あのコルトを狙え

TOKYO2020 子供たちに負債を(笑)

また一つ消える市電遺跡

2013-02-12 00:03:33 | ヨコハマ

休みの今日は久しぶりにコルトを出して日本郵船ミュージアムにポスターを買いに行ってきました。

せっかく港まで来たので山下公園前の氷川丸を眺めて港の見える丘公園を通って帰ろう。

幼少の頃と違いすっかり観光地化されてしまった街を見ながら快調に走っておりました。

港の見える丘公園を右折して外国人墓地前に出た時のこと。

何か違和感を感じる。

あ、歩道が!・・・・

普通のアスファルトになっている!

 

元町公園前付近(引き返したので反対側の画像。電話ボックスを入れたのは熱海の公衆電話第一号と同じだから)

外国人墓地一帯の歩道は廃止された横浜市電の敷石を敷き詰めておりました。

「石畳」のようでヨコハマらしく私はとても好きでした。

もちろんここには市電は走っておりません。廃線になった電車道から持って移設されたものです。

横浜から路面電車が消えて40年が経ち

ここの石畳が横浜市電の敷石だった事を知る人もあまりいないのかもしれません。

工事を担当する市の人間がそれを知らなかったら「路面改良工事?」で消えて行くのでしょう。

知っていても大人の事情で敷石は剥がされ工事は進むのかもしれません。

廃止された時に交通局が一枚¥50~¥100で希望者に販売もされました。

私の親戚の家にも残っていますし市の体育館前にも同じ敷石を見る事が出来ます。

代官坂から地蔵坂までの歩道は今のところ残っていました。

ただの石かと思えどこれもヨコハマの貴重な遺跡の一つだと思います。

神奈川新聞が取材して市に訴え現在残された部分だけでもこのままにしてくれないかな~。

さて久良岐公園の横浜市電1156号の車内公開イベントが2月17日(日)に開催されます。

時間は正午から14:30までとのこと。

 追記(2/15)

石畳は歩き辛かったようです。

http://sumai-machinami.net/report/report2_2_19.pdf

↑3ページ目に記されております。

 

 

 

コメント (4)
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