雪が降る・・・
これは数少ないコルト現役時代の写真。
ネガは無くベタ焼きの小さな写真をスキャンしたものなので粗いのが残念。
撮影された年代は不明ですが恐らく昭和53年頃ではないかと推測されます。
大雪(横浜にしては)が珍しいので父が写したのでしょう。
この写真のタイヤをご覧下さい。
純正ホイールキャップが付いている事が分かります。
(よ~く写真を見ると「オーバーフェンダー」?になって・・・)
オリジナル志向の私のコルトですがタイヤとホイールは他車のもを長年付けています。
いつ頃、ホイールキャップがオリジナルでなくなったのか定かではありません。
ただ、小学生の頃だったか父がタイヤを変えに行くと言うので付いて行くと向かったのはタイヤ屋さんではなく自動車解体屋さん。
「タイヤは中古をホイールごと解体屋から買うもの」という事を初めて知った。
サイズだけ同じなら何でもいいとの事だったが確か私は
全部白い線が入ったタイヤがいいと言うと白いのは一つしかなかった。
私も手伝おうと
解体屋のおじさんがタイヤの山の中から選ぶのを待つ。
選ばれた中古タイヤを私はコロコロと転がしながら運ぶ。
「お父さんに空気圧をいくつにするか聞いて来て」
伝令宜しく父に聞く。
その答えをおじさんに伝えにまた走る。
あの時に初めて父のコルトの手伝いをしたのかもしれない。
普通に家の道具として使っていた車なので私が免許を取り数年後まで
「4輪全てタイヤメーカーバラバラで一本だけホワイトリボンタイヤ」という状況でした。
(これぞ天然系ともいえるか?)
その頃に撮影した写真。
板金塗装をする前なのでボディはかなり酷い状態なのですが
写真を撮る前に「水」を掛けたのできれいに見えるだけ。
サイドモール先端は欠品です。
左前輪だけがホワイトリボンタイヤなのです。
タイヤを履き替えると言っても廃車から外されたホイール付きのを買うのでこの時に純正ホイールと別れたのだと思う。
書いていて思い出した。そのホイールに付くキャップも渡されたのだ。
何でキャップはあるのに別のを渡されるんだろうと思った。
(その意味を知ったのは27歳でノスタルジックヒーローの取材を受けた際に知る事になる。
その頃は「別にそこまでオリジナルじゃなくったって」と思っていた頃だったが本に載せてもらうならオリジナルにした方がよいと思い
物置から出してもらったが形状が違い取り付けられない事を理解した。
なので掲載誌74号には「ただかぶせてあるだけ」の状態で撮影しています)
免許を取って念願のコルトをバイアスタイヤで走り始めたがさすがに劣化してひび割れが出てきた。
バイアスタイヤは既に生産終了。かといってラジアルタイヤは履きたくない。
そんな時に旧車部品を扱うお店から
「デッドストックのバイアスタイヤが出てきた、しかもホワイトリボン付きだ」
時は1994年(平成6年)の事です。
つづく
久しぶりの更新となります。
前からバイアスタイヤネタの下書きをしていましたが未だに完成しません。
ちょっと長い話になるので尻切れにならないように書きあげてから書こうと
思いましたが・・・とりあえず載せてみます。
カラー写真、ライトにみごとピントが合って被写界深度の影響か風景から抜き出ています。100系コロナ用でしょうか他車のホイルキャップ流用は当時のオーナードライバーのドレスアップでありましたよね。
彩雲家を繋ぐコルトの凛々しい姿、良いです。
バイアスタイヤの角っとした質感、操安性はともかくとして味があります。
次回はどうなるの~
>>ピントが合って~
ありがとうございます。そういえばこの頃は親のスチールカメラで手動でピントを合わせていました。
ホイールは100系コロナのだと知ったのは数か月前です。
ところで「爪付き」っていまいち分からないのですが
ハーフキャップをはめる為に3つ出っ張っているのが
「爪付き」という事で宜しいのでしょうか?
仲間もそう呼んでいましたので…
お父様のカメラはなんでしょうか?ウチは親父の初代キャノネットをいじくりまわして、初めてちゃんと撮れた時には感動したものです。
今は、なんでもオートですが、仕上がるまで結果が分からないというもどかしさが懐かしい…
「爪付き」ありがとうございます。検索しても出て来ないので困っておりました。
さてカメラですがペンタックスでしたが型番は
不明です。どこかに眠っているのでしょうが・・・