;゜д゜)ゴクリ
更に、千鶴の片付けを手伝ってくれます!!

千鶴曰く、「近所の人に若夫婦と勘違いされ始めたのは問題かも・・・」ということです。

・・・ちー様、「周囲から固める作戦」ですね!(´∀`)b

人の話を聞かない強引な千景に向かって、千鶴は告げます。

「・・・。私、風間さんのそういう強引なところが嫌いです」

・・・千鶴、ついでに「その格好も・・・」と言ってやった方が、ちー様の為じゃ・・・。|ω・`)
ち、違うよ!?ちー様!
好きだからこそ、心を鬼にして言ってるんだよ!?
その着物で一緒に並びたくないな~とか、歩きたくないな~とか・・・そんなこと思ってないよ!?Σ(|||▽||| )

千鶴が恨みがましく告げると、千景は悲しい顔をします。

「・・・そう、か。おまえはそれ程までにこの俺のことが嫌いか」

・・・えっ!Σ( ̄□ ̄)
え、演技だよね・・・?

千景の予想外の反応に、千鶴は驚きます。

「え?あ、あの、そういうわけじゃ」
「では、俺のことを愛しているのか?」

・・・ちー様、両極端すぎっ!\(゜∀゜)

「それはその・・・。嫌いではない、というか」

千鶴がもごもごと言い訳すると、千景が寂しそうに告げます。

「俺が聞きたいのは、俺のことを愛しているか、嫌っているかの二択だ」

・・・だから、両極端な二択だっつーの(笑)!

「事ここに至っても俺を拒絶すると言うのなら、俺はおまえのことを諦めよう」

・・・こ、これは!
ちー様、押して駄目なら引いてみる戦略ね!
またの名を、「捨てられた子犬作戦」ですね!(`・ω・´)

信じられない千景の言葉に、千鶴は千景の瞳を覗き込みます。

「ほ、本気でいってるんですか・・・!?」
「本気に決まっているだろう。俺は嘘など言わん」

もし、千景が去って行ってしまったら、自分はまた一人になってしまう・・・。
蝦夷から江戸に戻って、一人で千景との約束を思っていた日々を思い出し、千鶴の胸に寂しが蘇ります。

「か、風間さんのことは・・・。どちらかというと・・・・・・好きです・・・・・・」
「・・・本当か?」
「だ、だから、その・・・。・・・あ、愛しています・・・!」

・・・千鶴、まんまと千景の手の上で踊らされています。(´∀`)

「・・・俺を愛しているのだな?確かにこの耳で聞き届けたぞ」

先程迄の憂えた表情は消え、千景はにやりと笑います。
騙されたと知った千鶴は、顔を真っ赤にしながら千景を無視して後片付けを始めます。
すると、千景の呟きが聞こえます。

「――俺が待っているのは、おまえの覚悟だ」

千景の言葉を聞いて振り返る千鶴に、千景は龍之介のような『在りし日の影を追う亡霊』達のことを話します。
そして、千鶴の目を覗き込みます。
それは、千景の無言の問い掛けでした。

自分もその「亡霊」なのだろうか・・・。

答えられない千鶴に、千景は言を継ぎます。

「西の鬼は既に薩摩藩の手を離れ、人里離れた隠れ里へと居を移した。俺は鬼の頭領として、皆の暮らしを守っていかなければならん。やるべきことがいくつもある。おまえも俺と来るならば、頭領の妻として課せられることは多い。・・・そして、亡霊にその役目は務まりはしない」

・・・隠れ里ってことは、日本国内ということでしょうか。
物凄い山奥で、見つからない場所なんでしょうか。(o・ω・o)

「・・・未だ前を向く覚悟がないならば、おまえを連れて行くわけにはいかん」

千景は冷たく言い放つと、千鶴に背を向けます。
千景の背を見た途端、千鶴は弾かれたように千景の背にすがりつきます。

千鶴と風間画像


・・・このちー様、格好良い!!(*゜∀゜)=3

「・・・あなたは、意地悪です。そして横暴です。私がどれだけ新選組のことを大切に思っているかを知っていて、そんなことを言うんですから」

千鶴は新選組のことを思い出しながら、震える声で告げます。

「あなたは私に、それさえ許さないというんですか・・・?」

その言葉に、千景はフッと笑います。

「あるいは、そうかもしれん。俺は存外嫉妬深いようだ」

・・・嫉妬深くて独占欲が強いちー様、素敵です!(*´д`*)キュン

何処か自嘲気味に笑う千景に、千鶴は首を横に振ります。

「新選組と共に過ごした日々は、私にとって大切な思い出です。だから、何を言われようとも彼らのことを忘れることはできません」
「・・・・・・そうか」

・・・「・・・そうか」と答えた、ちー様が何となく寂しそうです!(´・ω・`)

