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Sakita Blog

1級建築士事務所Sakita Space Design主宰
崎田由紀のブログ。

N邸インテリアコーディネート

2009-05-26 15:18:36 | 建築

新築マンションのコーディネートを依頼されました。高齢の男性一人暮らし。
照明、カーテンと一部家具。
Window
カーテンと照明。暗くてよくわかりませんねえ。照明はオーデリック。
Oc006657l
Light
カーテンと照明。
Sofa
ソファとリビングテーブル。クッションは引っ越しお祝いのプレゼントです。
いずれもアクタスにて購入。
Vitesse_sofa Ren




ソファはアイラーゼンのVittesse。リビングテーブルはRENシリーズ。
Dinning
ダイニングセットはテーブルがREN。椅子が日進木工。
照明がルイス・ポールセンのTOLDBOD。これがなかなか雰囲気があってよかったです。
600p3007w
この他にキッチンの中にキッチンボードを購入しました。
家具の色が建具や床とぴったりとあって落ち着いた感じに仕上がりました。

Kitchenboard

Nemoto

5/22にキッチンボードが入りました。naonutsさんの疑問だった電子レンジもおさまりましたよ~。


始末書、、、涙。

2009-04-21 00:13:11 | 建築

「建築士法第23条の6の規定による設計等の業務に関する報告書」を、東京建築士事務所協会に提出しないとならなくなりました。法改正でいろいろとやらねばならぬことが増えている日々。。。年度末から3ヶ月以内に提出、とのことでしたので、3月締めということで4月17日に提出へ行ったところ、、、。「個人事務所は12月締めなので、期限切れですので、始末書を書いて下さい。」とのこと。。。いきなり始末書を書かされました。罰金がなくてよかったけど。
報告書の提出には費用はかかりません。閲覧可能な書類となるそうです。

5月に1級建築士の定期講習、6月に管理建築士講習を受講する予定です。こちらは有料でそれぞれ1万円以上します。。。
土曜日に先輩方と話していたら、3年ごとに更新なんだから、期限終了ギリギリに受けた方がいい、とのこと。。。そうか、そういう考えもありますねえ?でもなんとなく「受けなきゃ~」と申し込んでしまいました。今年受講すると次は皆さんが「ギリギリ」狙いの平成24年度??1回分損しちゃったかな???涙。

いろいろ大変なので、情報を得るために東京建築士会にも加入しました。これも年21000円の会費が必要です。東京建築士事務所協会は入会金が3万円で会費が月6500円。年間78000円!高い!ので入れません。。。

姉歯事件のようなことが二度と起こらないように、、、との改正基準法および改正建築士法ですが、なんだか外郭団体がもうかるようになっているような気がしないでもない~。


12/5代々木上原三軒の長屋オープンハウス

2008-12-18 12:22:30 | 建築

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同窓の永峰さんの設計した代々木上原三軒の長屋のオープンハウスへ行って参りました。外国人向け賃貸住宅です。変形敷地に変形プランのとてもユニークなプラン。クールなデザイン。施工者泣かせ?な納まりに、大変感心して帰って参りました。
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主寝室専用の水回り。ホテルのようですね。
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外壁同様に、型枠に模様を施して彫り込んだ植物モチーフの文様。ガラスにも同じ柄のプリントがしてあります。
まいちゃん、オープンハウスの見学、ありがとうございました。大変参考になりました。


旧林家住宅

2008-11-16 20:36:52 | 建築

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住居の会見学会の後、国登録有形文化財建築物「旧林家住宅」を訪れました。
この旧林家住宅は、明治24年の濃尾自信で倒壊した美濃路起(おこし)宿脇本陣の跡地に建てられたもので、江戸時代の伝統的な町家建築の様式を伝えるものとして国の有形文化財に指定された。
画像はクリックすると大きく表示されます。
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江戸時代の脇本陣の庭は間取り図に描かれていたので、その図をもとに建物の施主林英太郎氏の子、林幸一氏が昭和初年から昭和11年にかけて指示をして作庭したものである。
左:枯れ池(心字池)。砂利で水を表現している。
右:紅葉の庭。
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左:孟宗竹の竹林。右:裏座敷の手水鉢と水琴窟。
日本庭園では「音」が重要な要素になっていて、水のしたたる音が反響する水琴窟は庭園の演出となる。
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左:母屋の続き間。右:裏座敷の続き間。右の部屋(御上段)は天井も柾目、長押も角材だが、左の部屋(二ノ間)は天井は板目、長押は丸太材と意匠が異なる。
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左:奥座敷から庭を臨む。障子、ガラス戸によって縁取られた庭はまさに一幅の絵のよう。ピクチャーウィンドウ。
右:奥座敷の書院から切り取られた庭を臨む。
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左:主屋の手水鉢と水琴窟。
右:回遊式の庭園はぐるっと1周散策を楽しめ、それぞれに異なる表情を見せる。
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懐石料理 末木

2008-11-16 17:29:23 | 建築

住居の会の見学会で尾張一宮の料理店「末木」ヘ行きました。
お料理などはP1030561  
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大正8年創業のこちらのお店で特に印象的なのは、やはり敷地の中央に配置された水田です。訪れたときは稲刈り後で、寂しい感じでしたが、夏の水をはった青田や秋の黄金色にたなびく稲穂は、いかばかりか、、、と想像できます。
お庭は雑木林風というか、この時期すすきやホトトギスなどの野草がさりげなく配置されていて風情があります。
建物はお茶懐石のお店だけあって、数寄屋造りですが、なんでも古いお家が取り壊される度にいろいろなパーツを譲り受けて利用しているらしく、要所要所に面白い意匠が見られます。
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欄間も、陶器がはめ込まれていたり、透かし彫りの市松模様だったり。
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P1030556 フラミンゴ???のようなデザインの引手や、雷天井という不思議なデザイン。
何ということもない天井や壁も、カゴ状の照明のかさの効果で、不思議な陰翳を作ります。



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上左:玄関脇のクロガネモチの大木。尾張ではこの木を「フクラシバ」と呼び、「福」にかけて縁起のいい木とされる。
下左:つづれ折りの石畳は三河の八つ橋(伊勢物語)の意匠だとか。