夜にふと、コルトで走りたくなる時があります。どこに行くという目的はないけれど、走りたくなる。
私も私のコルト1100も「走り屋」というものではない。
ただの旧い国産小型乗用セダン。最高速度も頑張って100㌔といったところだからスピードを求める車ではない。
それでもコルトのハンドルを握って約15年。我が家にやってきてから数えると約30年。
弁当箱のような四角いスタイル。60年代マル出しなテールランプ。軽快なエンジン。ふわふわな足回り。タクシーのような4速コラムシフトにベンチシート。のどかなエンジン音等…
全てが自己満足だが私にはこれ以上の車はないし、未だに飽きない。
そんなコルトと出掛けるのが好きだ。
あいにくと外はかなりの雨。旧車だと雨の日は乗らない、という人もいる。その気持ちもよく分かるが私はコルトで雨の中を走るのが好きだったりします。
最近は忙しくて洗車をしてないので、せめてボンネットだけ雑巾で拭き上げてワックスを掛ける。
ワックスを掛けた後、雨水が跳ねるのがとても好きなのです。
(五木寛之さんの小説『雨の日には車をみがいて』の影響だったりします)
車内に入り電磁ポンプのスイッチを入れてクラッチを踏み込みアクセルを踏みながらイグニッションキーを捻る。
2回目のクランキングでエンジンが掛かった。チョークを使わないで掛ける事に季節感を感じる。
暗い室内の右隅に赤くハンドブレーキ警告灯が灯る
その赤いランプを見ると「警告灯」なのに安心する。
無事に「起きたな」と思うと同時にノスタルジックな雰囲気も気にいっている。
環状2号の広い通りへ出ると時間も遅いので道は空いている。
エンジンを引っ張らずに高いギアにシフトアップしながらどこに行こうか、とあてもなく走る。
もう少し早く出ていれば銭湯に行ってノンビリ出来たのだが遅かった。
『小雀信号所』にでも行ってみるか
そう思い国道1号線に向かった。
続く
私も私のコルト1100も「走り屋」というものではない。
ただの旧い国産小型乗用セダン。最高速度も頑張って100㌔といったところだからスピードを求める車ではない。
それでもコルトのハンドルを握って約15年。我が家にやってきてから数えると約30年。
弁当箱のような四角いスタイル。60年代マル出しなテールランプ。軽快なエンジン。ふわふわな足回り。タクシーのような4速コラムシフトにベンチシート。のどかなエンジン音等…
全てが自己満足だが私にはこれ以上の車はないし、未だに飽きない。
そんなコルトと出掛けるのが好きだ。
あいにくと外はかなりの雨。旧車だと雨の日は乗らない、という人もいる。その気持ちもよく分かるが私はコルトで雨の中を走るのが好きだったりします。
最近は忙しくて洗車をしてないので、せめてボンネットだけ雑巾で拭き上げてワックスを掛ける。
ワックスを掛けた後、雨水が跳ねるのがとても好きなのです。
(五木寛之さんの小説『雨の日には車をみがいて』の影響だったりします)
車内に入り電磁ポンプのスイッチを入れてクラッチを踏み込みアクセルを踏みながらイグニッションキーを捻る。
2回目のクランキングでエンジンが掛かった。チョークを使わないで掛ける事に季節感を感じる。
暗い室内の右隅に赤くハンドブレーキ警告灯が灯る
その赤いランプを見ると「警告灯」なのに安心する。
無事に「起きたな」と思うと同時にノスタルジックな雰囲気も気にいっている。
環状2号の広い通りへ出ると時間も遅いので道は空いている。
エンジンを引っ張らずに高いギアにシフトアップしながらどこに行こうか、とあてもなく走る。
もう少し早く出ていれば銭湯に行ってノンビリ出来たのだが遅かった。
『小雀信号所』にでも行ってみるか
そう思い国道1号線に向かった。
続く
とても恐縮です。いや、でも私の文章は日本語や句読点もオカシイので、そのようなお言葉を頂くと汗が出てきます。
続きを書きたいのですが何故か忙しかったりで来週位になってしまうかもしれません。