「ですが、今の私には、あなたと離れることも考えられない」

千鶴は胸がいっぱいになり、千景の背に頬を強く押し付けます。

「・・・私は、彼らの思い出に縋るのではなく、抱えたまま、あなたと添い遂げます」

・・・千鶴、言ったーっ!ヽ(*`□´*)/

千鶴の言葉に、千景は驚いたような、それでいて感心したような笑みを浮かべます。

「欲が深いな、我が妻は」

・・・ちー様、嬉しいだろうな~。(*´ェ`*)

「それくらいでなければ、あなたの相手は務まりません」

千鶴は微笑を浮かべながら、千景に答えます。

「だから・・・連れて行ってください。あなたと共に――」

その時、二人の周りに春の風が舞い込みます。

「・・・もうじき桜が咲くな」
「そうですね・・・」

きっと、これからも桜を見る度に、桜のように散っていった『彼ら』のことを思い出すだろうと千鶴は胸の内で考えます。

「・・・そろそろ、江戸を発つか」
「・・・西に、向かうんですか?」

千景の言葉に、千鶴は尋ねます。

「ああ。ここに来たときから、江戸を発つなら桜の咲く時期にしようと決めていた」

・・・ちー様、優しいな。(/_;)

千鶴も微笑みながら、頷き返します。

「はい。桜の咲く中、出かけましょう――」

桜の咲く道を二人で歩く姿を想像しながら、千鶴はこれから一緒に生きていく人の肩に寄り添うのでした。


~了~


・・・いい話じゃないかーーーっ!(ノД`;)・゜・

実は、しっとりした大人の雰囲気漂う二人に驚きました(笑)!
『薄桜鬼』本編のちー様エンドのその後・・・という感じで、大変満足です!!

おめでとう!
ひたすら待ってたのが報われて良かったね!ちー様!\(^o^)/


【全体感想】

各攻略キャラの感想でも散々突っ込ませて頂きましたが、とにかく主人公である龍之介の性格が残念でした。(´・ω・`)
龍之介次第で、今作の『黎明録』はもっと良くなっただろうと思います。
万人に受け入れられる主人公作りは難しいと思いますが、乙女ゲーで敢えて男主人公にしたのですから、そこはもっとプレイヤーを意識して制作側には頑張って貰いたかったです。

結論:
乙女ゲームに男主人公は微妙だと思う。
そして、『薄桜鬼 黎明録』のジャンルは「乙女ゲーム」ではなく、「一般ゲーム」扱いだと思う。

『薄桜鬼~新選組奇譚~』以上のボリュームで、黎明期の新選組に起きた事件を史実を元に詳細に描いていたと思います。
(ちなみに、『薄桜鬼~新選組奇譚~』のプレイ期間は約2週間、総プレイ時間は約41時間でした)
ゲーム内に病名は出てきませんが、芹沢が梅毒だったことまで詳細に扱っているのですから、充分「一般ゲーム」の「歴史ADV」でも通用すると思います。
「乙女ゲーム」にしてしまったことで、私にはただの「キャラゲー」に思えてしまいました。
まあ、実際にキャラが人気あるから、乙女ゲーとして売れるのでしょうが(笑)。


以上で『薄桜鬼 黎明録』のプレイは終了です。

総プレイ時間は145時間40分、
プレイ期間は約三ヶ月ですが(2010/11/07プレイ開始、2010/11/26ブログアップ開始)、実際のプレイ日数を数えたら約40日でした!

総プレイ時間にはメモを取っていた時間も含まれておりますので、恐らく実際のプレイ時間は半分程だと思います(笑)。

・・・それでも、70時間以上か~。orz

約三ヶ月というドラマ一本分の長さのプレイ感想になってしまった『薄桜鬼 黎明録』にお付き合い頂き、

本当にありがとうございましたーっ!m(__)m

暫くゲームは封印し、この三ヶ月で溜まりに溜まった諸々を消化しようと思います。
それではまた、次のゲームのプレイ感想迄暫く間が空くと思いますが、何かアップした際はよろしければ覗いてやって下さい。


P.S.
ささやかなお礼を用意させて頂いてますので、あともう一回『薄桜鬼 黎明録』記事にお付き合い頂ければと思います!