長崎県がブラザー工業連携協定を締結した。ブラザー工業は、燃料電池や配送システムの開発・販売など水素事業に注力しており、水素関連分野への県内企業参入を促し、県内企業と連携して水素事業の普及拡大を図る。ブラザー工業は「PureEne(ピュアエネ)」ブランドで水素事業そ推進している。水素燃料電池とバッテリーのハイブリッド型「AC-UPS」を開発、2022年から販売開始している。成田空港に84セットが2023年に採用されている。また電柱のような水素パイプラインの空中配管システムの実証実験を福島県浪江町で行った。気体の水素を取り込める「水素吸蔵合金」を活用した充填・配送システムも開発している。名古屋市内の自社工場で、太陽光発電によって製造したグリーン水素を水素吸蔵合金の燃料ケースに充填し、トラックで運搬自社の燃料電池に使い、電力供給する取り組みも行っている。
JMホールディングスの子会社で業務用食品スーパー「肉のハナマサ」を展開する子会社の花正が、関西の「スーパー玉出」を運営するフライフィッシュと業務提携を行う。花正がプライベートブランド商品を供給し、フライフィッシュの店舗で取り扱う。花正はフライフィッシュから大阪市にある8店舗を2024年9月に譲り受ける。
ヒューリックは、日本ビューホテルを2019年6月に買収している。日本ビューホテルは、浅草ビューホテルなどを約20のホテルを運営していた。2023年10月にはヒューリックホテルマネジメントが日本ビューホテルを吸収合併している。
225年の大阪・関西万博における「空飛ぶクルマ」の商用運航を断念する方向である。運航事業者に選定された4グループのうち、SkyDriveと丸紅の2グループが既に商用運航を断念した。性能や部品の安全性について国の承認を得る対空証明を万博までに取得しない方針。「空飛ぶクルマ」と言っているけど、実際は人を乗せた大型ドローンである。
2023年2月には運行事業者として、5グループが選定されている。ANA、JAL、ジョビー・アビエーション（トヨタが出資する米ベンチャー）、SkyDrive、丸紅の5グループ。他の陣営はどうなるのか？
千葉県佐倉市のユーカリが丘ニュータウンを走る山万ユーカリが丘線で全国初の鉄道改札において顔認証を導入した。利用者は事前に専用サイトでクレジットカード情報と顔を登録し、改札に設置されたタブレットに顔をかざして乗車する。山万コミュニティバスにも同様のシステムを導入する。
